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お産を取り扱う神奈川県内の医療機関で、施設がほぼ横ばいも常勤産科医師は増加!!

2011年06月18日 00時00分00秒 | 神奈川の医療・健康などに関する取り組み
昨日6月17日(金)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・「県内のお産環境が徐々に改善、
取り扱い見込み930件増、施設横ばいも医師増/神奈川』

という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先での参照をお願いします。

お産を取り扱う神奈川県内の医療機関
《4月1日(金)現在》は前年2010年度比1減の
159施設でほぼ横ばいだったのに対し、
常勤産科医師数は15人増加
したことが、
神奈川県と横浜市の調査で明らかになったそうです。

産科医不足の完全な解消には
至っていないもののの、2011年度の
分娩《ぶんべん》件数は2010年度を
約930件上回り7万件を超す見通し
になっていて、
神奈川県内のお産環境は少しずつ改善に向かいつつ
あるようですね。ただこれでホッとできる状況かというと
まったくそうではなくて、昨年2010年11月21日(日)には
『横須賀市立病院が来年2011年3月から、
正常な出産を助産師が扱う「院内助産」を開始へ!!』

として取り上げたように、産科医不足のため、出産の扱いを
休止していた横須賀市長坂の横須賀市立市民病院が
今年2011年3月から、正常な出産を助産師が
扱う『院内助産』
を開始するなど、助産師が
奮闘している地域もありますからね・・・。特にこの横須賀市が
含まれる三浦半島方面では、お産事情が
昨秋2010年秋以降、深刻な事態に陥る
可能性がある
といわれていて、それを補うカタチで、
横須賀市立市民病院が『院内助産』を行っていると
いうのもあり、地域によっても差は結構あるようですね。
今年2011年度中に、湘南西部の病院など計3施設で
分娩の取り扱いを止める意向になっていますからね・・・。
やはり依然として深刻な産科医不足の問題の
解消には至っておらず、また、いつ神奈川県内の
お産環境が再び悪化するの分からない状況も
続くということですね。

まだまだ厳しい医療環境・過酷な医師の
労働環境・労働条件にある
のには変わりないと
いうことですし、何より国が、そして神奈川県と
各市町村と医療機関が連携し、現場の状況も
キチンと把握しながら、この問題の解消に、
これからもしっかりと取り組んでいかないと。

何より安心・安全な出産・産科医療の環境、
子育てをしやすい環境づくり
をしていかないと
いけませんから・・・。


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