2011年に予定された「藤子・Ｆ・不二雄ミュージアム」の開館を記念して、藤子・F・不二雄先生が生涯描かれた漫画作品の完全網羅を目指す「藤子・F・不二雄大全集」の発刊が小学館から発表されました。
3月7日に発行された「映画ドラえ本 新・のび太の宇宙開拓史 公式ファンブック」の巻末にて発表された、藤子ファン驚愕の「藤子・F・不二雄大全集」の発刊発表。告知のコピー文には、「子どものころに出会ったあの傑作、今まで読めなかった伝説の名作、一度も単行本化されていない幻の作品、いつまでも心に残る感動作……。」と書かれています。
公式Webサイトの刊行予定速報によると、2009年7月下旬より刊行開始。これから数年間にわたって、Ａ5判で300～600ページの本が毎月2～3冊ずつ刊行されるそうです。
第1期（2009年下旬～2010年6月）に33巻刊行を予定している作品ラインナップは、「ドラえもん」「パーマン」などのお馴染みの作品や「エスパー魔美」「キテレツ大百科」「バケルくん」など。そしてファン待望の藤子不二雄コンビ合作の作品であり現在絶版中の「オバケのＱ太郎」や「海の王子」までもが登場予定です。
そもそも、1984年に発刊スタートした藤子不二雄全集「藤子不二雄ランド」（第一期全301巻にて発刊停止・一時絶版）を復刊させるべく、ファンが署名活動を行い、コンビ作家であった藤子不二雄作品の藤子不二雄A先生の著作分のみ「藤子不二雄Ａランド」（全149巻）として先に復刊。残りの藤子・Ｆ・不二雄先生の著作分「藤子・Ｆ・不二雄ランド」（全152巻）の復刊はファンの間で長い間待たれていたのです。
今回「オバケのＱ太郎」や「海の王子」が登場した事は、ファンにとっては驚きの発表でした。いろいろ問題もあると思いますが、多くの幻の作品や「ジャングル黒べえ」なんかも登場したら嬉しい！ 第2期以降の作品群も期待できそうですね。
映画ドラえ本2009
●情報元リンク
小学館：藤子・F・不二雄大全集
http://www.shogakukan.co.jp/fzenshu/
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今回のラインナップには、少々迎合感を感じないこともないけれど、やはりＱちゃんとの再会には興奮を禁じえません！自分の喜びはともかく、Ｑちゃんの性格からしてこのブランクは長すぎたよね！でも、そんなことより、どうも本当っぽいこのニューズが何より嬉しいです！ずっと先のことになりそうだけれど、第二期刊行分には、個人的未読作品をラインナップしていただきたいな！（「パジャママン」とか）。因みに、今更ですが、ドラより先にガンバマリした個人的藤子最初期体験作品「Ｕボー」の初？単行本化を熱望する今日この頃です。ラブミ氏と飲んだくれながら…‥。