080812(日)
第1部 17:30~19:30 功刀丈弘プライベイトライヴ
1st. stage:Old field (with 洲崎一彦)
げまね (with いっさく、ゆづ)
Caol Ila (with 岡崎康正)
2nd. stage:regular unit (with ゲンタ)
京都烏丸錦、Irish Pub field。その歴史は長く、前身Cofee Garally field時代から数えて、ついに今年、営業20周年を迎えたのであった。その超めでたい日のため、盛大なパーティが催されたのである。オーナーであらせられるす氏もこの時こそはと気合いが入りまくり、ひとり黙々と準備を進めていた。その詳細はスタッフにすら謎な部分が多く、当日の期待はいやがおうにも高まってゆくのであった・・・・。
当日朝までかかった準備もなんとか間に合い、ついにその日がやってきた。今回のパーティはなんと2部構成。第1部はfieldの足跡を熟知する唯一の生き証人、功刀丈弘センセによる完全予約制のプライベイトライヴが執り行われた。もちろん観客はより抜きのくぬぎセンセファンでガッチリ固められ、ライヴ開始前からいつものセッションスペースがライヴ会場の盛り上がりを見せていた。
でライヴの内容は、こちらも2部構成。前半は功刀氏の活動歴を振り返るとゆう事で、氏がかつて参加していたバンドが久々の復活、次々に現れた。fieldカフェギャラリー時代にまでその歴史をさかのぼる、今のアイ研の起源とも言えるす氏とのユニット『Old field』、現行アイ研メンバーであるゆづ、イッサクとのバンド『げまね』、そして氏のファーストアルバムで共演した岡崎康正氏とのコラボレーションユニット『Caol Ila(カリラ)』が登場。そして休憩を挟んで後半は、現在のパートナーであるアイ研の元さんとのユニットで、夕方のニュース番組で有名な『あの曲』を繰り出した!まさにくぬぎセンセによる、『fieldの歴史を音楽で振り返る』貴重なライヴであった。日頃お馴染みの曲、懐かしのあのチューン、そして今では誰も知らないような昔やっていたとゆう曲まで飛び出す。なんつーか、今さらながらくぬぎセンセの懐の深さを垣間見たような気がしますた。
ワタシ海さんはこの日、店のスタッフ兼アシスタントとゆう肩書きの元に予約無しでこのライヴを観れたわけだが、いやあ、ハッキリ言って非常にお得感満載のライヴ。そしてたっぷり2時間のライヴを堪能し、一息つく暇もなく、怒濤の第2部が幕を開ける・・・・。
第2部 20:00~23:00 field20周年パーティ
Party Program
20:00 開会挨拶
20:05 よしひでろーのアンネリッタ・タンツェーリン
20:20 ミスfield、ミスターfield選考会
21:40 ぶちょっさく
21:50 大ビンゴ大会
22:30 にんじんともこ
22:40 ふいごっち
22:50 まんじゅうばやし
23:00 終演
司会:ペニー洲崎、岩瀬有里
アシスタント:永野海人
DJ:ミンチー
音響:あにめ
協賛:サッポロビール株式会社京都支社、西脇畳店
前半の限定ライヴのお客さん達に、後半のパーティのお客さん達が入り乱れ、店内はさらにものすごい状況になりつつあった。日頃通ってきてくれている常連客の皆さん、盛り上げ担当のfieldアイルランド音楽研究会のいつもの面々、そして久しぶりに足を運んでくれた昔のfieldを知る方々・・・さらにもちろんこの日たまたまやってきたお客さんも巻き込んで、20年間のfieldの歴史に新たな1ページを刻むパーティがついに始まったぞ。女子スタッフもこの日限りはキャンペーン用の超セクシーなボンテージ衣装を装着、ちょっと照れながらも気合いが入ってるご様子。いや見とれている場合ではない、す氏がステージ上に現れた。
まずはオーナー、洲崎氏のご挨拶。昔からの馴染みの方たちからやんやの拍手喝采。現在のスタッフであるワタシ、ちょっとじーんときてしまいますた。
んで開会挨拶も終わり、最初の出し物は、またコレのっけからスゴいんでス。かつてここfieldで数々の武勇伝を築いたとゆう、あの伝説のよしひでろー氏が登場。す氏とのユニットで、四次元のライヴをブチかました!ワタシもウワサはかねがね耳にしていたのだが、実はこの日、初めて氏とご対面。感激のさなか、す氏の言葉が頭をよぎる。『アイツはなあ、舞踏でオカルトで詩人でモデルでラーメン屋で・・・・。』一体どおゆう人なの???と思っていたのがこのライヴを見て非常に納得できたのだった。(笑)なるほど、確かに舞踏でオカルトで詩人でモデルでラーメンだ。この人ならばfieldで今でも語り継がれるのも頷ける、ふむふむ。とまあそんな感じの(どんな感じだ)とってもインパクトの強い、濃ゆぅいライヴだったのだ。ちょっとファンになりそうな自分は・・・もしかしてヤバいのかも。よしひでろーさん、サイコーっすよ。
六次元のライヴが終わり(増えてる)、ここで店内の雰囲気が異常なほどの緊張感と、えも言われぬ謎の期待感に見る見る色を変えてゆくのが肉眼で確認できた。そこら中が目に見えてザワつきだした。そう、数々の憶測が飛び交い、この時のために来たであろう人も多かったはず、『第1回ミスターfield&第2回ミスfieldコンテスト』がついに始まったのだった!!(ちなみに第1回のミスfieldコンテストは5年前、field15周年記念の時に執り行われた。)
司会のぷらもちゃんがスタンバイしている間にワタシ、控え室の方に声をかけに行ったのでスよ。ドアを少し開けると二の腕気味なものやらフトモモぽい何かやら、なんだか理解できないものが見えたような気がしますた。あわててドアを閉めたのだが、どうやら見間違いではなかったようで・・・。
ぷらもちゃんがステージから名前を呼び始めた。呼ばれてでてきたのはなんと、素っ裸に真っ赤なふんどしのむくつけきアニキたち、そしてモノホン(死語)のスク水・・・じゃない、ビキニ姿のお若いレディ!!ギニャアアアアア!ゴ、ゴールド・エクスペリエンス!!!!!(←思い出したら興奮してきた。)まあもう、この際アニキサイドの実況は後回しね。
もう、アレ、普段は普通に服を着て店に来てくれてるお客さんでスよ(中には下着つけないで来る奴もいる)。普段は一緒に音楽やってる年下の娘さんでスよ(中には一緒に働いてるスタッフもいる)。そんな妙齢のご婦人方が薄布一枚で(あ、二枚か。)目の前でニコニコと立ってるじゃないスか!!眩しい、眩しすぎる!!ワタシ海さんはでスね、名前のわりには普段海とかプールとか行かない人なのよ。つまり水着のお姉さんてナマで見たことなかったのよ、今まで。つまり大人になってから初めて直で見たワケでスな。この感動、貴方に伝わりますでしょーか?しょーじき、めっっっちゃキレイ。マヂで感動しますた。若いって素晴らしい。色気ムンムン(死語)のエキゾチックお姉さま、ちっちゃくて可愛らしいキュートお姉さま、大人の余裕で微笑むホンモノのお姉さま、そして女性の魅力を放ちまくる色白お姉さま。ベツにエロいイミではなく、素直に見とれてしまうほどのド迫力でして、アニキ達に目がいくのに時間がかかってしまいますた。(はあはあ、もちつけ俺。)
気を取り直して、ついでに(爆)兄貴達もご紹介。普段は人気バンドメンバーのオカマアニキ、細身の赤フンアニキ、ホントに筋肉質(ってゆうか現役ボディビルダーなんだって。)のマッスルアニキ、和太鼓奏者の和風アニキ、そしてお笑い担当、だよんだよんのオッサン風アニキ。そんなアニキ達とお姉さま達が一同に会したこのコンテスト、盛り上がらないわけがない。ここ数年、つかこんなに盛り上がったのは初めてじゃないか?とゆうぐらいの活況を呈したのだった。
審査員をつとめる西脇畳店の大将、ニシワキさんとカイトランドのスパンキーさん(共に古くからの常連さん)、現在のお客さんを代表してアイ研メンバーるんるん嬢、そしてfieldカフェギャラリー時代の元スタッフ、キャンディーさんも前のめりで根ほり葉ほり質問を浴びせる。グランプリ決定までそうとう難航した様子、しかしついに準ミスター&準ミスfield、審査員特別賞、そして今年のミスター&ミスfieldが決定した。ついでなのでグランプリに輝いた2人を紹介しておこう。ミスターfieldに小笠原大輔氏、そしてミスfieldに中澤良子嬢。おめでとう!!目録が贈られ、グランプリに輝いた2名には今年いっぱいfieldにて飲食フリーの権利が与えられたのだった。個人的には、もう全員グランプリでイイじゃん!!とか思いますた。この企画、マジで毎年やりませんか?(笑)
夢のような企画も無事終了し、ここでテンションを変えるため、やはりこの男が名乗りを上げる。やっぱり黙ってるワケ無いわね。我がfieldアイ研ぶちょー氏が、先ほどライヴを終えたイッサクを伴って登場。いつものぶちょー節を披露した。・・・しかし正直言って、スミマセヌ、ワタシほとんど集中できませんですた。頭の中が真っ白ですた。レポートになってませんな。
企画はさらに続くぞ。次は『ハズレなし!大ビンゴ大会』だ。ご来店のお客様にビンゴカードが配られた。そしてステージ上にはおびただしい量の景品が入った段ボールの山が積まれ、ぷらもちゃんの司会のもと、す氏がルーレットを回し始めた。この景品にはギネス等アルコール類のキャンペーン用の限定グッズとか、そんなのがたくさん入っていて、この日のためにわざわざ業者さんが用意してくれたレアモノがひしめいていたのだった。サクサク穴のあいてゆく人、ちっとも数字が来ない人。そこら中で盛り上がる。この辺りはビンゴゲームのお約束。
そして早くも最初のビンゴ者が出た。そして次々に『ビンゴきたーーっ!』『よーやくリーチっす!!』『ちょっとコレ、なんで来ないの?』など、パーティらしく盛り上がる。あるイミfieldでは珍しい方に入る(笑)、普通のパーティのような光景が繰り広げられた。そして2度目3度目のビンゴを当てる人も続々出現、ルーレットの玉が本当に尽きてしまうまで延々と数字が読み上げられていった。まさにハズレ無し。この日来てくれた人には例外なく何らかの賞品が当たったに違いない。さすが20周年、太っ腹だあ。
目の保養もできておみやげも手にし、一同ホクホクになったところでやっぱり最後はfieldアイ研が仕切るぞ!渾身のライヴ3連発だ。少し順番が入れ替わって、まずはお馴染み、金子センセと藤沢お姉さまのユニット、ふいごっちが20周年のお祝いに駆けつけてくれた。熟練を感じさせる演奏から、高まった店内のテンションをときほぐしてゆく癒しの空間が出現した。心地よい疲労感が全身に染み渡る。
さらににんじんともこ嬢があとを引き継ぐ。耳に心地よい爽やかなヴォーカルに乗せて、軽快なアイリッシュフィドルが祭りの終わりを促すのだった。あ~、こおゆう終わり方もfieldではなかなかないよなあ・・・。
これまでこの店で起こったであろう数々の出来事、そしてこれからここで起こるだろう出来事。かつて居た人、今居る人、そしてこれから出会う人。20年という歴史と、それ以上に途方もない明日からの新しい日々を思って、ワタシちょっとしんみりしていたのでスよ!それがでスね、最後の最後まで控えていたあのユニットの存在をすっかり失念していたよーで、せっかくのしんみり気分がぶっ飛んでしまいますた。そう、あのユニット『まんじゅうばやし』が残っていたのだった!!あ~あ、台無し。(爆)
いやいや、最後にもう一度盛り上げてくれたぞ、まんじゅうばやし。毎回揃いの衣装でイガイな曲を、しかも踊り付きで繰り出すのだ。今回彼らが選んだのは、なんとタッキー&翼の『Ho!サマー』!!ええええ???またしてもfieldの空気からはアリエナイこのチョイスに店中腰くだけ。しかもステージ上の2人はメッチャ楽しそう。う~ん、最後までナニが起こるかわからないす。かくして記念すべきfield20周年記念パーティはヘンな爆笑のウチに幕を閉じたのであった・・・。
しかしアレですな、歴史とはいつもこうして、若い世代の斬新な発想によって、リレー形式に受け継がれてゆくものなのかも知れませんな。そう考えると今回のパーティはそのちょっとした縮図のようなものだったのかも知れない。長い時間のウチに登場人物はどんどん入れ替わってゆくし、ワタシ海さんもいつかこの場所をあとにする日が来る可能性だってある。20年の間にそれはそれは色んな人が通り過ぎていったんでしょうな。しかしそんな流れの中で今こうして同じ時間に皆様と同席できた事はとても素敵なことだし、長い時間を変わらず、もしくは変わりながら、今もず~っとここにfieldが有り続けているというこの事実、ひょっとしたら驚愕すべき事なんじゃないでしょーかね。20年でスよ。産まれた子供が成人する年月でスよ。ワタシ自身もfieldの全てを知ってるわけではもちろんないでスが、それでも今日、みんなでこの記念すべき日をお祝いできた事はとても嬉しいと思いまス。
fieldはついに20周年を迎えますた。ひとえに、オーナーす氏をはじめ、ここに至るまでにfieldに関わった全ての方々のおかげ様でス。いちスタッフ、いちアイ研から僭越ではありまスが、改めてお礼申し述べたいと思いまス。これから先もますます盛り上げてゆきまスんで、今後ともひとつごひいきに!んで、パーティに出演された皆様、ホントお疲れさまですた。是非またやりましょう!!・・・特にキャンギャルコンテストは絶対ね。(笑)