半月前 カメラが故障した。( EOS-Kiss Digital N )
故障の内容は: Av センサーが POWER ON 後、しばらくすると 異常となる。症状は 自動での露出設定が出来なくなり、何を写しても シャッター速度が 1/4000 になってしまうもので 撮った写真は 真っ黒・・・。
修理が楽なようにと、近くの量販店 ?タムラ で購入しておいたから、修理見積を依頼した。
2週間経っても連絡無し なので、さっき電話してみたら、見積が出ていて ¥19,800 だと言う。
妥当かどうかを調べてみた。
ここで、修理申込 を選ぶと、機種に応じた 修理費用が わかる仕組みになっている。
EOS Kiss Digital N とすると・・・
このように表示される。 どんな修理でも 同じ料金のようだ。
¥14,700 + ¥1,575 =¥16,275 だったのである。
よく見ると 3~5日で修理できる。 2週間それも こちらから電話しないと、何の連絡も無い。 この状況は 何だったのだろう。 とりあえず 修理は キャンセル。
さらに、よく見ると・・・、露出関連の故障は、¥11,300~¥14,200 とあるから もっと安いかもしれないのだ。
これでは、近くの販売店で購入するメリットは、ゼロである。
こんな壊れ方をするカメラも困ったものだが、知ってのとおり 今年の製品は N社の 巻き返しがすごかったので、今持ってるレンズに合う BODY を 買い換えるメリットは 無さそうだから タイミングが悪い。
オリンピック中継、あまり 見なかったが、びっくりしたのは メディア席の 黒い大砲レンズの比率が 完全に前回と逆転。 白いのを見つけるのが 難しかった。( これは、レンズのせいではなく BODY の影響だと思う。 ) 素人判断だが、1セット¥数百万かけても 換えなければならないほど、 良い写真が撮れる ということ?
一眼レフを使い始めるには、ある程度のリスクを伴う。レンズとBODYの関係があるから・・。購入時点で 良い技術だと思って購入すると、次に出てくる機種は 必ずその上を行く。ヒントがあるから 次は簡単なのであろう。待っていれば その上を行く カメラがでてくるから それで良いんだが、あまり長い時間待たされたり 価格が納得できなかったりすると、これは困る。まぁ、技術が負けてるときに 安く買う と言う手もあるが、負けているのを自覚しなかったり、消費者を甘く見るメーカー( 販売部署? )もあるかもしれない。
C社の場合は 50D の仕様を見ると 次の入門機(X3?)が、お勧め機に なることは、2年前からの動向で わかるが、N社が 何もしないで いるわけはないから 面白い。
昔 原付バイクで、H とY が、同じように 戦ったことがあるのを 想い出した。 現状の技術的な競争が一段落すれば 次は モデルチェンジの競争になって 在庫が増えれば 価格競争になるが、購入層の購入資金の状況( 景気 )が、この勝ち負けに影響を及ぼす 大きな要因になるらしい。 腕時計の分野でも 似たようなことがあった。 このような 戦争の後は 製品の製造技術が こなれて 発展途上国などが、簡単に 生産できるようになったりするらしい。
実は、この故障の場合 もうひとつ 選択肢があって 修理料金無しというのもありなのである。
M:マニュアル で使えばよい。 昔のカメラは Av センサーなんか付いてなかった。AFやIS が使えるだけでも 昔より良いのに、写した写真が LCDで確認できて 削除も出来るし、ヒストグラムが表示されるのであるから Av センサーは もしかすると 要らないのだ。カメラ入門とボケ防止には この方が良い。 そうだ 最近の露出計の仕様も調べてみよう・・ ( L-758Dか、微妙な商品だ。露出計の付いたコンデジが2台 買える?)。
冷静に考えてみたら、いまさら KDN に 下取り費用より高額の 修理費 を掛けるより このまま Mモード で ヒストグラムを見ながら 中望遠ズーム専用で使う方が、良いような気がしてきた。露出計が必要なら 正常な別のカメラの 露出表示で 確認すればよい。