Connecting the dots. 心が示す方向に迷わず舟を漕げ。

ファブリス㈱代表取締役、鈴木眞二のビジネスブログ。企業研修会社を経営しながら日々思う事。

英語教育業界の一会社の経営者として。

2012-11-30 23:58:10 | 日記
ビジネスパートナーの大塚雅文さんと、宗像淳さんが、
英語教育業界について、辛口コメントを書かれていました。

大塚さんブログ
http://www.masafumiotsuka.com/2012/11/business_english.html
宗像さんブログ
http://innova-jp.com/blog/english/%e8%8b%b1%e8%aa%9e-2/

それぞれに良い記事で、私も部分的には激しく同意です。
大塚さんのは、「おいおい、あなた自身は進歩してるだろ!」と、
ツッコミたくなったのですが(爆)

確かに「聞くだけで話せるようになる」というのは、
ひどい誇大広告だと、私も思います。
それでも、教材なんか使い方次第ですから、
この「聞くだけ教材」も、
シャドウイングに利用できるでしょうし、
使い道はあると思うのです。

NHKビジネス英語テキストも同様で、
杉田先生ほどの達人であれば、
すらっと話されるかもしれない表現でも、
多分、私も含めた普通のビジネスパーソンには、
あまり必要ない凝った表現が、あれこれ出てくるのかもしれませんが、
それでも、繰り返し出てくるような表現は、
やはり覚えておくと便利だろうと思います。

今、手元に2010年の実践ビジネス英語11月号のテキストがあります。
例えば、ここから、以下のような表現を学ぶことができます。

"I tried to ... but..."
"I think it's because..."
"The problem (I have) is that..."
"It seems like..."

場面に適した、しかも、英語でのpolitenessが含まれる有効表現みたいなもの、
例えば、"I am afraid I have to decline... "みたいなのは、
日本語発想からの翻訳ではなかなかうまくいかないから、
NHKのようなテキストから学ぶのはとても有効だと思います。

廉価だし。音も聞けるし。

ちなみに私自身も、これまで長い、長い道のりを、
あっちいったり、こっちいったりで歩んできましたが、
振返ってみると、思うことは、
宗像淳さんにかなり近くて、

ボキャビル→発音→(できれば関連分野のトピックについて話された音声の)シャドウイング
→マインドセット→実戦(英会話学校も含む、仕事が一番)

が効果的かなぁ、と思っています。

ライティングや、プレゼンみたいなスキルは、
ある程度、知識でカバーできて、
短期間で学習成果がでますけど、
英会話教育は、Physical Educationですからね。
筋トレが絶対必要ですよね。

あと、マナーを含めたコミュニケーション力は、
ちゃんとした方との会話で学びたいものですが、
そもそも、日本の英会話学校のようなところで教えている外国人の中で、
知的レベル、教え方のスキルまで求めるとなると、
もう本当に数が限られてしまいますよね。

大塚さんが書かれているように、
相手のあるコミュニケーションは、
ある程度(大塚さんはTOEIC600点程度を目安とされています)の単語力や文法力があれば、
相手が使った単語がわからなくても、
相手に確かめたり、
自分の言いたいことが上手く言えなければ、
相手に言ってもらったり、とすればいい話です。

" We need to take measures soon."
"what do you mean by take measures?"
" We need to do something to solve the issue"
"Oh, I see, Yeah, right. What should we do? Any idea?"
"Well, I think...."

みたいな。。。

私の場合も、「わからなきゃ、聞けばいいんだ」、のスタンスで、
コミュニケーションが、ホント楽になりました。

世の中、色んな会社、色んな講師、色んなプログラムがあります。
ちゃんとした会社、ちゃんとした講師、効果的なプログラム。
一方、ちゃんとしていない会社、ちゃんとしていない講師、効果の見えないプログラム。

ファブリス自体は、本当に小さな会社ですから、
組織としては、ものすごく未熟であります。
でも、ちゃんとした講師の、効果的なプログラムを提供しています。

私自身も、現役の、かつ、職業柄、目の肥えた英語学習者です。
その私が、自信を持ってお勧めするものだけを扱わせて頂いています。

ファブリス、お勧めです!(結局、そこかー!)

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