福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

首長選挙とLRT

2012年11月19日 | オピニオン
2012.11.18に行われた宇都宮市長選挙の投票率は 36.02% で、前回(40.28%)に比べて4.26のマイナス、過去最低の投票率(1947年39.41%)を更新しました。

同日行われた栃木県知事選挙の投票率は 33.64% で、前回(32.28)に比べて1.36プラス。
選挙区ごとに見ると、宇都宮選挙区の投票率は 36.25%。全体の投票率に比べて高いものの、同選挙区の前回の投票率(40.40)に比べて 4.15マイナスの結果でした。
過去最低の投票率で首長が決まりました。
残念ながら市民県民の感心事は市長選挙・知事選挙ではなかったようです。
市長選挙では両候補者が「LRT導入賛成か反対か、市長選挙は住民投票だ!」と訴えていました。

市長選挙と住民投票は全く別です!

現時点では、LRTによるまちづくりのメリットが見えていません。
LRTは市民に浸透していません。
どこが運営主体となるのかが決まらなけばLRTは走れません。
駅をどこに作るのか、渋滞対策はどうするのか(LRTでは渋滞解消しない)、具体詳細計画は未だ示されてません。
今、公共交通(バス)に乗らないのに、LRTに乗るとは到底考えられません。
現時点でのLRT導入計画は、夢物語でしかありません。

今後、交通問題調査特別委員会や議会本会議において、質問・提言を繰り返し行うとともに、調査研究を進めてまいる所存です。

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