Alternative fishing

これまでの釣りとこれからの釣り

【過去旅記録】五島列島遠征 part1【高1】

2015-01-31 15:11:06 | 【高1】五島列島遠征記


ブログを引越ししたということで
しばらくは過去の旅の記録を不定期に流し込んでいこうと思います。


今年の春は久々に五島遠征に行くこともあり、
まずは高校1年生の五島列島遠征編から...

基本的に長文なのでお時間のある方だけどうぞ。
時間がないかたは、時間がある時にお越しください。




1.ブラックバスとヒラスズキ

僕がはじめて釣りをしたのは小学5年生の春だった。
転校先の新しい友人に誘われ、池にブラックバスを釣りに行った。

親父がくれた6ftほどのルアーロッドに2000番スピニングリール、先にはスピナーを結んで1日中投げた。
魚が見えているところにルアーを投げると魚は食いつくどころか、ボチャ!という大きな音にビビって逃げていく。
釣れるのは地球、まれに木の枝。
はじめての釣りは収穫なしに終わった。

2回目の釣りも同様。3回目の釣りもこれまた同じ。「こんなおもちゃみたいなエサで釣れるかよ!」なんて腹を立てながら
ひたすらルアーを投げ続けた。毎回の釣りで数少ないルアーはなくなる一方。
それでも意地になって、当時習っていたサッカーと空手の練習の隙間時間を全て釣りに費やした。


狂ったように自転車を漕ぎ、池に通ったことでわかったことがふたつあった。
ひとつめはワームにはよく魚が食いつくということ。
もうひとつのわかったことはワームには針が一本しかついてないから食いついても掛からないということ。
魚のくせになんと腹の立つことか…
アワセというものを知らなかったし、そもそも当時持っていたフックの針先は例外なく鈍っていた。
そんなこんなで食いついてくるのに1匹のブラックバスも釣り上げられないまま気がつくと3ヶ月が経過していた。

発狂寸前の僕は思いついた。針の多いルアーを投げればいいのだ。
リアルな見た目に針がいっぱいついているルアー…「これだ!」。

僕はなけなしのお小遣いでバスデイ社のシュガーミノーを買った。
さっそく自転車を漕いで池へ向かった。池の岸ちかくに買ったばかりのミノーを投げる、竿先を「ちょんちょん」2回ほど動かすと「グンっ!」と衝撃が走った。

「どうしよう!めっちゃ引いてる!」
気がつけば25cmほどのブラックバスが足元でバタバタしていた。


「やったぁぁぁぁ!」
この後、3ヶ月の苦労が嘘のようにすぐに2匹目のブラックバスが釣れた。
その後も自転車をしゃかりきに漕いで池へ通った。ブラックバスはそこそこ釣ることができるようになってきた。
ブラックバス釣りだけではなく、水路でコオロギをエサにして鯉を釣ったり、近所の川での鯰釣りにもハマった。


中学入学後も、サッカーと空手の練習の合間に釣りをしていた。
釣りに誘ってくれた友人たちの興味はファッションや音楽に移っていったが、僕はバカみたいに釣りをし続けた。


そんな時、TVの釣り番組で鱸という魚を知る。銀に光る鱗にはいつも目にしているブラックバスにはないカッコよさがあった。しかも大物になると1mを越え、引きもブラックバスの数倍強いと書かれていた。「やばい。超かっこいい!釣りたい!」
鱸を釣るため、中学生の少ないお小遣いをやりくりして内陸県である滋賀から大阪湾へと電車で通った。


手探りでの釣りはブラックバスを釣るまでと同じく遠回りし続けたが、シンキングペンシルプラグで初めての鱸を釣り上げた。
大阪湾に通う日々が続き、小さな鱸をある程度狙って釣ることができるようになってきた頃、衝撃的な映像を目にしてしまう。
それはとあるプロアングラーが荒磯の中で豪快に首をふる鱸を掛けている映像だった。


釣り上げられた鱸は大阪湾で目にする鱸とまるで違っていた。
魚体の鮮やかさ。そして都会の魚にはないワイルドな顔立ち。
ヒラスズキという魚だった。体、胸のあたりが熱くなった。
中学3年生になっていた僕は「いつか絶対に釣り上げる」と心に誓った。
そしてその1年半後、高校生になった自分はヒラスズキの聖地、五島列島へ旅をすることとなる。





つづく...

ブログ引越し

2015-01-31 00:58:00 | 日々
こんばんは。

ビックリマン高田こと、高田雄介です。

大学生活4年間、fimoでブログを書き続けてきましたが
ブログ機能の面で不便さを感じていたために思い切って引っ越してみました。

今年の4月から社会人ということもあり、このブログではしばらく
学生生活のハイライト的な記事を投稿していこうと思います。

宜しくお願い致します。


ちなみにですが、最近全然釣れておりません。
というか、寒い冬が嫌すぎてほとんど活動していません。

そろそろしびれる魚でも釣りたいものですな。








室内釣堀とかそんなヌルイ釣りしかしてない気がする。

春から磯で復活だ!