Go! Atom Go!

ビーグル犬アトムのお気楽な日常を絵日記と写真でお送りします。

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2022-07-12 | アトムのこと



1枚目はともさんとモカ君から、2枚目は母の行きつけの美容室からいただきました。
すごく綺麗です。ありがとうございます。

アトムのかっこいいラストランを書こうと思います。

去年から後ろ足が少し弱ってきたものの、普通に生活しておりました。
夏くらいから咳が出始め、気管支が加齢で固くなっていることが原因とされました。
気管支炎が悪化するとよくないので投薬治療となりました。

10月末に突然何も食べなくなり、その時はもうダメかと思いました。
しかし、動物病院で点滴と、抗生物質、食欲増進剤を毎日受けに行ったところ、1週間後くらいになんとか自力で食事をするように復活しました。
その間も、自分で歩き、排せつも自力で行っていました。
腎臓の数字が悪くなっていたので、咳の薬を止め、点滴を3日に1度受ける生活になりました。
咳の薬を止めたところ、食欲も大体元に戻りました。

これまで通り、散歩も食事も排せつも普通に行い、後ろ足がよろけるので行動範囲は狭まったものの、少し手を貸せば問題なく暮らしていけました。
3日に1度の点滴を続け、腎臓の数値も10月末に比べるとよくなりました。

今年の5月くらいに、再び食欲にムラが出てきました。
ただでさえ老犬であり暑さに弱いところもあったので、散歩の時間を工夫したり、与える食事も手を変え品を変えし、3日に1度の点滴生活を続けてきました。
この時に再び血液検査をしたところ、数字は少し悪くなっていて、ただ年齢的に十分いい方だと言われました。若い時と同じ数字になるわけではないのは理解していましたので、ここからやれる範囲で食べさせていきましょうとなりました。

6月に入り咳がどんどん酷くなっていきました。
6月後半に、お医者様から毎日通院するよう言われました。
毎日の点滴と、注射を続け、ただ生活はいつも通り散歩に行き、ムラがあるものの食事もし、自力で排泄もしていました。
とにかく咳を止めるため、自宅でステロイドの吸入も行うことにしました。

7月2日の土曜日、お医者様に行く前にアトムが倒れました。
呼吸がおかしいので慌てて病院に運んだところ、いつ心臓が止まってもおかしくない、家族を呼んでくださいと言われました。
姉も駆けつけ、先生から、不整脈であること、原因は気管支炎が悪化し肺から心臓にかけて不整脈の原因が生じたと。心臓のどの箇所が悪いのか特定できず、どんな薬を試しても治らない。今この瞬間に止まってもおかしくないと言われました。
今なら家に連れて帰れるかもしれないが、時間が経つほど家まで持たない可能性が大きくなると言われ、呼吸器が無くてもそこまで苦しくはないと言われたので、連れて帰ることにしました。

もうこれで終わりと思い、クーラーをガンガンにきかせた部屋にアトムを寝かせ、ずっとそばについて話しかけていました。
すると、数時間後。アトムが立ち上がろうとするので、手を貸すと水を飲みました。

翌朝も散歩に行きたがるので、涼しい時間にカートに載せて散歩に連れていき、公園で少し歩かせました。そこで自力で排泄もしました。
見た感じ今まで通りになったので、お医者様に連れていき、点滴だけは続けることにしました。
お医者様も看護師さんも皆、アトムが助かったことを喜んでくださいました。
手を貸せば自力でうろうろするようになり、散歩も食事も排せつも問題なくするようになりました。
体重は動かないせいもありますが、増えたくらいです。

金曜日、アトムがまた立ち上がらなくなりました。
手を貸せば立ち上がるので、水を飲ませました。
朝の散歩も行きましたが、少し歩いたら横になってしまうので連れて帰りました。
その日は何も食べず、水だけ飲ませて寝ました。

夜中に起き上がろうとするので、手を貸したところ、平衡感覚がくずれ右に傾いてしまいます(実はこの発作は以前も数度あり、数分すると戻るのですが、脳のどこかに異常があるのだろうという事でした。)
結局歩くことはできず、寝たままうんちをしました。

翌朝、やはり起き上がることはできず、ビクッビクッと時折痙攣をおこすようになりました。
不整脈だと痙攣が起こるというのはネットで調べていたので、すぐに姉夫婦を呼びました。
その後、しばらくするとまた呼吸が落ち着いてきたので、姉夫婦と母は食料の買い物に出かけました。
私はアトムの隣の部屋でアトムを見ながら寝ていました。
その時、アトムがじ~っと私を見ていたのを覚えています。
今思うと、自分で死期を悟っていたのかなと思います。

母たちが買い物から帰り、姉夫婦とアトムを撫でたり声を掛けたりしていたところ、アトムの様子が明らかにおかしくなりました。
慌てて父と母を呼び、みんなが見守る中、アトムの呼吸が止まりました。

最期看取る瞬間まで、家族全員で声を掛け、触れていました。
怖くないよと。みんないるよと。

母たちが買い物から帰るまで待っていてくれたこと。
最期の時を迎える直前まで起き上がろうとしていたこと。
土曜日に家族全員で看取らせてくれ、日曜日に家族全員で見送ることができたこと。
全てアトムのおかげです。
ありがとう。

可愛い可愛いアト君。大好きなアト君。
優しくてお利口なアト君。
ありがとう。家族になってくれてありがとう。
最期まで看取らせてくれてありがとう。
こんな長い時間を一緒にいてくれてありがとう。
アトムがいない日々は辛くて悲しいけど、それを抱えていくね。
またすぐ、向こうで会おうね。
いつでもこっちに来てね。
ずっと一緒だよ。
大好きだよ、アト君。またね。




今年の3月に、お友達のジョーイくんと車で公園に散歩に行った時の写真です。
最期まで寝たきりにならず、犬生を全うしたね。アトくん。
優しくて可愛くて最高の相棒でした。
また会えるのを楽しみにしているよ!

アト君またね!

2022-07-11 | アトムのこと


2022年7月9日正午頃、アトムが虹の橋を渡りました。
苦しまず、安らかに、家族全員に見守られながら旅立ちました。
18歳3か月の大往生です。
写真は、数日前の写真です。
詳しい経緯は後日書きますが、本当にビーグルらしく、犬らしく、最期まで生き抜きました。



10日の夕方、家族全員でアトムを見送り、家に連れて帰ってきました。
お花は右が犬友のラムママから、左は動物病院からです。
アトムがいない生活は、自分の半身が切り取られたような寂しさです。
きっとこの悲しさに慣れることは無いと思いますが、抱えて生きていこうと思います。
いつか私がアトムのいる場所に行った時、アトムが待っていてくれると思うと寂しくないなと思います。
そのためにも、アトムと同じ場所に行けるよう善行を積まねばなりません!

アト君。可愛い可愛いアト君。
大好きなアト君。
優しくていい子のアト君。
あなたに出会えてよかった。初めて家族に迎え入れた犬があなたでよかった。
本当にありがとう。
想像以上に長く一緒にいてくれて、最期まで自分で歩き、食べ、うんちをし、犬らしかったね。
ありがとう。大好きだよ。
これからもずっと一緒だからね。また会おうね。

アトムに会いたいよ。寂しいよ。
またね。ちょっとの間だけバイバイだね。
いつでも行ったり来たりしていいからね。
お空組と仲良く遊んで待っていてね。

アト君愛してる。