バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

ミニバスのコーチの務め

2011-10-14 12:14:19 | やっぱりミニバス!
 
「ミニバスのコーチの務め」

私は53才で、ミニバスのコーチを13年しています。

うちのミニバスクラブはせいぜい市内大会で決勝に出られるか…

地域大会で優勝できるくらいのレベルです…が、

いかなるチームでもミニバスのコーチの務めはあると思っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ミニバスのコーチが子供達を指導育成するために意識することは、


子供達の心をどのような心に育むのか…
ということだと思います。

ミニバスは特に、
まだものごとを判断する基準となる価値観もない心の状態から…

子供達は、バスケというチーム競技に携わって行きます。

とにかく初めは、
子供達にバスケの楽しさ…

『バスケっておもしろいな』という単純に

バスケが好きになる想いを創造してあげることです。

ファン!というおもしろさを心に持たせること

そのために、
プレーヤーとしてではなく、

子供の遊びの延長で教えていくのですが、

しかし、遊びではないのです。

そこにはチーム競技として守るべき基本の
価値観があります。

コーチの話しを聴く姿勢、練習に臨む気持ちと姿勢…

それは躾でもあります。

しかし、それはコーチの価値観の押し付けになってもいけないのです。

子供達に考えさせる
問いかけから導いていくことです。

なぜそうしなければならないのか?

なぜそれはしてはならないのか?

しっかりと子供達が
わかる言葉で、子供達の目線で語ることです。

怒鳴ることなく、
自分が子供達の立場に
立ってみて語りかけることです。

粘り強く、子供達自身の興味を引き出すように…

そして子供達が成長していくにつれ、スポーツとしてのバスケの楽しさを体験させていくことです。

やがて、ひとつひとつのプレーをチームの仲間と考えていくようになって行きます。

コーチは子供達がそのようにバスケに向かう心を育むのです。

コーチは子供達がやろうとしたプレーを頭から否定しないことです。

コーチが教えてきたことを基本にして子供達はやろうとしているのです。

ミニバスの最終段階は子供達自身で判断するプレーを尊重することです。

すべてを認めるわけではありません。

叱る前に、
なぜそのプレーになったのか…

そこを子供達と会話して、その場合の最善で最適な判断とプレーはどんなものであるべきだったのか会話をすることです。

そのように子供達の心を積み上げて導いていくことができれば、

子供達はバスケの本当の楽しさを知ってミニバスを卒業して、

次の段階にステップアップしていくと思います。

ですからミニバスの指導者の責任は大きいのです。

その監督さんに教えられた子供達は全員バスケを好きになって、

途中でやめることなくミニバスを卒業していっているのでしょうか?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。