wood specialist~木遣いの仕事@みえ~
家具工房NEW FOREST
代表者:油田 陽一朗
住 所:〒514-2104三重県津市美里町家所4324
tel/fax:059-279-3887
e-mail:newforest-y@ezweb.ne.jp
hp :http://newforest4160.blog.fc2.com/
【introduction】
家具作家、木工アーティスト、陶芸家などが多く移り住む美里町。
その先駆けとも言えるのが、木工家具職人・油田陽一朗さんが営む家具工房NEW FOREST。
工房には無垢材で作られた家具が映える白いショールームが併設され常時作品が展示されており、予約の連絡をすれば、見て・触って・座って・感じることができる。
また津市 四天王寺会館にある、作家が共同で運営する新しいスタイルのアート・クラフト表現空間『VOLVOX』の運営にも携わり、津市周辺の作家さんたちを取りまとめる中心人物的存在である。
【work】
圧倒的な緑に囲まれた工房兼ショールーム。
工房には整然と木材がストックされ、指物師さん?と思わせるくらいのたくさんの工具があり、それもまた丁寧に並べられている。
その工房で生み出される家具は1つのスタイルに収まらない自由な発想であり、そこにベテラン木工職である余裕が感じられる。
10年ほど前から杉・檜を使った家具も作り始め、国産材,県産材の活用にも力を入れている。
【message from NEW FOREST】
昔は町の指物屋さんが身近にあるもの(杉や檜)で家具を作っていた。
これからは外国産材を使うのではなく三重県産の杉・檜、倒木や伐採された街路樹など捨てられる木(ホントにもったいない!)を使った家具を作る方向性も探っていきたい。
【fg's eye】
油田さんの家具や木工品は、とにかく落ち着きます。
今まで訪問させていただいた若手家具作家さんたちの作品は見た目のやわらかさやナチュラルな感じの中に、どこかに自分を主張する隠された緊張感的なものが一瞬見える気がします。 私は木工作家・家具職人さんの作品とはそれこそが大事だと思っていました。
ですが油田さんの作品は、たとえシュッとしたデザインのイスでもそこを感じません。
でもそこに物足りなさは全く感じません。
ベテランの余裕+大自然に囲まれて創作すること(+お人柄?)なのでしょうか。
きっと油田さんにイスなんてお願いしたら、職場でも出先でもどこにいても恋しくなるような座り心地のイスを作ってくれるに違いありません。
そして林業女子の1番の関心事「身近な木を使う」についてかなり真剣に考えられています。
山や木に興味を持ちだすと、活用できるのに捨てられていく木が気になってしょうがありません。
油田さんの「伐採や倒木で捨てられる木を製材してストックできる場所があるといい」との提案、個人レベルでは難しいので組合を作る、行政を巻き込むなどの方法で実現できるといいなと思います。
そして、三重の家具作家さんたちに声をかけて『三重県産材の杉・桧・雑木を使った家具展』を開催できればとのお話も。
林業女子会・木工作家部門、最終目標これでしょ!!と思っていたので(私だけかも)かなり嬉しいです。
これからのNEW FORESTさんの「未来に向けた木との付き合い方」に目が離せません。
【written by maiko】
家具工房NEW FOREST
代表者:油田 陽一朗
住 所:〒514-2104三重県津市美里町家所4324
tel/fax:059-279-3887
e-mail:newforest-y@ezweb.ne.jp
hp :http://newforest4160.blog.fc2.com/
【introduction】
家具作家、木工アーティスト、陶芸家などが多く移り住む美里町。
その先駆けとも言えるのが、木工家具職人・油田陽一朗さんが営む家具工房NEW FOREST。
工房には無垢材で作られた家具が映える白いショールームが併設され常時作品が展示されており、予約の連絡をすれば、見て・触って・座って・感じることができる。
また津市 四天王寺会館にある、作家が共同で運営する新しいスタイルのアート・クラフト表現空間『VOLVOX』の運営にも携わり、津市周辺の作家さんたちを取りまとめる中心人物的存在である。
【work】
圧倒的な緑に囲まれた工房兼ショールーム。
工房には整然と木材がストックされ、指物師さん?と思わせるくらいのたくさんの工具があり、それもまた丁寧に並べられている。
その工房で生み出される家具は1つのスタイルに収まらない自由な発想であり、そこにベテラン木工職である余裕が感じられる。
10年ほど前から杉・檜を使った家具も作り始め、国産材,県産材の活用にも力を入れている。
【message from NEW FOREST】
昔は町の指物屋さんが身近にあるもの(杉や檜)で家具を作っていた。
これからは外国産材を使うのではなく三重県産の杉・檜、倒木や伐採された街路樹など捨てられる木(ホントにもったいない!)を使った家具を作る方向性も探っていきたい。
【fg's eye】
油田さんの家具や木工品は、とにかく落ち着きます。
今まで訪問させていただいた若手家具作家さんたちの作品は見た目のやわらかさやナチュラルな感じの中に、どこかに自分を主張する隠された緊張感的なものが一瞬見える気がします。 私は木工作家・家具職人さんの作品とはそれこそが大事だと思っていました。
ですが油田さんの作品は、たとえシュッとしたデザインのイスでもそこを感じません。
でもそこに物足りなさは全く感じません。
ベテランの余裕+大自然に囲まれて創作すること(+お人柄?)なのでしょうか。
きっと油田さんにイスなんてお願いしたら、職場でも出先でもどこにいても恋しくなるような座り心地のイスを作ってくれるに違いありません。
そして林業女子の1番の関心事「身近な木を使う」についてかなり真剣に考えられています。
山や木に興味を持ちだすと、活用できるのに捨てられていく木が気になってしょうがありません。
油田さんの「伐採や倒木で捨てられる木を製材してストックできる場所があるといい」との提案、個人レベルでは難しいので組合を作る、行政を巻き込むなどの方法で実現できるといいなと思います。
そして、三重の家具作家さんたちに声をかけて『三重県産材の杉・桧・雑木を使った家具展』を開催できればとのお話も。
林業女子会・木工作家部門、最終目標これでしょ!!と思っていたので(私だけかも)かなり嬉しいです。
これからのNEW FORESTさんの「未来に向けた木との付き合い方」に目が離せません。
ショールームは随所におしゃれな小技が!
ドアとチェアの関係が素敵なんです
木も白く塗ってあるので家具が映える空間に
木の小物たち
使う使わない関係なく際限なく集めてしまう危険アイテムのひとつ
使う使わない関係なく際限なく集めてしまう危険アイテムのひとつ
右側のチェアは神社の倒木、モチノキを使って。座が広くあぐらもOK!
後ろの食器棚は松をベンガラと漆で着色&戸口で語る油田さん
後ろの食器棚は松をベンガラと漆で着色&戸口で語る油田さん
杉のチェア。杉は温かみがあるので座った時に広葉樹製との違いに驚きます
こちら桧さん。なるほど~、塗ってあげるとこんなにおしゃれなのね
キレイに片付けられた
工場ですね~って話しながら
昭和レトロに遭遇!工房のなかでひとりだけ異次元。かわいすぎる・・・
欲しい!使わなくとも揃えたい!豆鉋たちかわいすぎる
豆鉋は女子たちのハートを鷲掴みでした
【written by maiko】