福 風

心にとまった物や想いを集めて。穏やかな風が吹きますように。

CHIKUZEN SATO TANDOKU TOUR 2007

2007-05-28 | 音楽




CHIKUZEN SATO TANDOKU TOUR 2007
Welcome to my room Vol.2

ライブに行くなんて、これまた何年ぶりかなぁ。

連れ合いは、高校生の時、好きで聴いていた小田和正さんのアルバムの中のコーラスの声が気になり、ジャケットで名前を調べて佐藤竹善(Sing Like Talking)さんの存在を知ったらしい。
以来、彼の人生には竹善さんの歌が共にあったようだ。

今までライブというものに行ったことがないと聞いていたこともあり、
今年の誕生日は、竹善さんのライブチケットをプレゼントした。
それが今回ライブに行くきっかけとなった。

17:30少し前。
まだまだ日差しが照りつける中、会場の高知 BAY5 SQUAREに到着。
竹善さんのファンの方は、ぐっと大人の方々が多く、また女性が多かった。
ここは、ワンドリンクオーダー制のため、チケット代とは別に500円を払って飲み物チケットを購入。
アルコールはビールだけかと思いきや、チューハイやカクテルのメニューもあり。
カシスチューハイを頼み、開演前の会場の雰囲気をつまみにワクワク感を高める。

開演時間を少し過ぎて、竹善さん登場。
白いシャツを着てたな。
竹善さんの部屋を思わせるセッティングの中、ギターの音と竹善さんの生声。

うぉ~~っ、本物だ!

ちょっと震えた。
プロをつかまえて失礼な言い方だけど、歌が上手い。すごい。

ライブが始まってしまえば、隣の連れ合いのことも忘れ、ただただ竹善さんの歌にトークに釘付けとなっていた。
『離れずにあたためて』を聴いた時には、泣きそうになった。
この曲でSing Like Talkingを知り、竹善さんの声を知った最初の曲だったので、思い入れも強い。
それがほんの数メートル先で歌う本人から伝わってくるのだから、やっぱりすごいとしかいいようがない。

竹善さんがこんなことを話していた。
本当に一流の人はオーラがないらしい。ないのではなくて消すことが出来るらしい。
一緒にいても、ごくごく普通の人なんだそう。

また、竹善さんが好きで、尊敬するピローズの曲も歌ってくれた。
私はその原曲を歌うピローズを知らないのだけれど、また機会があれば聴いてみたいと思った。
好きなアーティストが、どんな人を、どんな音楽を、どんな曲を好きでいるのか。
知りたいと思うことは、それが何であれ、原動力になる。
相手のことを知りたいと思う、恋愛にも通じているような。
がむしゃらに、ひたすらに知りたいと思う。
音楽の世界は果てしなく広がっていく。

今回はツアータイトルにもあるように、ギターとピアノだけを使って竹善さんが弾き語る単独のライブだったので、
ガッツリじっくり竹善さんの音に触れることができました。

ライブが終わってから、連れ合いに感想を聞くと、初っ端から泣きそうだったらしい(笑)。
喜んでもらえたようでなにより。
ていうか、ライブをプレゼントしたつもりが、逆にライブに行く機会をプレゼントしてもらったようなもんかな。

 


SING LIKE TALKING/佐藤竹善
http://www.universal-music.co.jp/slt/index.html

シングライクトーキング公式サイト
http://www.singliketalking.jp/

佐藤竹善ブログ「おくらの軍艦巻き」
http://plaza.rakuten.co.jp/okranogunkanmaki/

 

 


風に向かって

2007-05-25 | 写真




どんなに強い風が吹いたって、絶対顔を背けたりしない。


(この時、風速計はすごい勢いで回っていた。肉眼では、プロペラの羽が何枚もあるように見えていたのに、写真だと止まっているようにしか映らないからちょっと不思議。)