国産定番万年筆 最弱インプレ

実用上十分、ほとんど最強と考える実売1~2万円の国産万年筆をレポート。カスタムパーツ製作も左下BOOKMARKで紹介中。

4本の線幅

2007年05月11日 | 比較
[ 4本の線幅比較 ]
■比較している4本の線幅の比較です。ただし個体差や書き癖で結果が異なる場合があります。たまたま筆者が持っているペンで、筆者の書き方の場合の結果です。
・プロフィット(B)\10,000    対  カスタム74(BB)\10,000 、
・プロフィット21(M)\20,000  対  カスタム742(M)\20,000 の4本。

■小さいサイズのペン2本が太字で、大きなサイズのペン2本が中字(M) です。
プロフィットのB(太字)と、カスタム74のBB(極太字)の線幅はほぼ同じです。縦線では少しプロフィット(B)の方が太く見える箇所も。
丸いポイントは接地面積が小さいからでしょうか。
平べったいBは明朝体、丸いBBはゴシック体、という感じです。
M同士の比較では、書ける線に余り違いはありません。書き味は違っていますが。
どっちも良い書き味だけれども、優劣でなくて、味が違っています。
しかしそれにしても、これらのM(中字)は、海外製のMよりずいぶん細くF(細字)程度です。

■"立" の字の上の "『" はペンを立てて書きました。 "寝" の字の下の "』" はペンを寝かせて書きました。ポイントが平たいプロフィット(B)では寝かせたときに横線が少し太くなっています。
■インクは、ブルーで統一しました。ただし自社の最適なインク同士という主旨でカスタムにはPILOTのブルーを、プロフィットにはSAILORのブルーを入れました。
■用紙はOKINAのProject Paper で、方眼は5mm角です。

注) 最初にアップロードした際は立てたり寝かせたりの比較は無く、インクは4本ともバラバラでしたが、実験はインクを統一すべきだというコメントを頂いて、上記の条件でやりなおしました。

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3 コメント

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Unknown (金華猫)
2007-05-13 14:25:15

インクの実際の筆記幅は、個体差に加えて筆圧や筆記角度、使用インク、また研ぎ方にもよりますから、一概には言えないですし、特にこういう実験の場合は同じインクを使われた方が良いと思います。
パイロットのBB(私のです)ですが、セーラーのBよりは確実に筆記幅が太いです。
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訂正しました。 (Fineman)
2007-05-13 22:19:21
金華猫 さま
ご指摘ありがとうございました。画像と本文を訂正しました♪ しばらくは国産万年筆だけを使いながらイロイロ考えてみよう、と考えて、日頃使いそうなインク4色を用意してしまっていました。
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なるほど (マツ)
2007-05-15 00:41:30
僕のプラチナプレジデント(B)は、純正の黒インクだと、比較写真のプロフィット(B)に近く、純正のブルーブラックだとカスタム74(BB)に近いです。

ブルーブラックだと線が若干細くなり、その分縦横の線幅の差が少なくなります。

比較と言っても、色々な要素が入ってきて難しいですね。
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