こちらも昨日1月18日(金)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・県内5カ所を自転車通行モデル地区に指定/国土交通省と警察庁』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
国土交通省と警察庁は、歩道での歩行者との混在を避け、
自転車が走りやすい環境整備のモデル地区として、
神奈川県内で5ヶ所を指定したそうです。2009年度までに、
相模原市内の国道16号などで自転車道や自転車レーンを整備するということです。
神奈川県内で指定されたのは、相模原市のJR横浜線・相模原駅周辺、
横浜市金沢区の金沢地区、茅ヶ崎市の茅ヶ崎地区、
横浜市鶴見区の向井町地区、川崎市幸区の新川崎地区の5地区で、
自転車の交通量が比較的多く、幅員に余裕があるなど短期間に
整備できる場所が選ばれたということですが、
これは、1月5日(土)に

として取り上げたように、神奈川県が2008年度から手掛ける、自転車が
走行しやすい道路のネットワーク化に追い風が吹いてきたというか、
良いカタチで、ネットワーク化を進めることが出来そうですね。
今回の国土交通省と自転車が走りやすい環境整備のモデル地区の
指定というのは、歩行者の事故と年々増加している二輪車による
事故を防ぐというのと環境問題への取り組みというのが大きいと思いますが、
そういった点でも神奈川県が手掛ける、自転車が走行しやすい道路の
ネットワーク化と同じような意味合いがありますよね。
地元もそうですが、中学生や高校生の通学を中心にして、自転車は、
車以外での貴重な交通の足として活用されている地域も多いですし、
先の神奈川県が手掛ける、自転車が走行しやすい道路のネットワーク化
の記事の中でも書いたように、観光客の足として環境に優しいミニバイクや
電動自転車のレンタル店が増えている鎌倉市や、観光の足として、
放置自転車を活用してレンタサイクルをしている小田原市や
茅ヶ崎市もありますし、こういった取り組みにも
追い風になりそうですね。歩行者が安心して歩けるように、自転車利用者も
安心して自転車に乗れるように、道路環境が整備されて欲しいです。