花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

吹上浜 台風の合間に海の幸 サゴシ 2014/10/08 (鹿児島)

2014-10-11 11:43:30 | 吹上浜
鹿児島の台風シーズンは、例年6月から10月。
先週の台風18号に続いて19号も接近しています。台風の合間、吹上浜の釣り日記です。

10月8日(水)9時半 大潮の下げ3分ほど


台風18号は5日に種子島の東海上を通過、6日朝には静岡県に上陸し速いスピードで駆け抜けました。6日の吹上浜は強い西風で荒れ、7日まで影響が残りました。

8日は平日で釣り人は数人だけでした。この後私も釣りに加わり、2時間ほどでキスが27匹。先月のような大漁はなく、型も小さく当たりが少ないものの楽しめました。

捌くにも手間取らず適当な量


午後 浜辺を散策


13時49分 沖合いに見えた「なぶら」


昼食後に魚を捌き、砂浜を北に歩きました。15分ほどの場所にあるシラス崖。これは昔の火山活動(火砕流の噴出物が堆積)の名残なのです。鹿児島県内の広い範囲にシラス崖が残っています。

ここで沖合いに目を転じると小魚が飛び跳ねる「なぶら」が見えました。海岸から200mほどもあるでしょうか。北東風で海岸付近は静かなため小魚を追って大きな魚の群が来ているようです。幅は15mほどで砂浜からはっきりと見えました。

恵比寿さんに手を合わせる


この付近は海抜14m


南に戻り、砂丘に祭られた恵比寿さんに手を合わせました。吹上浜は長い海岸線が続くため密輸や不審船への警戒が呼びかけられています。

野菜畑でカライモ(さつま芋)を試し掘りして、鹿児島に帰る前にもう一度浜に出てみると(16時14分、上げ潮5分ほど)

なんと、サゴシが湧いています!

早速釣具を準備 10回ほど投げてサゴシとメッキ(大型アジの幼魚)をゲット!


16時49分 画像中ほどの海面変化 


日没までの1時間半ほどでサゴシ12匹


17時50分 日没の海に湧くサゴシ


海は予測が付かないことが多いです。
釣れるはずと大きな期待を持って行くと・・・・・ダメだったというのが大半ですが・・・・・逆のこともあります。沖合いに湧いていたサゴシが岸から10m程度のところに接近して小魚を追いかけていました。

いつものキス釣り竿で道糸はナイロン6号、スキップバニーという飛ばし浮きをつけ、弓角(45mm)で釣りました。ずっと南にキス釣りの人が一人見えるだけで他に釣り人はなく、完全貸切状態。夕日に海がきらめき、小魚が海面を飛び跳ね、なぶら前方に投げ込んだ弓角にサゴシがヒット、竿は弓なり、最高のサーフトローリング。

なぶらを追って砂浜を走り、魚を釣り、写真も撮って・・・・・忙しいことでした。たちまち日が暮れて家に帰り着くと真っ暗。一番大きなものは50cm、思いがけない大漁でした。

翌日も期待して出かけましたが、サゴシはさっぱり湧かずメッキが2匹だけでした。
台風19号が近づき海にはうねりが入って魚群が遠ざかったのでしょう。台風の影響が収まった頃に期待しています。

恵比寿さん、ありがとうございました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2014 花尾神社 秋の大祭 ... | トップ | 吹上浜に秋の訪れ メッキ釣... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

吹上浜」カテゴリの最新記事