「福島支援弾圧」裁判救援会 (旧・Fさん救援会)

ご支援、ありがとうございました。

第3回公判(7月13日) 報告

2012-07-28 18:33:39 | 裁判の報告
7月13日、「福島支援弾圧」裁判の第3回公判が
大阪地裁でひらかれ、30人をこえる方々が
傍聴にかけつけてくださいました。

みなさん、どうもありがとうございました。


<公判の様子>

▼はじめに、太田弁護士から「意見陳述」がおこなわれました。
太田弁護士は、
この事件は、「逮捕・起訴が検察による職権乱用で
起こされたものであり、職務犯罪でさえある、
直ちに公訴棄却(裁判取消し)すべきだ」と主張しました。

▼続いて、古河さんの勤務先の所長さんが弁護側証人として証言。
古河さんとの出会い、仕事内容、ヘルパー資格をとった経緯
などを語りました。
さらに、ALS患者さんの介護の実態を説明し、
今回の逮捕が、
患者さんはもとより、その家族のみなさんにも不安を与え、
「1週間くらいなら交代できても、2週間、3週間、
さらにはいつまでかが、わからないとなると・・・」と、
命に関わることであると証言しました。

▼検察側の反対尋問はありませんでした。

公判後、近くの弁護士会館に移り、報告会をおこないました。


★次回公判(8月3日)では、

検察による論告求刑と、
弁護団から最終弁論がおこなわれます。


猛暑のさなかですが、みなさん、ぜひお集まりください。



■ 以降の、裁判日程 ■

<第4回>
8月 3日(金) 13時30分~15時 1004号法廷


(大阪地裁へのアクセス)
 京阪電車・地下鉄「淀屋橋」下車、歩5分。
 中之島中央公会堂の北側の橋を、北へ渡ったところ。


第2回公判(6月29日) 報告

2012-07-11 23:04:29 | 裁判の報告
6月29日、「福島支援弾圧」裁判の第2回公判が大阪地裁でひらかれました。

前回同様、多くの方々がかけつけてくださり、35の傍聴席は埋まりました。
みなさん、どうもありがとうございました。


<公判の様子>

今回の法廷は、
問題とされた車の名義人・Yさん(検察側証人)への証人尋問でした。

検察官が証人への尋問で明らかにしたというのは、
車購入時にYさんは、古河さんに頼まれて名義人になった、
という内容です。

次に、弁護士からの反対尋問でYさんは、
古河さんがヘルパーをしていて、被災地福島への支援活動
などもやってる人であったこと。
Yさん自身も古河さんから被災地支援に誘われたことがあり、
前向きに考えていたこと、などを語りました。

弁護士から、古河さんの印象について聞かれたYさんは、
「エネルギーある人。生き方に元気ある。元気な先輩という感じ」と語りました。
最後に
「この裁判が終わって、あらためて古河さんから
被災地に一緒に行かないかと誘われたら、行きますか?」
と聞かれて、「もちろんです」と力強く答えました。


Yさんは、検察側証人として証言したのですが、
にもかかわらず、弾圧の正当性に結びつく内容はなにひとつなく、
逆に、今回の「事件」は、公安警察・公安検事が
古河さんを過激派の活動家だと目して、
通常なら逮捕・起訴など絶対にありえないような事案で、
無理に逮捕・起訴した政治弾圧であることが浮き彫りになりました。

公判後、近くの弁護士会館に移り、報告会をおこないました。


★次回公判(7月13日)は、

古河さんが勤める事業所の責任者Oさん(弁護側証人)への証人尋問です。

古河さんがどれだけ献身的にヘルパーの仕事をしているか、今回の弾圧で、どれだけ利用者さんや事業所がたいへんな事態に陥ったのか、などを証言していただく予定です。





■ 以降の、裁判日程 ■

<第3回>
7月13日(金) 13時30分~16時30分 1004号法廷

<第4回>
8月 3日(金) 13時30分~15時 1004号法廷


(大阪地裁へのアクセス)
 京阪電車・地下鉄「淀屋橋」下車、歩5分。
 中之島中央公会堂の北側の橋を、北へ渡ったところ。