f2o2の勝手なSF的恋愛論、あるいは科学っぽい少子化対策

人類の永遠のテーマ、「恋愛」のメカニズムを解き明かしていくブログ。

浮気?

2010年01月17日 01時19分16秒 | 日記


先日、女性の友人から、ある情報がもたらされた。
曰く、男性の浮気相手の第一位は、元カノだというのだ。
話しているウチに、だんだん彼女は私を責めるような口ぶりに…^^;

確かに私はXY染色体の持ち主で、肉体と脳みその性同一性にほぼ問題がない、
普通のヘテロセクシュアルの男性です。
だからと言って、私自身のことではなく、男性一般の傾向を理由に責められても…^^;

とは言え、その、「男性の浮気相手の第一位は、元カノ」というのは、
さもありなんと、納得するものがあります。

私個人の感想から言えば、
実のところ、元カノは、その全員が、未だに、私の中で“愛する女性”として存在しているからです。
(彼女達は、喜ぶか、おぞましいと思うかは、分かりませんが…^^;)
もちろん、現在進行形としてではないので、全て“凍結”されていますが…。

この凍結という状態ですが、
コレは、その女性を「性的対象にしてはいけない」と認識していると自然に行われます。
こういう状態になると、実際に会っても、ほぼ全く性的な反応をしなくなります。
当然、振られて、失恋した場合には胸がズキズキ痛みますが、
彼女を抱きたいという気持ちには全くなりません。

問題は、コレが普通に会うというシュチュエーションに限られるという事。

万が一、彼女達の1人に、「メイクラブしましょう」と誘われたら、
「性的対象にしても良い」というスイッチが入ってしまい
瞬時に解凍されて、一気にその気になってしまうのです。

元カノですから、他の女性と違って、知り合って、だんだんお互いの事を分かり合って、
少しずつ距離が縮まっていく…というような、段取りがもう終わってしまっているので、
セックスに直結してしまいます。

コレは私個人の感じ方なので、他の男性も同じかどうかは分かりませんが、
「男性の浮気相手の第一位は、元カノ」という調査結果があるので、
ほぼ同じ図式なのではないかと思います。

さて、ここで問題になるのが、実際に「コトに至る」かどうかということ。
浮気をしてしまうか、思いとどまるか…、
コレはヒトにもよりますが、ほぼ、今カノのその男性に対する“扱い”に影響されます。

「大好き、大好き」と言って、何かと世話を焼いていて尽くしていれば、思いとどまる可能性がありますが、
彼氏が言い寄ってきても、セックスしない、世話も焼かない…つか、こき使う、普段からゴクツブシなどと罵る…
というような状況であれば、あっさり浮気,、いや本気になってしまっても不思議ではありません。

「浮気は、両方に責任がある」という言い方をするのは、コレが理由ですね。

男性の皆さん、思わず浮気をしそうになったら、今カノとの付き合いを真剣に考え直した方が良いですよ。

女性の皆さん、
彼氏の浮気防止には、「彼氏を大事にする」が一番効果があります。
大事にする気が全く起きないようなら、さっさと別れた方がいいです。
ムリヤリ継続するのは時間の無駄です。

大事にしていても浮気するようなら…そういう男なんです。
自分に男を見る目が無かったという事です。


イラストと内容は、ほぼ無関係です。

ちなみに、“凍結”されてる元カノ達は、付き合っていた当時の姿形で凍結されていますから、
ずっと後に本人と再会した時に、「会わなければ良かった…」という事態も引き起こします( ゜∀゜)/アハハー。


ああ、すれ違い

2010年01月14日 14時12分40秒 | 日記

今回のテーマは、漫画誌に見る男女の恋愛観の違いです。

少年漫画と少女漫画、
少女漫画はその黎明期から、一貫して恋愛がテーマでした
そして今でもそれは変わりません。

対して、少年漫画はどうかといいますと…恋愛などというテーマはストーリーのホンの些細なファクターに過ぎず、刺身のツマのような扱いでした。
昔は硬派だったんですよ。

しかし、20年ほど前、突如として軟派になり、「ラブコメ」というジャンルが一大勢力として版図を広げ始め、
今では一つの漫画雑誌には、必ず幾つか恋愛をメインのテーマとしている作品が連載されている状況です。
スポコンやバイオレンスがメインの漫画でも恋愛というファクターは、かなり重要で、それなりのページを割いて描かなければならなくなっています。

少年誌のグラビアといえば、野球選手等のスポーツ選手、戦車、戦闘機、スポーツカーなどのメカ…と相場が決まっていたのが、
その頃から、アイドルが水着で笑顔を振りまくようになりました。


さてその「ラブコメ」漫画には鉄板ともいえる設定、シュチュエーションがあります。

少年漫画なら、さえない平凡な少年が学園のアイドル的な美女に恋をして、艱難辛苦を乗り越えた末、彼女の心をゲットするまでを描くというモノ。

少女漫画でも、さえないチンクシャ少女が学園一のイケメンスポーツマンに恋をして、恋仲になるまでを描くというモノ。

このノリは、読者層の動物的欲望を満たすだけのモノという意味で、
非常に不健康とも言えるんですが…、それだけに非常に人気が高い、まさに鉄板ネタです。

この二つは同じ物の裏返しでよく似ているんですが…一部分だけ大きく異なる部分があります。
ソレは…少年漫画の主人公は彼女の心を努力の末勝ち取るわけですが…、
少女漫画のイケメンは最初から主人公の少女の事が好きだという事。

少年漫画の主人公は誰よりも彼女のために尽くして、感動させて彼女の心を動かすわけですが、
少女漫画のラブコメには、主人公の他にも、もっと彼のために尽くす美女が、脇役で出てきたりします。
しかしながら、何故か彼は平凡な主人公と仲良くなり恋仲になります。

少年漫画の恋のライバルは、本当のライバルで、油断していると彼女の心を奪われてしまうのですが…、
少女漫画の恋のライバルは、二人がくっ付くのを邪魔するだけの役回りとして存在します。
なんたって、最初から彼は主人公のことが好きなんですから…主人公が知らないだけで…^^/
(N○Kの朝の連ドラ、「ウェル○め」もそんな感じだな~と思っていたら…案の定、脚本が女性の方でした^^/)

この違いは一体何を意味しているのでしょうか?
ここには、男女の恋愛に対する見方の違いが隠されているのではないでしょうか?

つまり、
男性にとっての恋愛は
努力次第、
女性にとっての恋愛は
運命次第
ということではないでしょうか?

実際のところ、
男性は、自分のことが好きだと言ってくれる女性を好きになる傾向があり、
出会った当初、それほど魅力的だと思っていなかった女性でも、
好き好き光線出しまくりで寄って来て、何かと世話を焼いてくれたりすると、いつの間にか好きになってたりするようです。

対して、
女性は、好きでもない男性に言い寄られるのが、あまり好きではない
自分のために何かしてくれるのは、うれしいが、それによって恋愛感情を持つなんてことはない
出会った時に下した、男性に対する評価は、何か親切にされたとしても、ほとんど変わらないそうです。

人間というのは不思議な生き物で、何事も自分を基準に考えてしまう傾向にあります。
自分が普通、平凡、平均点、一般人だと思い込んでるんですね。
実際には、皆、結構個性的で、かなり違っているのですが、何故か同じだと思い込んでいます。

その流れでしょうか、恋愛漫画も男女共自分と同じだとの「思い込み」(?)によって製作されているようで、
少年漫画では、女性を口説くのは努力次第。
少女漫画では、好きな男性との恋は努力よりも運命。
読者の性別がある程度限定される世界なので、この方がわかりやすく、ヒットしやすいのでしょうが…、
双方とも間違ったメッセージを世間に流布してしまっています。

男女の交際の心理的なすれ違いを助長こそすれ、解決の助けには全くなりません!(ホントか?)

女性の皆さん、彼の心はあなたの努力次第です。
頑張ってください。

男性の皆さん、今彼女に貢いでるお金と時間と労力は全くの無駄です!
今すぐ
打ち切って、別の女性にアプローチしましょう!

女性の皆さん、ラブコメは少年誌を読みましょう。
男性の皆さん、少女漫画を読みましょう。
とっても苦痛でつまらなく感じますが、それが現実です。
「良薬、口に苦し」デス


先日、話題になった山○主演の「ブ○ービート」、相武紗○さんのくだりを見て、
うわ!レディースコミックかよ!…とか思っていたら、案の定、脚本が女性の方でした…( ゜∀゜)/アハハー。


失恋

2010年01月11日 11時37分48秒 | コラム

今回のテーマは失恋。

失恋は、お付き合いが長くて幸せなほど、失った時は悲しくつらいモノです。
失恋というのは、心理学的には肉親との死別に近いそうです。
その喪失感、悲しみ、辛さは、半年から一年で薄れて消えます。

というワケで、辛い別れをなさった皆さん、
どんなに辛い失恋も、半年の辛抱です。
半年もたてば、辛さも思い出になります。

まあ、次に好きな人が見付かると、雲散霧消するとも言われますので、
この点においては、肉親を失ったのとは違いますが…。

ガンバレ


生きにくい?

2010年01月02日 17時51分23秒 | 日記

最近感じるのは、現代の女性は、生き難くなってるのではないかということ。

実のところ、バブル時代以降の日本は、非常に有能で、出世したい、お金を儲けたい女性野心満々の女性にターゲットを絞った政策を実施して、それ以外の生き方をしにくくしているのではないか?

資本主義の競争に参加したら最後、自分の能力がそれほどなくても、子供を産みたくても、子育てに専念したくなっても競争から降りる事が出来ない。
クタクタになるまで戦い続けなければならなくなっている。

なぜなら、生活の質を落としたくないから

子育てのパートナーとなるべき同世代の男性は、男女雇用機会均等法で自分と同じ位の収入しかない。
自分が出産、子育てで、一時的にでも職を離れると、収入が1/2になってしまい、生活の質がガクンと下がってしまう。

しかし上記はまだ、比較的有能で、優良な企業に正社員として採用された女性、

つまりは恵まれてる環境で生活できている女性の話であり、
大多数の女性は、中小企業で働いており、正規の社員として雇用されてない方々も少なくない。

コレは、男性も同じ状況で、パートナーの男性の収入も全くアテに出来ない。

「寿退社で永久就職」なんて今や死語です。
何か悪質な冗談のように聞こえます。

ほんの20年前には、専業主婦になるのが普通だった日本での「家庭」の形態は、今は共稼ぎ以外の選択肢は存在しないかのような時代になってしまった…。


…もしかして、男女差別を強くして、「男性の給与を女性の2倍にする」という法律を作れば、少子化は簡単に解決…する…?

 

イラストと本文は全く関係ありません^^;