神奈川県立こども医療センターに、小児医療を専門にした緩和ケアチームが発足!!

昨日3月8日(日)の神奈川新聞トップ面から
『カナロコ・小児専門の緩和ケアチーム発足/神奈川県立こども医療センター』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。

横浜市南区六ッ川2丁目の神奈川県立こども医療センターに、
小児がんなどの病気にかかった子供に対し、幅広い分野の
医師や看護師らが連携して症状の改善を図る
『小児緩和ケアチーム』が発足したそうです。

抗がん剤の投与や骨髄移植など苦痛を伴う治療が多い
小児医療の経験の乏しさや、小児専門の医師不足などが
壁となり、多くの病院で子供の緩和ケアは十分に
行われていないという現状がある中で、神奈川県立こども医療センターでは、
本当に思い切った取り組みですね。重い病気で治療中の子どもにとって、
その家族にとって病気と向き合って闘うというのは、本当に勇気も労力も
いることで、身体の負担も精神的な負担も大きいので、
それをケアするというのは、本当は不可欠なんですよね・・・。
全国的に深刻な医師不足、特に小児科医や産科医不足に歯止めがかからず、
医療現場の崩壊とも言われている中で、神奈川県立こども医療センターの
この取り組みというのは、医療現場に一石を投じたことになりますし、
他の医療機関の取り組みにも大いに参考になるような気がします。
同じような取り組みが、他の医療機関でもぜひ薦められれて欲しいですし、
神奈川県立こども医療センターとしても積極的にアドバイスをして欲しいです。