心配ないさ~

ふくたまの日常生活のつぶやき

ライオンキング福岡 平成20年9月21日(日)マチネ

2008年10月07日 22時37分13秒 | 劇団四季
平成20年9月21日(日)
ライオンキング in 福岡シティ劇場 13:00~

少し前の観劇の感想です。

【本日のキャスト】
ラフィキ…遠藤 珠生
ムファサ…内海 雅智
ザズ…井上 隆司
スカー…川地 啓友
ヤング・シンバ…福島 滉史郎
ヤング・ナラ…宮脇 咲良
シェンジ…松本 昌子
バンザイ…太田 浩人
エド…遠藤 剛
ティモン…江上 健二
プンバァ…川原 洋一郎
シンバ…三雲 肇
ナラ…熊本 亜記

お盆から1ヶ月ぶりに福岡に帰ってきました。

前回の帰省では、肉体的、精神的にも疲労のピークでした。
帰省の間も体力が全く回復しませんでした。
それから1ヶ月が経ち、仕事環境にも慣れ、体調管理を少しだけ
ちゃんとすると、肉体、精神共に調子が良くなってきました。

人間、きつい時ってやっぱりありますよね~。
そのきつい期間をどれだけ短くできるかが大事だと思います。

そして、日々の生活習慣・食生活というものが何より大切だな~と
思う今日このごろです。

さて、福岡に帰省したならば、地元の劇場に1回は通うのは
習性みたいなものですね。

入り口をくぐり、長いエスカレーターを上って行きます。
右に曲がりキャスト表をチェック。
入り口のキャスト表は見ないで、ここまで我慢するのがミソです
(やってる人、結構いると思いますが…)

日曜にキャストの変動があることはあまりないので、
キャスト表でまず最初に目が行くのはヤングズですね。

「今日こそはなぎちょんでありますように~」と祈りを込め
ヤング・ナラに目をやります。すると、

ヤング・ナラ…宮脇 咲良

と書かれているではありませんか。

え…、誰ですか?と2、3秒考えてしまいました。
そういえば、1、2ヶ月前に追加オーディションやっていたなぁと
思い出しました。
前日までは出演していないはず。

ということは今日がデビュー

わーい、デビューを見れるなんて、これは運がいいぞー

なぎちょんに会えないのは残念ですが。
20回ぐらい観て、1回だけって…。

【ラフィキ…遠藤 珠生】

お初です。これまで、ずーと鄭さんだったので、とても小さく感じました。
でだしの、「ナァ~、ツィゴンニャ~♪」では、若干声量を抑え気味な
ラフィキだなと思いました。

ところが、ここから驚いたのですが、最後に近づくにつれ、声の大きさが
どんどん増していきます。
サビの「生きていく、道しるべ~♪」では、もう迫力満点。
一瞬にして素晴らしい役者さんだと思いました。

もっている棒の長さが、遠藤さん用にちょっと短くなっているような
気がしました。気のせいかな…。うーん、でも、背伸びしてつかまるときも、
結構余裕だったからなぁ。

【ザズ…井上 隆司】

2回目ですが、この方大好きです
とても丁寧なしゃべり方で、「執事」という役柄に最もぴったりと
当てはまっているのは、ひょっとしたらこの方かもしれません

考えてみると、この「ザズ」を演じる方々はみなさんとても個性的ですね。
同じ役柄を演じる役者さん達は、どこかしら共通点があるような気がしますが、
岡崎さん、雲田さん、井上さん、じっちゃんと、「ザズ」を演じる役者さん達は
似ても似つかないような気がします。
だからこそ、全く違った「ザズ」を楽しめる、そこがこの「ザズ」の
魅力なのかもしれません。

【ヤング・シンバ…福島 滉史郎】

まず一言。
うまくなっています
どちらかと言うと、ダンスのレベルが高いと思っていた、福島くん
でしたが、セリフのレベルが前回観た時よりも格段にアップしています。
そして、背が伸びましたね~。華奢なんですが、とても運動神経の
良さそうな体つきをしています。
今日も片手側転を見せてくれました。

【ヤング・ナラ…宮脇 咲良】

さて、本日デビューの宮脇ちゃん。
予想通りと言いますか、子ゾウの入場では、かなり緊張した顔を
してて、とても初々しかったです
舞台に上がってのステップも、とても真剣な表情で踏んでいました。

さて、第一声である「はい、シンバ」は、とてもはっきりと発声できて
いました。そのあとの、福島くんとのやりとりも、ちゃんとできていましたよ
ちょっとだけ、声が裏返っていたところはありますが、デビュー日ですし、
それぐらいでバランスがとれていますね

一番驚いたのは、歌の上手さです。
『早く王様になりたい』では、「左へいくの~」や、シンバとの掛け合い
部分もしっかりと聴き取りやすい声をしていました。
かなり練習してきているというのが、伝わってきました。
「なーりたいーー」も、見事にきまっていました。
ここをきめることができるのは、僕の中でとても得点が高いです

「やーーりーーー」も、ラフィキ、サラビと、きれいにハモっていました。

全体を通して、先輩ヤング・ナラ達の最初の頃よりも上手いかもしれません。
やはり、追加合格するだけあって、レベルが高いですね。
デビューでこれだけの実力を発揮できる子ですから、今後益々期待できます

【シンバ…三雲 肇】

さて、今日のMVPは、文句なしでこの人です。
東京で初めて観た時は、正直、歌も、セリフもまだまだだなぁと、
思いました。
ところが、今回は本当に素晴らしいシンバを観せてくれました。

全てにおいてレベルアップしていました。
特に歌。

『終わりなき夜』の最後の高音部分も、力強く歌いきっていました。

驚いたのが、『彼はお前の中に生きている』でした。
通常は私、ダンサーの方々を観ているですよ。一糸乱れず踊る、
見事な姿を。
今日もいつものように、「足上げダンスはやっぱいいな~」なんて
思いながら観ていました。
ところが、途中の「ウォ~~~」のあまりの迫力に三雲シンバに
目が釘付け
最後まで、目が彼から離れませんでした。
「見つめてる~」のきめポーズの後、息を切らした様子が伝わってきました。
全力を出し切るその姿に、感動してしまいました。

最後のプライドロックでの雄たけびも迫力満点。劇が終わった後、
「最後の雄たけびは鳥肌が立ったね」と言い合う人達がいました。

東京で観た時から、たった3ヶ月でよくぞここまで成長できるものです
心の底から感心してしまいました。

【全 体】
今回の観劇は自分にとってとても大きなものになりました。

前回、お盆に観た時は、正直いって感動できなかったのです。
でも、今回はこれまでで一番とも言えるぐらい、感動できました。

1ヶ月で舞台がそれほど大きく変わるとは思いづらいです。

じゃあ変わったのは…、そう自分でした。

お盆の時は疲労困ぱいで、役者さん達のエネルギーを受け止めるだけの
余力がなかったのです。

ところが、今回はすべてにおいて余裕ができ、舞台から放たれるパワーを
しっかりと受け止めることができました。だからこそ、感動できたのだと
思います。余裕ができたというより、ひょっとしたら成長できていたのかも
しれません。

ともかく、役者さんと、自分自身がそろって、初めて感動を共有できる
ものなんだなと感じました。


以上、結構前の観劇でしたが、あまりにも感動したので、感想を書いて
みました。

2 コメント

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新ナラちゃん (マカロン)
2008-10-15 13:35:29
読み応えのある観劇レポ。いつも楽しませてもらってます。

私も先日の観劇のときに、新しいヤングナラちゃん観ましたよ!
あの風格は何なんでしょうね?(笑)
ふくたまさんがおっしゃっているように、表情はちょっと硬いかな?
狩りのときの目線もガゼルを見ずにフラフラと泳いでました。
でも、歌唱力と落ち着きは満点ですね。今後が楽しみです!

それと、福島くんヤングの側転は私も大好きです。
また会いたいな。
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こーしろーくん (ふくたま)
2008-10-16 00:59:26
マカロンさん、コメントありがとうございます

おお、新ナラちゃんを観ましたか!
どうもまだ、二回しか出演していないようですね。
それを考えると、なおさら素晴らしい

福岡のヤングズはそれぞれに個性的で、
みんな大好きです

福島くんは側転に入る前に、右手をかかげますよね。
それが超かっこいいなぁと思います
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