◆犬の散歩◆

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富士急ハイランド

2005年07月04日 02時43分49秒 | 旅行・自転車
富士急ハイランドへ行ってきました。

遊園地にいこうということになり、行き先はCMで有名な、すごいジェットコースターのある富士急ハイランドにすんなり決まったのです。車で行くか電車でいくか協議の結果、せっかく免許とったのだから車でいこうということになりました。となるとまずはレンタカーの手配。
ネットでの予約は3日前までにしなければならないことを忘れてて、前日に近所のレンタカー屋に予約しにいってきました。希望の一番安い軽は出払ってしまってて、かなり古い普通車しかありませんでした。走行距離が多いというので軽ランクの価格にしてもらい、さらに1周年記念で2割引にしてもらいました。これなら電車でいくより安いかもしれません。古いというのでMTかと思って期待したけど、ATでした。残念。

親の車でちょっと秦野あたりまでいったことはありますが、今回のドライブはその3倍くらいの距離。ちょっと心配もしましたが、運転自体は楽しい。まお様の作ったテープを聞きながら、お昼くらいに到着。駐車場の入り口に気づかず行き過ぎてしまったりしつつ。駐車料金が千円は高いかな。あれだけ広いんだから無料にしろよ、みたいな。

携帯クーポンを使用するとパスは3900円になります。パスに写真をプリントして、名札みたいに胸にとめて入園。
さて、何から乗ろうと思ってたら、いきなりフジヤマの入り口が。あまり並んでないので、今のうちに乗ってしまおうということに。30分も待たずに乗れたのはいいんだけど、ちょっと日本最大コースターをなめてました。というか、ジェットコースター自体がほぼ初めてだという事実を忘れていた。
中学生くらいのころに今は無きドリームランドのシャトルループに乗ったきりだったのです。ちなみにシャトルループとは筆記体の小文字のLみたいな、宙返り往復で終わり。まがりもひねりもないものです。

スタートして、左側の席の人はお姉さんとハイタッチ。右側の私はおじさんとハイタッチ。なんなんだこの差は。
お約束のごとくキリキリキリキリと坂を登っていきます。70mとかいって上りすぎだろう。景色もなにも見えず、空が見えるだけ。999だったらそのまま飛び立つであろう角度だ。
そして落下。速度はそれほど恐怖には感じないが、私はなによりGが苦手でして、運転するときもカーブでは必ず減速しつつソフトに曲がるのです。それがもう、わざと余計なGをかけて上下したり曲がったりひねったり。あたりまえか。
体が不安定なのがとっても怖いので、まずあごをひいて首を固定。下あごが動くのも怖いので口もムの字になってます。そして手足でバーと地面でもってがっちり固定。それでいくらかましになりましたが、なにしろすごいパワーでもう、声を出す余裕すらありませんでした。横ではまお様がケラケラ笑ってます。きゃははすごーいだって。あほか。
終わったときは正直ほっとしました。降りたらもうひざが笑ってました。とられていた写真では顔がヤバス。まお様は満面の笑み。せっかくだから写真買えばよかったかな。

こんなんばっかりだったらもうだめだ、帰りたい。マジでそう思いました。とりあえずいすに座って途方にくれておりました。せっかくきたのだから、ゆるい乗り物になれていこう、それからドドンパにいこうということになりました。おなかがすいていたのでトウモロコシを食べました。あまくてうまかったです。

ゆるい乗り物というとゴーカートとかコーヒーカップとかメリーゴーランドとかありますが、そういうぬるすぎるのは却下。というか、回転するやつは目をまわすためだけに存在するので、乗る意味がありません。コーヒーカップでバカみたいに超回転させてる少年を横目にみつつ、ブランコが遠心力でもって真横になるまで回るアレに乗ります。これなら小さいころ小諸の遊園地で乗ったことがあるので大丈夫だろう。

でも、最初にガクンとゆれたので「おおう」と叫んでしまった。前に乗ってた子連れの外人さんが驚いて振り返っていた。んで、その人は手を広げて「ヒャッホー」といってました。なんか外人さんが多かったように思える。
この状態で、このブランコが自分的には楽しめるラインぎりぎりであることが判明。いっぱいいっぱいというやつだ。
その後、スプラッシュマウンテンもどきとか、ねずみのコースターとか、ハム太郎とかに乗ったりして、動き物に慣れていきました。とくにハム太郎の空中コースター。吊り下げ式モノレールみたいなやつ、あれは純粋に気持ちがよかった。最初にこれ乗ってたら、多分怖かったんじゃないかな。だいぶんなれてきたっぽい。
時計の振り子みたいなやつは不意な動きをしないのでおもしろかった。バイキングがさかさままでいってそのまま止まるみたいな感じ。あとは円盤の内側にはりつくように乗って回転させ、そのまま縦になるやつ。これは遠心力がすごい。背中に押し付けられる。これだけ強いGだと縦になろうがさかさまだろうが、さっぱりわからないという状態。これは怖くはなかった。おもしろかった。でも、いくつかの席が使用禁止になってたのは別の意味で怖かった。

とまあ、ゆるめのやつをひとしきり乗ったあと、一休みしてガンダムにいって、そのあとドドンパにしようということになって、まずガンダムへ。途中にあった鬼太郎のお化け屋敷は単に暗いだけだった。突然、アーとかいって誰か出てくるんだけど、出てくる前にコンプレッサの音が聞こえるので、アーのタイミングがもろばれ。足元が見えないことが最大の恐怖でありました。まお様は妙におびえておりました。女の子ネ。

さて、ガンダムザライド、ア・バオア・クーである。個人的メインイベント。
いろいろな情報でどんな内容かは知ってたんだけど、これはスターツアーズのガンダム版。リアルな画像を見ながら椅子がゆれるというあれ。
最初に大広間でコロニー公社のビデオを見る。ハロがなんか語ってるんだけど、ハロはアムロのオリジナルキャラではないっていう設定なのかな。ロボットのハロはアムロ作なんだけどね。
すると、突然あのヘンケン艦長が現れて、この船が戦闘に巻き込まれていると放送が入る。黄色いモビルアーマーにやられたって。それは両手にカマを持ってるって?!ってザクレロかよ!(爆笑)
至急ランチに乗り込んで戦闘空域を脱出することに。ジム2機に護衛されて、というかひっつかまれてあっちこっちつれ回されるランチ。いきなり蹴散らされるザクレロ(笑)
ザクに睨まれてみたり、ガンダムのアップを拝んだり、アムロとシャアの戦闘を見物しつつ、コロニーレーザーの中に紛れ込む。バズーカで破壊しつつ脱出。でも一人取り残されていたようだ。
ア・バオア・クーの中に紛れ込んでガンダムのラストシュートの前を横切り、アムロの声に誘導されつつ、ホワイトベースが落ちる瞬間を横切り、なんとかア・バオア・クーを脱出。ていうかなんてとんでもないところに居合わせるんだ(笑)
さらにすごい勢いで味方艦に到着。するとさっきはぐれた人が「どけどけどけーい」と無理やり着艦して終わり。

いやー、面白い。話によるとガトーのゲルググとか見所はほかにもあるらしいんだけど、気づかなかった。普通に映像ジェットコースターとしても面白いんじゃないかな。ちょっと揺れがきつくて酔うんだけど。
次はZの時代のサイドストーリーというのを見る。これはフリーパス非対応で500円。まあせっかくだから見よう。内容は、あまりガンダムとは関係なくて、民間人のシャトルというかステーションがトラブルで主人公たちが取り残されてしまって、自力で地球に帰るっていうもの。
真空中を生身で数秒移動したり、進入角度とかいろいろ、科学的な説明がされてて、普通に面白い番組ではありました。最後にアムロの声の人がZガンダムもどきに乗って助けてくれます。声の出演を見たら、カラバパイロットとしか書いてなかった。あれはアムロじゃないのか?
確かアムロってZ2だかZプラスだかに乗ってたんじゃなかったのかな?それは裏設定か?妙なカラーリングのZだったけど。ウェイブライダーもなんか変だった。本家Zのほうがかっこよかったな。

で、ア・バオア・クーが終わってからずっと酔ってて吐きそうだった。胃袋になにも入ってないので、そのせいで気持ち悪いのかと思って近くのレストランでカレーライスを食べる。
すこし落ち着いたけど、それでもまだ微妙に気持ち悪い。回転系のにたくさん乗ったからか、もう体が限界なのか。いまドドンパに乗ったら新鮮なカレーを吐いてしまうかもしれない。それも170kmで疾走中に!
それは下の人に迷惑なので、とりあえずドドンパは回避。まお様に待ってるから一人で乗ってきなといったけど、一人ではいやだといわれてしまった。
せっかくなのでまだ乗ってない、というか見てないものを見よう。まずはなんかナムコにあったドルアーガみたいなやつ。ゆるく動くのにのって光線銃で敵を撃つやつ。ドルアーガは枝分かれとかあったんだけどこれは一本道で、最後に突然派手に動く。突然なのでまお様は「ひやあ」といって驚いていました。
次はその隣にある処刑の館。ほとんど客がいなくて、お兄さんが入り口で招き入れてくれたので、いやがるまお様の手を引いて入場。
入るとヘッドフォンをつけろといわれるのでつける。なんかいやな音とか怖い音を聞かせるのかと思ったら、3D音響を聞かせるアトラクションでした。後ろから人が忍び寄ってきたり、いろんなもので処刑して耳元で「次はお前だ」とか言われたり。2個しかスピーカーないのにかなりリアルな立体音響でした。音もいいし、題材がちょっとアレでしたが、なかなかです。
最後にもう一回観覧車に乗って帰ります。夜は交通の関係か、5時くらいからとたんに人が減ります。もしかしたら夕方からきたほうが待ち時間なくていいかも。とくにフジヤマとかを何度も乗りたいなら夕方はねらい目です。ていうか、もう乗りたくありませんが。
おみやげにまお様は野沢菜漬けを、私は大好きな信玄餅を買ってきました。信玄餅は旅行するとき山梨にきたら必ず買うのです。西にいくときは八つ橋とうなぎパイ。これらはうまい名物という稀有な存在であります。

さて、帰りもまた車の運転です。夜の運転は初めてです。いきは環八から246で御殿場までいって、籠坂峠を越えて山中湖へいきましたが、帰りは御殿場から箱根方面へいって、1号線を帰ってきました。籠坂峠は中学生のころチャリで山中湖まで行ったときに通ったし、おやじのバイクの後ろに乗ってこのへんの山に登りまくってたのでとっても懐かしかったです。
箱根峠を下るのは結構楽しくあり、また怖くありました。ATのシフトを落とし、エンジンブレーキを活用しつつほぼノーブレーキで降りるというのをやってみました。暗闇は運転しづらいかと思ったけど、歩行者がいないのがわかってる山道では、地面の線と前の車の尾灯を目安に走れば意外と運転しやすいものなのですな。

途中であまりに眠くなって、コンビニにとめて2時間くらい寝たり、まえバイトしてたベイブリッジの下にいってみたりしましたが、ライティングは深夜のためなくなってて見えませんでした。
そのまま都内に戻り、返却する時間まで寝たりうろうろしたりしつつ、あさ8時前に解散。そのあとガソリンいれて車を返してきました。

いやー、たのしかった。運転も楽しかったし、念願の遊園地も怖かったけど楽しかった。富士急はまたいきたいですね。今度はもうちょっと耐性がついてると思われますので。

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