昨日5月11日(月)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・人気の湘南、足りない教室/茅ケ崎』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。
少子化の影響で神奈川県内でも小学校の統廃合が進む中、
湘南の人気エリアの茅ヶ崎市南東部ではマンション開発により
人口が急増し、学校新設を余儀なくされているそうです。
8年前にも小学校が開校したばかりにも関わらず、
教室不足は深刻な状況にあるようです。
少子化が進んでいる中でも人口が急増している地域では、こういった問題が起こるのは
必然的なことだと思います。横浜市の北部や再開発が進んでいる川崎市中原区の
武蔵小杉駅周辺、身近なところでは相模原市内でも大規模なマンション建設が
進んでいる地域があるので気になりますし、こういった地域では学校の新設や
仮説校舎の建設というのは、余儀なくされますよね・・・。
ただ、校庭の一角にプレハブの仮設校舎を建てて、教室不足を
一時的に補うとしても、このまま児童・生徒が増え続ければそれも限界になりますし、
やはり学校の新設というのを進めないといけないですよね・・・。
今回の茅ヶ崎市南東部では、学校の新設に向け、茅ヶ崎市教育委員会では
地域での学区再編も検討していくようですが、学区再編の状況次第では
急に仲の良い友達と離れないといけないなんていうことも起きそうですね。
学校が替わっても仲良く出来ると思いますが、学校生活内で身近な友だちがいなくなると
不安に陥ったりして、精神的に不安定になる子が出てきてもおかしくないですね・・・。
こういう風になりやすい子、なってしまったこのケアというのも考えないといけないですし、
学区再編もいろんな問題を考えながら進めないといけないので、各教育委員会は
悩みに悩む部分ですね。また、先の5月9日(土)には

として取り上げたように、昨年2008年の受験倍率が2.1倍と“低空飛行”が
続く小学校教員採用試験の倍率アップのため、川崎市教育委員会が
今夏2009年夏の採用試験から音楽と体育の実技試験を外すことを
すでに決めていますが、これも人口増加に伴って児童が増え続けていると
いったことも背景にありますからね・・・。今回の茅ヶ崎市や横浜市、そして
現在、マンション建設が進められている地域がある相模原市も同じような
問題が起きかねないと思いますし、児童数に対しての絶対的な教員数が
少ない地域の貴重な人材・教員の確保というのも当然同時に進めないといけないですね。
茅ヶ崎市では、今回の茅ヶ崎市南東部エリアに高さ制限を設ける
都市計画変更を実施するようですが、むやみやたらの大規模な高層マンション
建設の制限をやはりするようかもしれませんね。
周辺環境の悪化に繋がるような高層マンション等の建設というのであれば、
決して良いことではないですから・・・。