4週間のマダガスカル取材から帰ってきました。
ハードな取材の連続で、マダガスカルにいるときは気が張っていたのかあまり疲れは感じなかったのだけど、日本へ帰ってきたら四週間分の疲労と東京の壮絶な猛暑がどどどどっと襲ってきて全身ヒヘー疲弊しております。
16年ぶりのマダガスカルは昔の印象のまま素晴らしい国でした。独特な自然風景とそこに暮らす固有の動物たち、そして出会った人々も皆心優しく気持ちの良い人ばかりでした。
四週間休み無しに撮影をしてその間も常に移動し続けるという、結構過密なスケジュールでありました。その旅程がこれ↓
タナ(アンタナナリボ)→ ベレンティー保護区 → Nahampoana Lodge → タナ → ペリネ特別保護区 → タナ → ラヌマファナ国立公園 → タナ → チュレアール → Andavadoaka → ムルンベ → ムルンダバ → タナ。
めいっぱいマダガスカルを満喫する内容です。
そしてこの旅では行く先々でガイドとドライバー(四輪駆動車)が僕を待っていてくれるという、これまた今までにない素晴らしい撮影でもありました。
この日記ではそんなお世話になった彼らに感謝の意味も込めて、紹介してみようと思います。
ベレンティー保護区のガイド、Benoit(ベノア)。
とても優秀なガイド。僕が質問する全ての動植物の名を英名と学名で教えてくれた。彼の他にもドライバーと見習いのドイツ語ガイド青年がいたんだけど、写真を撮り忘れた。
Nahampoana Lodgeのなんちゃってガイド。ジャイアントバンブーの竹林前で撮影。
基本的にこのロッジはフランス語のお客しか対応できないようで、僕が行くとロッジのオーナーはあわててこの青年?少年?を町から英語ガイドとして連れて来たようだった。
しかし動物の知識はほぼゼロ、、、残念。 陽気なやつではありました。
タナ周辺とペリネ、そしてラヌマファナをガイドしてくれたマミー。
この旅で一番長く一緒にいたガイドで、とても真面目な男。お互いにいろいろな話をして一番分かりあえた仲かも知れない。日本語を少し喋る。
隣の女性はペリネ特別保護区のガイド。こうして保護区や国立公園に入るときは必ずそこのライセンスを持ったガイドと一緒でなければならない。
マミーとペアのドライバーのザトゥさん。
はにかむ笑顔が印象的で、毎朝彼の「オハヨウゴジャイマスゥ」という挨拶がとても好きだった。彼の日本語はそれだけ。
僕。木の上から撮影するためにハーネスを装着してツリークライミングをするところ。
3分のレクチャーを受けただけで強引に登ってしまった。30メートルくらい。
ツリークライミングのガイド。名前忘れた。
アウトドアのひと特有の爽やかな笑顔。この笑顔は世界共通なのかもしれない。
左がガイドのタンテイリ、右はドライバーのステファン。チュレアールからムルンベまでのコースト沿いをバオバブを探しながら旅をした。
ちゃぶ台がひっくり返るほどのものすごい悪路を9時間かけてドライブした仲間。
二人とも本当に良いやつでした。あまりにも仲良くなったので、最後のムルンベの空港では別れがちょっと辛かった。
そのちゃぶ台返しの悪路がこれ。美しいエメラルドグリーンの海を横目に深い轍の砂道を朝から晩まで走り続けます。
撮影助手兼フラメンコダンサーのマミ。今回は旅の後半の二週間を合流して撮影を手伝ってもらいました。
オレンジ色のエコバッグは別にお買いもの帰りというわけではなく、カメラを砂埃から守っているのです。
ムルンダバのガイドのイヴ(まん中)。けっこうなオジサンだと思っていたけど、話をするうちに我々よりもだいぶ若いということに気づく。
もう一人ドライバーのネネさんがいるのだけど、写真を撮り忘れた。この人は可愛い名前だけど完全なオジサンでした。
そして右の青年は、イヴが「俺しか知らないバオバブの群生地に連れて行ってあげる」と言って森の奥地まで行ったはいいけど迷子になってしまって、途中の集落で出会ったこの青年を無理やり案内人として車に乗せてしまった。とても感じのいい青年で、バオバブを撮った後は彼の村に行って村の様子や子供たちを撮らせてもらった。
おまけ。Morondavaのバオバブ。
このマダガスカル旅の間、もしインターネットがつながればブログを更新しようと思ったのだけど、結局僕のipadは一度もネットにつながらないまま日本に帰って来ちゃいました。(言いわけではなくてね)
ネットどころか電気が無いこともしょっちゅうあったし、海水シャワーだったり、クーデターが起こってタナの空港が占拠されてしまったり、病気になって3日間なにも食べられなかったり、額を二回もけがして流血したり、足首を捻挫したり、あまりにハードな山歩きにトレッキングブーツの紐通しが五つもちぎれたり、そのおかげでレンズが2本壊れたし、パンクしたり下痢したり.....
それでもこうした素晴らしい人たちとの出会いが、僕たちのマダガスカル取材をとても充実した旅にしてくれました。
本当にありがとう。
ホームページをリニューアルしました。
ハードな取材の連続で、マダガスカルにいるときは気が張っていたのかあまり疲れは感じなかったのだけど、日本へ帰ってきたら四週間分の疲労と東京の壮絶な猛暑がどどどどっと襲ってきて全身ヒヘー疲弊しております。
16年ぶりのマダガスカルは昔の印象のまま素晴らしい国でした。独特な自然風景とそこに暮らす固有の動物たち、そして出会った人々も皆心優しく気持ちの良い人ばかりでした。
四週間休み無しに撮影をしてその間も常に移動し続けるという、結構過密なスケジュールでありました。その旅程がこれ↓
タナ(アンタナナリボ)→ ベレンティー保護区 → Nahampoana Lodge → タナ → ペリネ特別保護区 → タナ → ラヌマファナ国立公園 → タナ → チュレアール → Andavadoaka → ムルンベ → ムルンダバ → タナ。
めいっぱいマダガスカルを満喫する内容です。
そしてこの旅では行く先々でガイドとドライバー(四輪駆動車)が僕を待っていてくれるという、これまた今までにない素晴らしい撮影でもありました。
この日記ではそんなお世話になった彼らに感謝の意味も込めて、紹介してみようと思います。
ベレンティー保護区のガイド、Benoit(ベノア)。
とても優秀なガイド。僕が質問する全ての動植物の名を英名と学名で教えてくれた。彼の他にもドライバーと見習いのドイツ語ガイド青年がいたんだけど、写真を撮り忘れた。
Nahampoana Lodgeのなんちゃってガイド。ジャイアントバンブーの竹林前で撮影。
基本的にこのロッジはフランス語のお客しか対応できないようで、僕が行くとロッジのオーナーはあわててこの青年?少年?を町から英語ガイドとして連れて来たようだった。
しかし動物の知識はほぼゼロ、、、残念。 陽気なやつではありました。
タナ周辺とペリネ、そしてラヌマファナをガイドしてくれたマミー。
この旅で一番長く一緒にいたガイドで、とても真面目な男。お互いにいろいろな話をして一番分かりあえた仲かも知れない。日本語を少し喋る。
隣の女性はペリネ特別保護区のガイド。こうして保護区や国立公園に入るときは必ずそこのライセンスを持ったガイドと一緒でなければならない。
マミーとペアのドライバーのザトゥさん。
はにかむ笑顔が印象的で、毎朝彼の「オハヨウゴジャイマスゥ」という挨拶がとても好きだった。彼の日本語はそれだけ。
僕。木の上から撮影するためにハーネスを装着してツリークライミングをするところ。
3分のレクチャーを受けただけで強引に登ってしまった。30メートルくらい。
ツリークライミングのガイド。名前忘れた。
アウトドアのひと特有の爽やかな笑顔。この笑顔は世界共通なのかもしれない。
左がガイドのタンテイリ、右はドライバーのステファン。チュレアールからムルンベまでのコースト沿いをバオバブを探しながら旅をした。
ちゃぶ台がひっくり返るほどのものすごい悪路を9時間かけてドライブした仲間。
二人とも本当に良いやつでした。あまりにも仲良くなったので、最後のムルンベの空港では別れがちょっと辛かった。
そのちゃぶ台返しの悪路がこれ。美しいエメラルドグリーンの海を横目に深い轍の砂道を朝から晩まで走り続けます。
撮影助手兼フラメンコダンサーのマミ。今回は旅の後半の二週間を合流して撮影を手伝ってもらいました。
オレンジ色のエコバッグは別にお買いもの帰りというわけではなく、カメラを砂埃から守っているのです。
ムルンダバのガイドのイヴ(まん中)。けっこうなオジサンだと思っていたけど、話をするうちに我々よりもだいぶ若いということに気づく。
もう一人ドライバーのネネさんがいるのだけど、写真を撮り忘れた。この人は可愛い名前だけど完全なオジサンでした。
そして右の青年は、イヴが「俺しか知らないバオバブの群生地に連れて行ってあげる」と言って森の奥地まで行ったはいいけど迷子になってしまって、途中の集落で出会ったこの青年を無理やり案内人として車に乗せてしまった。とても感じのいい青年で、バオバブを撮った後は彼の村に行って村の様子や子供たちを撮らせてもらった。
おまけ。Morondavaのバオバブ。
このマダガスカル旅の間、もしインターネットがつながればブログを更新しようと思ったのだけど、結局僕のipadは一度もネットにつながらないまま日本に帰って来ちゃいました。(言いわけではなくてね)
ネットどころか電気が無いこともしょっちゅうあったし、海水シャワーだったり、クーデターが起こってタナの空港が占拠されてしまったり、病気になって3日間なにも食べられなかったり、額を二回もけがして流血したり、足首を捻挫したり、あまりにハードな山歩きにトレッキングブーツの紐通しが五つもちぎれたり、そのおかげでレンズが2本壊れたし、パンクしたり下痢したり.....
それでもこうした素晴らしい人たちとの出会いが、僕たちのマダガスカル取材をとても充実した旅にしてくれました。
本当にありがとう。
ホームページをリニューアルしました。
久しぶりの撮影助手は、昔のフィルム時代とうって変わってたいした仕事もなく、飲んだり食べたり眠ったり遊んだり、時々レンズを交換したり、レフ板当ててるふりしたり、カメレオン持ったり、アイアイに会ってアイアイ~♪と歌ったり、結構暇だったけどまあまあ役にたてた助手だったと思います♪
兎はバオバブのみの旅でしたが、楽しくて美味しくて、いい旅になりました
あれやこれやまだまだ続編でご紹介くださいな