フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

こんな感じでどうですか?

2012年03月25日 | テレビ
『こんな感じでどうですか?』
<金キラ☆ナイト>
3月23日(金)26:10-27:40 フジテレビ

トークメンバー
 有吉弘行 河本準一 若林正恭 眞鍋かをり

女神さん(進行)
 生野陽子

N「ここは天空のどこかにある女神さんちのリビング。ここにはトーク好きな女神さんがおしゃべりな芸能人を呼んでいて、世界から集めたいろんなトークで盛り上がる。トークが楽しければ救われることもあるはずだ。それが脱線トークバラエティーこんな感じでどうですか?」

N「こちらのルーレットは、世界の皆さんからいただいたトークテーマが入っています。それを題材に4人のメンバーが自由にトークをしていきます」


◆というわけで
脱線トークバラエティです。本当に凄く面白かったです。比喩でなく、大笑いして呼吸困難に陥りました。90分間、がっつりトーク。4人のおしゃべりだけで濃くて充実していました。さすが百戦錬磨の3人の芸人さん。縦横無尽に話が展開していきます。もちろん整合性を求める硬いものではないので、あっちこっち飛び回っていって、真偽のほどは定かではなく、面白さ第一のトークです。眞鍋さんと女神さんも流れに乗って、ものすごく楽しかったです。半年に一回ぐらいはこういう番組に出会いたいです。

この手のトーク番組は、きちんと起こしにくいのと、文字だけだと臨場感が伝わらないのですが、あまりに面白かったので、いくつか抜粋して紹介することにします。


◇トークテーマ 1
ワイドショーで整形疑惑とか騒いでいるけど、整形ってそんなに悪い?
 22歳 販売(男性)

有吉「オレは、女の子がきれいになりたいとか、ブスだから外に出たくないっていう気持ちはわかるんだけど、でもオレは『顔なんてどうでもいいんだよ』って言ってやりたい。『心なんだよオレは。オレが顔とかでオマエのこと見てると思ってるのか?なんで整形したんだ?』っていうふうに」
河本「もうズタボロやん」
若林「みんなニヤニヤしてましたよ。失笑ですよ。なに取りに行ったんですか?いま。大嘘じゃないですか!」
有吉「取りに行ったってなんだよ!(笑)好感度を?ふざけんなよ!(笑) こんな感じでいいですか?」
女神「はい、いただきました。ありがとうございます」


◇トークテーマ 2
日本人はすごいきっちり!
 23歳 モデル オランダ(女性)

河本「全然時間ルーズじゃないですか?」
若林「いえ、実際その収録に支障をきたすような遅刻は記憶にないですけど、入り時間に10分遅れとか5分遅れは、全然ありますね」
眞鍋「たまにあるなあ」
有吉「それはデビュー当時から?」
若林「そうですね。これ(芸能界)始めてから」
有吉「変わったんじゃないな?最初からそうなの?」
若林「はい」
河本「売れてから変わるパターンじゃない?」
有吉「最初から?」
若林「最初から」
有吉「いまの状態は遅刻のせいよ。オマエ遅刻さえしてなきゃ、いまダウンタウンさんになってるよ」(笑)
若林「えっ、それはないですよ」
有吉「あるんだよ。一事が万事」
若林「そういうもんっすか。じゃオレが全部の仕事、入り時間より30分早く着いたら、すごいことになってるんですか?」
有吉「そう。もっと現場でうまく対処できたよ、その10分考えることによって。気をつけろよ(と、若林の頭をコツンと軽く叩く)」(笑)
若林「めっちゃ器デカイじゃないですか!取りに行ってんじゃないですか!取りに行ってんじゃないのか、これ」
有吉「取りに行ってるって?」(笑)
若林「取りに行ってる感じするんだよなあ」
眞鍋「取りに行ってるよー」
河本「大丈夫?眞鍋っちは」
眞鍋「5分、10分(の遅刻は)ありますよね。あるけど、でも『あーどうしよう、もう過ぎちゃった』ってタクシーとかで」
有吉「ギリギリまで寝たいんでしょ?」
眞鍋「そうなの」
有吉「それで5分遅刻でドキドキしちゃうんでしょ?じゃ30分早く起きてみる」
眞鍋「そうしたいんですけど」
有吉「そうだろ(と、眞鍋の頭をコツン)」
眞鍋「優しい」
河本「女神さんはないでしょ?」
女神「やー、わたしも…」
河本「生放送ですよ」
女神「あ、生放送で遅刻はないですけども、メイクの入り時間がちょっと5分ぐらい遅れちゃったりとかするときは…」
河本「ダメダメ、そんなのダメだよ」
女神「そうですかー?」
有吉「メイクさんはさ、待ってんだぞ、生野のこと心配して」
女神「そうですよねー」
有吉「悪いだろ?」
女神「はい。申しわけないと思います」
有吉「ダメだぞ(と、女神さんの頭をコツン)」
若林「さすがに(コツンとするのが)4人目だとふざけてるように見えますね」(笑)
有吉「全員遅刻するんだよ(笑) こんな感じでどうですか?」
女神「はい、いただきました」
河本「有吉一座みたいな感じで」
有吉「浅香光代みたいに言うなよ。なんだよ一座って」
河本「このあと…」
有吉「あたしゃ許さないよ!」


N「続いては芸能人からのトークテーマ。みなさんが日々感じていることについて、お話していただきました」


◇トークテーマ 3
俺、ホントはツッコミなんだよな
 29歳 芸人(オリエンタルラジオ藤森)

若林「有吉さんコンビのとき?」
有吉「ボクもともとは、えーとボクがボケ」
眞鍋「へぇ~」
有吉「だからホントはイジられたい」
眞鍋「ええー!」
若林「有吉さん、イジられたいんですか!?」
有吉「すげえイジられたい」
若林「マジっすか!?」
有吉「うん」
眞鍋「イジる人、でもあんまりいなくないですか?」
有吉「いないの」
眞鍋「いないですよね」
有吉「年齢的にもキャリア的にも、そんなにイジってくんない」
若林「でも急に後輩が、ポンと出てきた後輩が、急に有吉さんのことイジリだしても平気ですか?」
有吉「オレ、そっちのほうが、オレね、とにかく自分が可愛く映りたい」
若林「オレ、でも何か見ましたよ。レッドカーペット世代が有吉さんのことイジリ始めたら、5人ぐらい普通にコブシでボコボコに(笑) セットの隅のほうでメチャクチャにしてた。よく言いますね、イジられたいって、可愛く見られたいって」


女神さん特製
キノコと厚切りベーコンのトマトスパゲッティ


◇トークテーマ 4
ロックンロールはつらいよ
 50歳 ロックンローラー(ダイヤモンド☆ユカイ)


◇トークテーマ 5
どうして男の人はいくつになっても下ネタが好きなんですか?
 25歳 大学院生(女性)


◇トークテーマ 6
俺をお前等どう思ってんだ
 41歳 芸人か?(カンニング竹山)

竹山(VTR)「最近いろんなことやりすぎちゃってるような気がするんだよなあ。まあまあ、もちろんバラエティーもそうですけども、ドラマやったりとか、ニュース番組的なことやったりとか、わかんなくなっちゃってるんだよなあ。人から『最近キレてねぇな』と、よけいなこと言われたりとか、本気でキレたら、また『怖い』とか言われて、ウソでキレたら『ウソギレだ』って言われて、じゃあどうすればいいんだと。めんどくせぇやと。世間はオレのことをどう思っとるんかなと。結局オレ何だと」

河本「いや、すごいことなんですよ。ホントに集約したら面白い文字は5、6文字しかない。でも、おっきな声出してオジサンがんばってんだよ。すると、人ってすごいもんで、『めっちゃ面白いですね竹山さん』ってなるわけです。この技って、でもすごいと思うんですよ。中身はホントに同じことを何度も言う」
若林「そうですか?竹山さんって」
河本「だから今度ホントにもっと追いつめてみな。『若林!おい若林!いい加減にしろこの野郎!』これで終わる(笑)これで終わりなんです。『うるせぇこの野郎!うるせぇよオマエ!』もうこれで終わり。で、また『うるさい!なに言ってんだオマエ!』もうこれで終わり。ずっと続くだけ」
有吉「もうやめろ!先輩だぞ!」(笑)
若林「そんな言い方ないですよ」
河本「でも、それがすごい」
若林「すごいってことですよね、それが」
河本「それのスペシャリスト。いくらなんでも若林くん、それ逆に置き換えて、それだけでムリだと思う。絶対スベる」
若林「たしかにオレが『うるせぇ』だけじゃ絶対できないでしょう」
河本「それがウケるのよ!段積みでよ。ザキヤマ氏と有吉さんと竹山さんの3人のコラボは、爆発ですもん。何回『うるせぇうるせぇ』って言わすんだよ、有吉さんとザキヤマ氏が」
有吉「ザキヤマさぁ、竹山さんの好き度は半端ないよね。もう大好きだから」


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