トンボみっけ+

気になるムシを写しては適当につぶやいてます。(掲載した記事・写真等の無断複写・転載を禁じます。)

おいおい

2006-06-30 10:39:02 | トンボ

 

オニヤンマは日本で最大のトンボです。

体長(頭から腹の先端まで)は約10cm、翅の開帳は14cmにもなります。

捕まえた時、「でっけえ!」とその大きさに驚いた方も多いと思います。

 

羽化殻(ヤゴの抜け殻)です。

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そんな巨体なので羽化の際はしっかりとした足場を見つける必要があります。

この木道はもってこいの場所でしょう。

頭が反り返っているのは、羽化した成虫が翅や体を乾かすため摑まっていたからです。

でも、しっかりとした足場が常に見つかるとは限りません。

こんな不安定なところで羽化したものもいます。

本能で選ぶのでしょうけど人から見ると「おいおい」って感じですかね。

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オニヤンマ 羽化殻 2006年6月30日 神奈川県 


伝えたい

2006-06-29 18:12:47 | トンボ

 

梅雨の中休み、真夏を思わせる天気です。

セミの鳴き声が加われば本物の夏になるでしょう。

きょうはこのトンボを見たいがためにやってきました。

去年、おととしと休み・天気・都合のタイミングが合わず、お目にかかれなかったので今年こその思いがありました。

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やっぱ間近で見るアオサはきれいですね。

少々ピンボケな写真ですが、その美しさは伝わるでしょう。

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アオサナエ オス 2006年6月29日 神奈川県 


ハートがシンボル

2006-06-15 12:19:35 | トンボ

 

ようやく見ることができました。

ここは田んぼと畑に挟まれた小さな湿地。

冬から春にかけて見に来たときは乾燥化が進み、水たまりがなくなっている状態が続いてました。

幼虫で冬を越すので水は無くてはならないものです。

例年羽化が始まる5月下旬(先々週)に来たときは水は戻っていましたが、見つけることはできませんでした。

やっぱり冬を越せなかったかなとあきらめていたんです。

湿った土の中で命をつないでいたのでしょうか?

 

羽化まもないオスです。 まだ体の色が全体に淡いです。

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成熟するとこの様な色合いになります。(2004年5月28日撮影)

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1枚目 モートンイトトンボ 羽化間もないオス 2006年6月15日 神奈川県


出張先にて

2006-06-14 19:35:23 | トンボ

 

今日は仕事で出張でした。

昼休みが2時間近くあったのでちょこっと近くの池を散策。

なぜか足元は長靴、手には望遠レンズのついたデジ一眼という本番スタイルです。

 

池際の林の近くを飛び回っている細身のヤンマらしき個体を見つけました。

雰囲気から察すると未熟な個体のようです。

見た感じではミルンヤンマかなと思いましたが、時期的に早すぎるし、日中は秋にしか飛ばないので現地では?のままでした。

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サラサヤンマを見たのはこれが初めてです。

イメージ的には薄暗い空間をホバリングをしながら飛ぶと思っていたのでなんとも実感の湧かない初見となりました。

 

サラサヤンマ オス 未熟 2006年6月14日 静岡県