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ランドセル商戦が早期化、イオンは「かるすぽ」221種を販売

2015-11-21 05:26:40 | 日記





 ランドセル商戦が、かつての常識では考えられないほど早期化している。4日にイオン「かるすぽ“新”ランドセル」PRイベントを行ったイオン(本社?千葉市美浜区)によると、8月の盆の時期にはすでに「商戦真っ盛り」という。祖父母が孫のために購入するケースが多く、同イベントに出演した梅宮辰夫?クラウディア夫妻も「早く買ってあげてください」などと訴えた。

 イオンは「トップバリュ かるすぽ」のブランドでランドセルを販売している。同グループの高品質ブランドの「トップバリュセレクト」であり、軽量かつA4フラットファイルなどが「すっぽりはいる」ことからのネーミングだ。

 イオンリテール衣類商品企画本部?鞄服飾商品部で鞄やランドセルを担当する大島浩氏によると、ランドセルはデザインや機能の進化が進んでいる。また、高額商品?高品質商品への志向が強まっている。

 少子化の影響と見られ、祖父母が孫のために購入するケースが目立つという。販売のピークは夏休みと、かつてに比べれば著しく早まった。夏休み時期は、祖父母、親、孫と3世代そろって買い物に出かけやすく、よい品は売り切れになってしまうなどの口コミ情報も影響したと見られる。

Beats by Dr.Dre専門店 -ステファンカリー バッシュランドセルの機能の進化については、「脱ゆとり教育」も関係している。教科書の大幅増ページや教材の増加で、ランドセルには大きな容量が求められるようになった。そこでイオンは今年(2014年)、新たに開発した「伸びるランドセル」を商品ラインアップに投入した。ファスナーで開閉することにより、体が小さく教材なども少ない低学年時にはコンパクトな形状で使え、高学年になってからの教材の増加にも対応できる。

 大島氏は「できるだけ両手を開けて、登下校していただけます。通学時の安全性向上にも役立ちます」と説明した。

 商品開発にあたっては、軽量化のための形状の再検討や目につかない部分でも芯材の工夫なども行った。同時に、6年間使ってもらうための耐久性についても配慮したという。

 4日の「かるすぽ“新”ランドセル」PRイベントには、梅宮辰夫?クラウディア夫妻と、イオンのランドセルCMで活躍するエヴァちゃんが出演。梅宮辰夫はさまざまなデザインのランドセルを見て「シンデレラの馬車みたいなデザイン。刺繍(ししゅう)つきのランドセルもある」と、驚いた様子。

 同夫妻の孫はすでに中学生だが、インターナショナル?スクールに通ったため、ランドセルは使わなかった。2人は「それだけは残念でした」と語った。イオンが今年販売するランドセルは200種類以上だ。梅宮は「これだけ種類があれば、自分にピッタリの品が絶対あります」、「おじいさん、おばあさん、早く買ってあげてください」と訴えた。

 イオンは今年、トップバリュセレクト40年を記念して、ランドセルにも早期限定商品を投入した。売り切れも予想されるので「お早めに購入していただけるよう、お勧めします」という。

 前出の大島氏は、「早めにお買い求めいただければ、ランドセルを楽しんでいただける時間も増えると思います。ランドセルを中心に、ご家族で楽しい会話をしていただきたいです」と期待を示した。

 子育ての経験のある女性に話を聞いたところ、「子どもって、ランドセルをもらうと大人には想像できないほど、テンションが上がるんですよね」と、わが子が小学校に入学した時のことを振り返った。

 小学校入学という人生の節目のシンボルとなる品だけに、ランドセルの購入は特別な意味を持つ。子どもに「小学生になるんだ!」という自覚を早くから持ってもらうためにも、ランドセルの早期購入はよい方法と言えるだろう。(編集担当:中山基夫)




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