昨日4月14日(月)は新聞休刊日ということで、神奈川新聞も休刊日です。
そこで今回は、4月7日(月)~4月13日(日)までのピックアップ記事の中からです。
こちらは、4月13日(日)の神奈川新聞トップ面から
『カナロコ・3年間で18校統廃合/少子化で横浜郊外』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
ベッドタウンとして1960年~1980年代に開発された横浜市郊外の
団地や大規模住宅地で少子化が急速に進み、
この3年間で小中学校18校が統廃合される事態
となっているそうです。開発時に一斉入居した住民の
高齢化や若年層の流出などで、かつての
『マンモス校』が軒並み『小規模校』に転じたから
だということです。
横浜市郊外の団地の空洞化の問題は、2月18日(月)に

老朽化している分譲団地の再生に横浜市が本腰!!』
として取り上げたように、横浜市が、若者の転出で人口減や高齢化が
急速に進む上、設備が老朽化している分譲団地の再生を後押ししようと
本腰を入れ始め、バリアフリー対応でない団地を主な対象として、
エレベーターやスロープなどの設置費を2008年度から
新たに助成し、空き室の活用事例などを取り上げた
『再生の手引』もまとめることですでに動き出していますが、
この取り組みの根底には、3年間で小中学校18校が統廃合される
事態となっているというのがありそうですね。
本当に3年間で小中学校18校が統廃合になるというのは
異常事態ですからね・・・。分譲団地の再生に乗り出すのも
分からなくもないですし、それだけ横浜市が危機感を感じている
ということでもありますね。
その一方で、施設の跡地《学校跡地》利用と地域づくりの課題も
浮き彫りになっていますが、施設の跡地の利用に関しては、
地域の方たちがどういったものを望んでいるのか?
アンケートをするなりして意見を聴くべきだと思います。
昨年2007年10月8日(月)に

《記事元の『カナロコ』の記事はすでに消滅》
として取り上げた、横須賀市佐野町2丁目の旧陽光小学校の跡地利用を
めぐって、横須賀市と地域住民が対立したり、ニュースや情報番組等
でも最近大きく取り上げられている川崎市川崎区の神奈川県立川崎南高校の
跡地利用をめぐっての神奈川県と地域住民との対立もそうですが、
地域の方たちの意向を無視して、勝手にいろいろ進めれば、
強い反発を受けるだけですからね・・・。
横須賀市佐野町の旧陽光小学校や川崎市川崎区の神奈川県立川崎南高校も
そうですが、地域の方たちの憩いの場としての活用というのを
地域の方たちが望んでいますし、横浜市郊外の施設の跡地の活用も
そういったカタチが望ましいのではないかと思います。
子どもからお年寄りまで安心して利用できる地域の憩いの場、
これから横浜市に限らず、少子高齢化が進めば進むほど、
残念ながら学校の統廃合が進み、施設の跡地の活用の問題と
いうのも出てくることになると思いますし、こういったカタチで
地域に開放するということも考えていかないといけないと思います。
近所付き合いが疎遠になりつつある社会にあるといわれていますし、
子育て・育児に悩みを気軽に相談出来る相手が身近にいない
ことから、痛ましい事件が起きてしまったりということもありますし、
そういった問題を防止をするには地域の風通しをよくすることも
すごく大切なことになってくると思います。犯罪防止にもつながるでしょうしね。
犯罪のない、起きない、させない、安全安心な街づくりというのは、
どの地域でも大きな課題になっていますが、こういった《地域のための》施設の
有効活用というのが、地域の活性化と地域の風通しをよくする
大切な取り組みとして、これから各地域で目指す方向性になってくるのではないかと思います。