トヨタが「プリウス プラグインハイブリッド」のリース開始、市販は2年後

 トヨタ自動車は2009年12月14日、「プリウス プラグインハイブリッド(PHV)」のリースを開始した。2010年前半にかけて、日・米・欧の特定顧客を中心に約600台を順次納入していく。2年後には年間数万台規模で、一般向けに手の届く価格での市販を目指している。
12月15日5時31分配信 nikkei TRENDYnet
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091215-00000000-nkbp_tren-ind


トヨタがいよいよプラグインハイブリッドを発表。
今回はリースの600台限定。価格は525万円。2年後の一般販売を目指すとのこと。
525万円は高いですね~。

性能面では、

電池容量 5.2kWh (i-MiEVの3分の1程度)
フル充電に100Vで約3時間
フル充電状態でのEV(電気自動車)走行距離 23.4km(JC08モード)

EVモードで23.4kmというのは少ない気がしますが、3時間の充電なので
この位なのでしょうか?私の感想としては、全体にちょっと中途半端な
気がします。

今後、電気自動車、プラグインハイブリッドとエコカー競争も激しくなっ
てくることでしょう。ただ、気になるのが、ガソリンが電気に代わって
本当にエコ、CO2削減になるのか?という点。

NOx、SOx等の排ガスを出さないというのは環境に良いのは間違いない。
ですが、走行中にCO2を出さないとはいえ、発電時には、CO2を排出して
いるわけです。日本の現状は、石炭火力の増加で発電時の原単位は増えて
きている。再生可能エネルギーも微々たるもの。CO2対策では原子力頼み
だが、原子力発電所を増設するのは難しい。

家庭のCO2排出量の増加原因は、給湯、暖房それに調理まで灯油やガスから
電気にエネルギーが置き換わった結果だと思う。発電時のCO2排出量を減ら
さない限り、電気自動車の普及で同じ事が起きるだろう。
電気自動車、プラグインハイブリッドが「エコカー」と言えるのか?
これは発電時の排出量削減にかかっている。


2009/12/15 更新 旧暦では10月29日 明日は新月です。
12月も半ばですが、暖かい日が続いています。
うちの暖房はまだこたつのみです。



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