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ベトナムから、東日本大震災の被害者追悼、被災者支援の行動

2011-03-31 | 東日本大震災への支援

 

ベトナムから、東日本大震災の被害者追悼、被災者支援の行動

 去る3月27日(日)、ベトナムホーチミン市のお寺(普光寺)で東日本大震災の被害者を追悼する集いが催されました。

 呼びかけたのは、半世紀近く前に立正大学に留学した THICH  TRI QUANG (釈智広)和尚と、同じく日本留学したドンズ日本語学校校長グエン・ドク・フエさん。

  

Be strong Japan, we are with you, We love you Japan, Our prayers and thoughts are with Japan, Japan, we share your grief, Japan you are never alone, Buddha bless you all. Love and peace for Japan forever.

 元日本留学生を含めて参加者は約3,000人になりました。

 たいへんお世話になった日本への恩返しの気持ちを、改めて示しました。

 なかには、日本の 吉水大智 和尚のように、わざわざ日本から参加された方もいます。

 被災地からのベトナム人研修生や留学生を100人ほど収容してくださった日新窟の住職です。

 このお寺は東京の芝公園にあります。 

 

 募金の結果、約 6万8,000ドルが集まりました。

 この想像を絶する大震災にたいしては大した金額ではありませんが、ベトナム人の日本国、日本人に対する気持ちの表われです。

 

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 偶然で信じがたい話ですが、あるベトナム企業が日本大使に感謝されました。

 詳細は下記の共同通信のニュースをご覧ください。

ベトナム企業に感謝状、福島原発冷却化使用の生コン圧送機提供で

  谷崎泰明駐ベトナム大使は24日、福島第1原発の事故で、放水に使われている生コン圧送機の提供に関わったベトナム企業2社の社長に対し、感謝状を贈った。

 長さ50メートル以上のアームを備えた生コン圧送機はドイツ製。不動産開発などを手掛けるソンダー・ベトドク社がディーラーのミンホアン社を通じてベトナムに輸入する途中で、ちょうど横浜港にあった。日本側からの連絡を受け、両社は協力に同意。圧送機は同原発4号機への放水に使用されているという。

 

 感謝状を贈られたソンダー社のグエン・バン・バイ社長は「これも何かの縁。今後も小さいことでも協力していきたい」と述べた。ミンホアン社のホアン・ミン・フン社長も「ベトナムは日本から技術などを学んできた。日本が困難を早期に克服できると信じている」と話した。(共同)

【MSN産経ニュース 2011年3月24日】

(http://sankei.jp.msn.com/world/news/110324/asi11032421570004-n1.htm)

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 フィリッピンでも「日本への恩返し」の動きがあります。下記をご参考に。 

「日本へ恩返し」地滑り被害の町で募金箱 フィリピン

 「貧しい我が町の住民から集められるお金は、日本の人から見ると、わずかかもしれない。でも、私たちを救ってくれた人たちをなんとか助けたい」(2006年に大規模な地滑りに見舞われ、1千人が死亡したフィリピン中部のレイテ島セントベルナルド町のリコ・レントゥサ町長。仮設住宅を建て、復興を担ったのが日本政府の援助だったことから今回、「恩返し」の募金活動を始めた) 

 

 



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