花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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吹上浜の恵比須さん 穏やかな年明け 2017/01/01 (鹿児島)

2017-01-01 15:33:21 | 日記
明けましておめでとうございます。
申年から酉年へ、鹿児島は穏やかな年末年始となっています。

12月30日 吹上浜日置海岸の恵比須さん


砂山に恵比須さんが祭られています。地引網漁が盛んだった昭和20年代後半に寄進されたものです。昭和30年代までは近隣集落ごとに地引網漁の組がありました。

戦後復興期は半農半漁の生活が主体でした。共同で地引網をして、分け前のイワシの稚魚(ザコ)を各家庭まで運び込み煮干しを生産。乾燥後に集荷して共同出荷していました。

現在の吹上浜では観光地引網はありますが、昔ながらの集落単位での地引網漁は残っていないものと思われます。いつも笑顔の恵比須さんですが最近では風化が進み、石の表面がはがれた個所もあります。米と塩をお供えして手を合わせ、一年の健康と安全に感謝しました。

南側の風景 遠くに見える野間半島


右側は海神様、左が恵比須さんです。風もなく穏やかな天気で午後の日に海面が輝いていました。水平線右側、わずかに見える小島が久多島(ふたしま)です。「くたしま」が正式な読みのようですが、発音しにくいためか日置では「ふたしま」と呼んでいます。

北側の風景 江口・いちき串木野方面


すぐ近くにはバブル期に建てられた豪華な別荘があります。現在は県内有力企業の福利施設になっているようです。北側の西端はいちき串木野市の羽島地区です。山の向こうには川内原発があり、日置海岸は30km圏内にぎりぎり入っています。福島事故が起きてからは原発の安全管理が特に気になります。

実家 庭先の千両


自生したのか植えたのか、あちこちに千両があります。他の木が茂り日陰のため生育条件が適しているようです。野鳥が啄んだのか、だいぶ実が少なくなりました。

1月1日 雲一つない青空


大晦日、最近になく長時間紅白歌合戦を見ました。最後の結果発表では会場審査員の票が紅組に多く入り、びっくりぽん! 紅組優勝。
放送時間が押していて最後がドタバタになったのが少し残念でした。

穏やかな年明けとなりました。少し冷えて朝露が多い程度で霜は降りていません。日中も雲一つない青空が広がっています。デジタルカメラをD500に変更しておよそ2か月が過ぎ、2万カットほど撮影しました。

長く使ったD700との比較では画角が狭く、内蔵フラッシュが付いていないことが不便でした。新たにズームレンズを購入してからは、細部の改善に気づき使い慣れてきました。

自宅庭先の朝顔


庭先に朝顔が一輪だけ残っていて驚きました。南方系の朝顔ですが長年植えっぱなしで弱っているうえに、ナニワノイバラに圧倒されて生育が悪くなっています。

それでもたくましく蔓を伸ばして11月から多くの花を付けました。穏やかな年明けではありますが寒さはこれからが本番です。昨年は1月下旬に記録的な寒さもありました。皆様どうかご自愛ください。
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