観光プロデューサーのひとこと

福井県観光連盟の観光プロデューサー 酒井仁志のブログ。活動内容や観光に対する思いなど、みなさんにお届けしたい言葉を発信!

おもかる石を持ってみた!

2006年12月26日 | Weblog
 
 ふくいドットコムの「福井のご利益」コーナーでも紹介されている「おもかる石」を持ってみた。織田信長の織田一族発祥の神社と言われている織田剣神社の本殿にその「おもかる石」はあった。
 
 「おもかる石」の下には、「願い事がかなう時は軽く、むつかしい時は重くなると言われております。剣の大神様の尊いご守護をより一層お受けになって軽く持ち上げて下さい。」と書いてある。

 実際に願いを込めて持ってみた。「う~ん!!こんなに○○いなんて!」

 もうすぐ新しい年になる。福井では初詣に剣神社に行かれる方も多いようだ。年の初めにこの剣神社で願い事をかなえてもらうのも良いのでは!

 剣神社へは福井方面から国道417号で越前海岸に向かう途中にある。福井市内から車で約40分くらいのところ。車は剣神社のすぐ横に織田町文化歴史館大駐車場へ。


 

福井の人は「水がに」が大好き

2006年12月24日 | Weblog
 
 12月21日から「水がに」の漁が解禁された。かには脱皮を繰り返して成長するが、「水がに」とは、この脱皮したてのオスの「越前がに」のこと。

 殻が薄くて柔らかく、手で簡単に割ることができる。身が殻から外しやすく食べやすいので、地元では「ずぼがに(ズボっと抜ける音から)」とも呼ばれている。名前の通り、みずみずしく、ジューシーな味が特徴だ。

 現在、福井県外への販売はほとんど行っていないため、県外の方には馴染みがないが、「せいこがに」とともに地元の福井ではよく食べられている。

 1月中旬ごろから足の身が詰まってくるので、おすすめは1月に入ってから。値段も手頃なので、福井のスーパーでは人気がある。越前がにと同じく、3月20日までが漁の解禁期間だ。

 「水がに」のかにみそは、茹でるとほとんど流れてしまうので、足だけを食べる。安くて食べやすく、しかも美味い!どうしても、かにみそが食べたいという人はやっぱり「越前がに」だ。



これからが旬!若狭がれい

2006年12月10日 | Weblog

 「若狭がれい」は、毎年皇室に献上されている。若狭湾で獲れるヤナギムシガレイが「若狭がれい」と呼ばれ、数百種類あるかれいのうち最高級とされている。

 体は薄くて細長く、柳の葉に似ていることからヤナギムシガレイの名がついた。ササガレイ、アマガレイなどとも呼ばれている。水深80~150mの砂泥底に生息し、全長30センチくらいにまで成長する。

 若狭湾のちょうど沖合いに暖流と寒流が交わる地域があり、二つの海流にもまれて育つから、「若狭がれい」は脂が乗り、身も締まっている。一度食べるとやみつきになる。  

 「若狭がれい」の最も美味しい食べ方が、一夜干し。薄塩を振り、串に刺して外気にあて、一晩日陰干しにするという作り方。日本海の港町に吹きつける夜風は、乾燥した冷たい空気を運び、カレイを一晩で絶妙の味にしてくれる。

 嶺南へ仕事に行ったついで?に、「若狭がれい」を食べた。小浜の海の近くに女将自らが市場へ足を運んで獲れたて魚介を仕入れる「食彩ごえん」というお店がある。新鮮で美味しい魚を食べさせてくれるので、地元でも人気のお店だ。

 一夜干しを焼いたあつあつの「若狭がれい」を食べた。身はやわらかく淡白だが上品な甘みがあり、今まで食べたかれいとは全く別物だった。1枚900円とお値打ち価格。大きいものだと1枚数千円するという。

 「若狭がれい」は産卵が終わる2月半ばまでが旬。透き通った身にピンクの卵巣を持った「子持ちガレイ」は脂がのり最高!!冬の若狭は美味しい。

せいこがにを食べた

2006年12月03日 | Weblog
 
 越前海岸の国道305号は、かにシーズンが始まり賑わいがでてきた。越前町の観光協会と打ち合わせした後、車で走っていると、かにの看板がやたら目につく。

 かに、かに、越前がに・・・。ついにかにの誘惑に負けてしまった。今シーズンはじめてのえちぜんがにを食べよう、と。

 今年の11月1日から、越前町で水揚げされた正真正銘の越前がにを使用してるお店には、越前町漁業協同組合から認定証と認定プレートが配布されている。この認証プレートのあるお店なら、安心して本物の越前がにを食べることができる。

黄色の看板が目印の「蟹かに亭」の駐車場に車を入れた。店内の生簀には越前がにがいっぱい。自分で選んだカニを料理してくれる。

 大きな雄の越前がに・・・。食べたかったが、本当に大きなものだと3万円以上する。最低でも1万円以下では越前がにを食べることはできない。今回は衝動食い?のため、メスのせいこがにと刺身をセットにした3千円のものを食べた。
 
 「せいこがに」のゆでたてが出てきた。外子のプリプリとした食感、暖かい内子が本当に美味しかった。「せいこがに」がこんなに旨かったとは。今まで食べてきた「せいこがに」とは明らかに違う。

 さずがにテレビや雑誌で良く取り上げられているお店だけのことはある。かにだけでなく、「ぶりの刺身」も最高だった。これがぶり??? スーパーの刺身とは全く別の魚の食感に感激!

 ボーナスが出たら、今度はオスの越前がにを是非食べに行きたい!