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映画とTVアニメは違うはず!「映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」の感想!

2009年03月11日 | 2.映画情報


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スタッフ・声優リニューアル後、今回で4作目になる新生「映画ドラえもん」。リニューアル後「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」、「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~」と、原作有り作品のリメイクが2本続き、昨年の「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」は、リニューアルドラえもん初のオリジナル長編映画として製作。しかし後半にストーリーをまとめきれず、一部のファンからは不評を買ってしまいました。

そして今年はまた原作有りの作品へ。1981年公開の映画ドラえもん第2作目「映画ドラえもん のび太の宇宙開拓史」のリメイクとなりました。僕と同じ30歳代のオールドファンにはたまらなく懐かしい、思い入れの深い作品です。小学生だった当時、月刊コロコロコミックに6ヶ月にわたり連載された原作漫画を毎月ドキドキしながら読んだ作品であり、劇場では心から涙した初期・映画ドラえもんの名作です。

個人的には良作だった「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~」を担当した、小説家・真保裕一さんが再び脚本を担当し、監督は新魔界で演出を担当した腰繁男さん。あの藤子・F・不二雄先生の名作原作漫画もあるし、今回は大丈夫だろう!?と踏んでいたのです。

<以下ネタバレ含む管理人の感想です。映画をこれから観る方は読まないでください。来年の映画についての情報も含みます。知りたくない方は注意!>

地球から遠く離れたどこかの宇宙。新しい惑星を目指し航行中の、多くの開拓移民の人々・動植物・資材を積んだ宇宙船が、磁気嵐に巻き込まれている。宇宙船を修理しようと船外へ出たバーンズ博士は、まだ幼い娘・モリーナの目前で磁気嵐の吹き荒れる宇宙空間へ飛ばされてしまう。と、こんな夢を見ていたのび太が目覚めるとそこはいつもののび太の部屋。今日もいつものように理不尽な理由でジャイアンに追いかけられるのだった。その後も再び不思議な夢を見るのび太。宇宙船に乗った男の子とウサギのような生き物が登場する、妙にリアルな夢を。

ある晩、のび太が寝ている布団の下のタタミが突然跳ね上がり、夢で見たウサギのような生き物・チャミーが飛び出してくる。どうやら、地球から遠く離れた宇宙をワープ航法で移動していた宇宙船の扉とタタミの下が、時空のゆがみによって繋がってしまったらしいのだ。故障した宇宙船で自分の故郷・コーヤコーヤ星へ帰ろうとしていた少年・ロップルとチャミーを、ドラえもんとのび太はひみつ道具を使って助けるのだった。

オープニングから、原作には無いシーンで始まった今作。脚本の真保裕一さんは、遠い惑星の少年・ロップルとのび太の友情ストーリーに新たなエピソードを書き足していました。7年前の幼い時に父を失った少女・モリーナ(声・香里奈)は、移住したコーヤコーヤ星で移民仲間とあまり関わらずに一人暮らしをしている孤独な少女。幼なじみだったロップルとも今は距離を置いている彼女は、心の奥底で父を救ってくれなかった移民仲間に違和感を持っているのです。映画は彼女の心の話へと進んで行くのか?

原作「大長編ドラえもん のび太の宇宙開拓史」の魅力は、やはり舞台となるコーヤコーヤ星の姿。開拓が始まって間もないコーヤコーヤ星は、多くの珍しい動植物の宝庫であり、冬には猛吹雪、春先には大洪水が起きるという自然に覆われた不思議な惑星。夜には赤い月と青い月が登り、冬には赤と青の雪が降る。

今回の映画でも期待していたのがこのコーヤコーヤ星の描写だったのですが、とてもあっさりと、どちらかと言うと大雑把に描かれていたのがとても残念でした。見知らぬ惑星に降り立ったのび太達の驚きや緊張感も、演出からは伝わってこず、どうもドタバタの演出だけが強調されているのです。

また、今回の映画で非常に気になったのが画面のカット割り。映画が劇場の大画面を効果的に利用できるはずの「引きの画面(ロングショット)」が今作はとても少ないのです。広大な惑星・コーヤコーヤ星の美しい景色の中を豆粒の様なドラえもん・のび太・ロップル達が、翼の様な耳を持つ象・パオパオに乗って駆け回る! そんな光景を想像していたので、 TVアニメ版と変わらないアップ多用のこぢんまりとした構図のカットの多さにはかなり違和感を覚えました。これじゃTVの長編特番みたいじゃない?

リニューアル後の映画・前3作品と比べて、画面の色調が明るく軽すぎるし、陰影も単調。せっかく宇宙を舞台にしているのだから、光と影にはもっと気を使ってリアリティーを出して欲しかったですね。空気の無い宇宙空間では陰影きつめで、カーゴの中はもっと暗くても良かったでしょう?

作画・演出も今までの前3作品に比べると粗いですね。キャラクターの動きにもムラがあり自然に動かない。渡辺歩監督の前作「のび太と緑の巨人伝」の前半では、とても映画的な演出と緻密で丁寧なキャラクター達の動きの演技にかなり驚かされたのですが、今回の映画ではそういった名演技シーンは見あたらなかったですね。「のび太の恐竜2006」で見られた、絵は荒くても画面には漲るエネルギー!なんてシーンも無かったですし。

1981年の旧作「映画ドラえもん のび太の宇宙開拓史」と比べても映画的シーンが少なかったと思うのです。原作ファンには多くの不満もある旧作映画ですが、それでも多くの名シーンは頭に浮かんできます。のび太とロップル達の別れのラストシーンは旧作の方が勝っていると思うのは僕だけでしょうか? なぜ今回は心に残るシーンが少なかったんでしょう?

こういった粗さはどこが原因だったのか? 脚本や絵コンテ? タイトな制作スケジュールとスタッフの技量? それとも制作費削減???

子供達が飽きないようにと、途中途中に挟み込まれるドラえもんの変顔やドジな仕草は逆に飽きました。話の進み方には緩急が無く、頭から終わりまで脚本通りに同じテンポで淡々と物語は進んで行きます。終始全体的にリズムが一定で進む為、原作を読んだ時に感じていたドキドキ・ワクワクといった緊張感が感じられない! 連載時ドキドキ・ワクワクした原作ファンとしては、これはちょっと衝撃でしたね。途中で思ったのは「もしかすると、これは短編TVアニメの演出手法を1時間43分続けただけなのではないか?」という事。

本来、緩やかなテンポで丁寧に描かなければならない、コーヤコーヤ星でドラえもん・のび太達が動物達と遊んでいるシーン。ここに挿入歌を差し込んでしまい、歌に合わせる様に動物達を軽い紹介で済ませてしまったのも残念でした。これではこの星の動物達が後々絶滅の危機に晒されるという後半の展開に繋がっていかないですからね。原作でのタマゴ鳥の巣箱作りのシーンが無かったりして、コーヤコーヤ星の自然や動物達の生態を紹介するシーンが少し蔑ろにされていたのが残念。この不思議な動物達もありがちな動きしか見せない! もっとリアルでカエルのような動きをするウオガエルや、ドッタドッタと重量感のある走りをパオパオが見せてくれたらどんなに楽しかったか! この辺の描写ももっと丁寧に面白く描いて欲しかったです。前半にスローテンポな、穏やかで平和な描写があるからこそ、後半の緊迫した展開が生きてくるワケですから。

良くも悪くも映画的表現にこだわっていた前3作品に比べると、今回はあまりにも演出が緩すぎると思うのです。藤子・F・不二雄先生の原作、大長編ドラえもんも、映画原作の長編漫画ならではの演出をされていたと思うのです。見開き大コマの「むらさきの夜」のカットや、真正面からのシンメトリーなカットの多用、細かいカット割りを積み重ねて緊迫感を演出したギラーミンとのび太の決闘シーンなど、映画を意識された原作漫画のカット割りの数々を今回の映画でも丁寧に拾って欲しかったですね。

あと、結果的にはやはり付け足した感が目立ってしまったモリーナのエピソード、これ必要でしたかね? わざわざ後半の展開を急ピッチにしてまで付け加えたエピソードの結末が、奇跡的偶然の再会では、物語としてはあまりにもチープではないでしょうか?(まあ原作漫画のラストのオチが奇跡的偶然でタイムふろしきがコア破壊装置に…ってのもまあアレなんですが。) 藤子・F・不二雄先生のSF短編「一千年後の再会」の様に奇跡自体がモチーフなら有りですがね。映画のラスト、本筋で今回一番の盛り上がりを迎えるはずのロップルとのび太の別れのシーンが、少し手前に挟まれたモリーナと父の再会エピソードのせいで霞んでしまったように思えました。しかもかなりあっさりとした別れになってしまいましたよね。どちらかと言うと、僕は素直にロップルとのび太の別れのシーンで涙したかった!って事なのかもしれません。

以下、気になった問題点
・トカイトカイ星を登場させなかった為、コーヤコーヤ星の移民達がどこから来た何者なのかよくわからない。しかもコーヤコーヤ星に大きな街がある描写がある為、物語の冒頭でロップルとチャミーがわざわざ他の惑星に穀物の種や飼料を買い出しに行ってるのが不自然になった。
・ロップルとクレムのスクールバスの造形がヘボ過ぎる。あれなら原作のままのデザインの方が良かった。
・ポケットからなかなか望んだ道具が出てこないというドラえもん定番のギャグは1回で充分でしょう?やり過ぎ&長すぎ。
・このお話にドラミいらない。
・ジャイロカプセル登場の直前、フラッシュの様な光が2秒程入るが意味不明。
・バーンズ博士(モリーナの父)、何もない未開の星でその宇宙船って一人でどうやって作ったの?
・モリーナと父の再会シーン。取って付けた感が漂う「ここにももう1つの宇宙開拓史があったんだ」というのび太のセリフ。

以下、良かった点
・のび太の部屋のリアルな狭さと生活感。さりげなく置いてある「のび太の恐竜2006」の恐竜おもちゃや、「緑の巨人伝」でキー坊を育てたねんどバケツも良いですね。このリアルな感じが、コーヤコーヤ星の自然描写まで続いていれば良かったかも。
・中学生に占領された空き地の代わりになる、野球の出来る場所を探そうと、のび太がドラえもんに相談した際、ドラえもんはスモールライトで小さくなって野球をするという案を提示する。僕も子供の頃に「そうすれば!」って思ったですよ。ガリバートンネルとか…。
・ガルタイト鉱業の巡視艇に追われたロップルのカーゴが小惑星に不時着する際、座席に着いていなかった船内ののび太やチャミーの身体が、カーゴのエンジン停止と共に少し浮き上がる。ガルタイト鉱石の反重力エネルギーを利用しているカーゴの停止時に重力の反動が起こるという細かい演出だと思われます。こういうの大事。今回メカニックデザインを担当した渡辺歩さんのこだわりかな? 原作のこの小惑星を一周してしまうギャグはなぜカットしたんだろう? ドラの変顔よりよっぽど面白いと思うのですが。
・要所要所で生かされていた、原作の名セリフの数々。
・ロップルが決意して、1人でコア破壊装置のある鉱山へ向かうシーン!やはり盛り上がります! ロップルカッコイイね。
・のび太とロップルの友情確認、手をガッチリ組むポーズ!熱い!
・子供達には結構受けていた?変顔やコケるギャグ。大人には直接的すぎて鼻につくのですがね。

ゲスト声優陣では、チュートリアルのお二人がプロの声優陣に上手く馴染んでいて驚きました。女性お二人は、もう少し収録時にスタッフが的確な指示を出して、テイクを重ねるべきでしたかね? クレム(声・アヤカ・ウィルソン)の声、ちょっと幼すぎたかな? レギュラー声優陣5人はハイな演技も抑えた演技も大丈夫。慣れたもんです。

なんだか批判的な事ばかり言ってしまいましたが、これはあくまでも僕の個人的感想でして、実は雑誌「ぴあ」の劇場出口調査による「ぴあ 映画 満足度ランキング」によると、3月7日公開作品の中では満足度1位を獲得しているそうですよ。(記事) 結局、初めて「宇宙開拓史」を観た子供達には充分楽しかったのかもしれません。(2度目の鑑賞時、隣に座っていた小さな女の子が、オープニング主題歌「夢をかなえてドラえもん」を声を出していっしょに歌っていたのは嬉しかった!) 原作や旧作映画を観ている大人からすると、「途中で飽きさせないように!」という、子供に日和った演出方法がどうも鼻について素直に観れなかったのかもしれないけど。もちろん「映画ドラえもん」は子供達の為に作られるべき映画なのですが、藤子・F・不二雄先生の原作はストーリー展開で子供達を楽しませたかったのであって、直接的なお笑い表現でその場を濁すのはどうかと思うのです。今回のドラえもんやのび太達の作画演技、やけにオーバーアクションだったと思いませんか? 子供達は静かな演技や展開だと本当に飽きて付いて来れないのかな? ジブリ作品を観ていてもそんな事は無いと思うのですがね。

映画はTVアニメとは演出方法が違うはず。子供達がTVでなく、わざわざ劇場まで足を運んだのだから、映画ならではの壮大な映像をスクリーンで観せて欲しかった! せめて記憶に残る名シーンを。昨年の「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」の時より辛口の感想になってしまいましたが、それだけ「宇宙開拓史」への思い入れと期待が大きかったって事なんですよ。個人的に。

映画のテロップ終了後には毎年恒例の、来年の映画を予告するおまけ映像。今回は海に飛び込むカメラの前に、人魚姿のドラえもんが登場! 海が舞台のお話と言えば「海底鬼岩城」が思い浮かびますが? でも人魚という事は海を舞台にしたオリジナル? ああ、でも渡辺歩監督の「海底鬼岩城」も観てみたいな~! 今回はいろいろと文句ばかりになってしまいましたが、来年も楽しみにしてますぞ!

●情報元リンク
映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史
http://doraeiga.com/2009/


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9 コメント

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大全集を集めながら来年の映画を予想 (rain)
2009-03-12 11:28:48
こんにちは毎回楽しく見てます。先日僕も見てきました(平日のお昼頃に行ったら少なかったです)


ネタバレあり


旧作は小学生の時ビデオで見て随分時間が経ちますが今回の映画でのび太とギラーミンの決闘が見れたことです。メタルギアソリッドというゲームをしていたからなのかギラーミン役だった大塚明夫さんはとてもイメージ通りでハマり役でした。キー坊のバケツには気がつかなかったのでまた行って確かめたいです(笑)個人的にあまり良くなかった点はドラミが手ばりでのび太を助ける場面かなと。ある程度予測ができるようにとのことだと思われますが…。何と言いますかドラミの役がその後の伏線のためだけだったように感じてしまった。でもかえってそのほうが良かったのだろうと今では思います。大長編のドラミちゃんはそういうポジション(活躍有り)ですからね、でも伏線後活躍無し、今回出す必要があったの?と疑問は残ります。
僕も旧作に無いエピソードが入り別れの感動が薄れてしまったように思います。別れの場面は名場面の一つですし最後の締め括りですから。
来年の映画は原作40周年、アニメ30周年超大作とのことでオリジナルかなと想像してます。藤子F不二雄大全集を集めながら気長に待とうと思います(笑)

長文乱文ですみません。またサイトへ遊びに行きます。その時はなにとぞよろしくお願いします。
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ミュージアムも楽しみ! (としお(管理人))
2009-03-13 03:04:44
どうも!rainさん。ご感想ありがとうございます。
やはり来年はオリジナルですかね。もう来年を楽しみにしておりますが。

藤子F先生の全集刊行、ビックリしましたね! ミュージアム建設も後押しになったと思いますが、ファンにとっては嬉しい事ずくめ! 今後数年は楽しい日々が続きそうですね。

こちらこそ、これからもヨロシクお願いいたします!
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ラストにガッカリ! (キヨ)
2009-03-24 22:34:37
最後のシーンでのび太が時空のねじれから出た瞬間に元の床下に戻ったのは残念・・・やはりほんの数秒間薄れゆくロップルと見つめ合って『ピカッ』って光った後で元の床下に戻ってほしかった。
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今日観ました (hebitaro)
2009-03-26 20:41:21
>映画が劇場の大画面を効果的に利用できるはずの「引きの画面(ロングショット)」が今作はとても少ないのです

激しく同意です!
物語もどこかメリハリがないというか…緩急に乏しかった気がします。

あと、モリーナいらなかった。
クレムの声もなんとかしてほしかった。

でもまあ、旧作と変えても変えなくても文句はでると思うんですけどね。
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こんなに怖いなんて (はち)
2009-04-03 00:36:48
ドラえもん映画初体験でした。
もちろん、子供の頃にテレビでドラえもん見て育ちましたし、
子供(6歳)もテレビは見てます。が、、、

映画館、泣く子供続出でしたよ!
赤ちゃんが泣いてるとかじゃなく、5,6歳の子供たちが
怖くて泣いちゃってるんです。
うちの子も、恐怖に固まってしまうシーンがたくさん。
途中で退出する親子連れも、知る限り2組いました。

ドラえもんの映画って、いつもこんなに恐ろしいんですか?
画面暗いし、いきなり宇宙のシーンから始まって、
人が漆黒の闇の中に投げ出されるし、戦い戦い、また
戦い、、、毒を流す、爆発する、ドラえもんは頼りに
ならない、ワープのシーンなど、目がくらくらする光の
多用(ポケモンよりひどい)。

小学校高学年以上を対象にしてるんでしょうか?
ドラえもんて、もっと、低年齢の子供を対象にしてると
思ってましたが、間違ってますか?
可愛らしい主題歌と、恐ろしさをかけらも感じさせない
ポスターや宣伝、ひどいです!
「善良な」親子たちをだまさないでもらいたいです。
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怖いですかね? (としお(管理人))
2009-04-12 16:55:44
はちさん、感想ありがとうございます。

怖かったですかね? のび太の恐竜2006の方が演出怖かったと思いますがね。名探偵コナンやポケモン、ゲゲゲの鬼太郎の方が怖い演出も多いでしょう。個人的には、幼少期に怖いものを怖がる・泣く経験も大事だと思いますけどねー。保育園・幼稚園の夏祭りイベントでお化け屋敷の出し物をやる所もあるのですが、子供達は泣き叫ぶそうですよ。

同じ内容を他のファンサイトにも書き込んでおられるようですが、東宝・テレビ朝日に直接訴えるべき内容かと。あなたがここでどんな反応を望んでおられるのかさっぱり解りませんです。
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Unknown (どら)
2009-04-13 09:26:11
トラックバックありがとうございました。

僕も期待していただけにちょっと残念な部分はありましたが、落ち着いて考えるとまぁアリかと納得しました。

モリーナのエピソードはあってもよかったと思いますが、エンディング中にさらっと再開のシーンを入れるとか、オチのつけ方にほかに方法があったような気がしますね。
せっかく新要素を入れたんだから、再開シーンも良いとこに入れたいというエゴが見えたような気がします。
みんなの別れで十分感動できるだけに、ちょっと蛇足感が出てしまいましたよね。
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KYで失礼しました (はち)
2009-04-23 02:08:54
幼少期に怖いものを体験したほうがいい、泣く経験も大切。
ああ、KY で本当にすみません。
ここはドラえもん礼賛者のお集りになるところだったんですね。数々の批評や、辛口のご感想も、すべてはドラえもんへの愛ゆえ、なんですよね。
まったく、ド素人の私が失礼いたしました。

としお様のお説ごもっとも。
幼少期に怖い思い、したほうがいいですね。
泣く経験も、必要ですね。
秋田のなまはげとか、子供にさせる肝試しとか、意味があることだと思います。

でも、ドラえもんで怖い思いをする必要はございますか?
皆さんの愛するドラえもん、幼児は怖いものだとは、
微塵も思わずに映画館に来ておりますので。

2006年のが怖かった、などとおっしゃいますが、すべての年度の映画を記憶しているオタク、、、じゃなくて、としお様はじめ、ドラ信者の皆様とは違って、幼稚園児が2006
年の映画と比較など、できるわけがございません。

今後も、としお様はじめ皆様がた、いい年をなさっても、強くドラえもんを愛するお気持ちを忘れず、さらにのめりこんでいかれますよう。

返信する
ドラえもんオタク (としお(管理人))
2009-04-24 02:47:51
なんだか前回の私の書き込みで、はちさんに嫌な思いをさせてしまったらしいですね。ごめんなさいです。
いろいろなメディアやネット上の感想を観ても、今回の映画は概ね好評だったので、はちさんのコメントは個人的にはかなり意外だったのです。僕が観た映画館では子供達は最後までノリノリだったし。終わった後に面白かった!という声もあちらこちらから聞こえていたので。 まあ、そんな中、大人の私が内容への不満で一杯だったのですがね(笑)。

映画の感想については大人だろうが幼児だろうが人それぞれだと思います。幼児には不適切と思う方もいれば、子供と一緒に感動した!という方もいらっしゃる。もちろん面白かった!という幼児もいるでしょう。どの感想も当人にとっては正しいのです。つまり僕の意見も絶対ではありません。

漫画「ドラえもん」は幼児向け雑誌から小学一年生~六年生向け各雑誌へ連載された、幅広い年齢向けに描かれた漫画です。ですからそれぞれのお話によって対象年齢が違う、ちょっと不思議な漫画なのです。特に「映画ドラえもん」の原作長編漫画は小学校中・高学年生をを対象にした「月刊コロコロコミック」に描かれた漫画です。確かに幼児には複雑すぎたり、怖かったりする部分もあるかもしれませんね。明らかに「アンパンマン」の類とは対象年齢が違うのです。

「いい歳してドラえもん」についてはおっしゃる通り(笑)。自覚しております(妻にもしょっちゅう言われます)。パチンコでも競馬でもなく、酒でも車でもなく、鉄道でもアイドルでもなく、「ドラえもん好き(オタク?)」だったという事です。趣味というのもまた人それぞれ。それで良いと思うのです。
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