加東市議会議員・藤尾潔の出る杭日記

出ない杭は地面で腐食します。杭を打つ手も結構しびれているはず。
打たれないような杭では使い物になりません。

一般質問

2008-12-13 10:16:32 | Weblog
 昨日は一般質問がありました。申し出があったのは10人でした。
 定数提案の時、「多様な住民の声を届けるためには20名の議員は必要」とか言う意見もあったはずですが、沈黙していては住民の声は届かないと思います。
 自分で出した議案の修正ができるなら、16を11に直したいくらいです。
 (一応議長の1を加算しておきます。議長も無理矢理質問をやろうと思えばできるので、加算しなくてもいいのかも知れませんけれど。ちなみに私がなったら、副議長と席を交代して毎回一般質問を行う予定です。定数削減案など出したら、3票から勢力を拡大するのがさらに困難になりそうですが・・・。)
 
私の質疑に対する答弁の要約です。
①無量寿寺について
・落慶法要の際の人数が、以前の町との協定をはるかに超えているが、今回はオープンのイベントということで、何度もあることではない。
・渋滞や、(社会通念上考えられる)時間以外の通行について、寺側も「迷惑をかけた」と思っている。次回以後の対策として①寺まで直接大型バスでの乗り入れを行わず、近隣に基地を設けてシャトルバス送迎をする。②交通誘導のため、専門の警備員を配置する などの対策を行う。
・正月の初詣についても行政としては認識していて、現在寺側と参詣のあり方について、周辺4集落も含めて協議中である。初めての初詣なので、どの程度の人が来ることになるのか把握できていない。
・工事の協定について、寺は施主からの引き渡しがまだされていない。(←このあたりが、なぜかよくわからないのですけれど・・・)完成した際には、町との協定が履行されているのか、一つ一つ確認していく。
・隣接地への大学建設であるが、大学、といっても実態は研修施設のようなもの。
宅地造成法・森林法・砂防法や、市の良好な環境の保全に関する条例などに則った手続きを取らないまま工事着手されてるのは事実である。市としては、まず元通りに戻してもらった後、適切な手続きを求めていく。

とのことでした。
交通整理に関して、今回は確かにずさんなものであったとは思いますが、答弁を聞く限り寺側も今後の是正の方向性を示しているようなので、今後とも注意深く見守りたいと思っています。初詣は心配ですが・・・三草山ご来光登山のついでに様子を見てきます。

大学については、私自身が「大学」と聞いてあせったようなところもあったようです。答弁でも何度も「実態は研修施設」と言われていたことから、大規模な開発、という訳でもなさそうです。市としても厳格に手続きを求めているようでありますし、今後(開発を進めるなら)市に全体の事業計画等も提出されることになろうかと思います。少し経緯を見守りたいと思います。