日本人は旅行先に親日国を選ぶ？

とあるニュースで日本人の海外旅行先が変わりつつあると
書かれていました。
というのも、日本人は親日国への旅行を好んで行うので、
反日政策を取っている国や治安の悪化した国への旅行は
減少傾向にあるということだそうです。

ここで疑問ですが、どこの国でも自分の国を嫌いだとか
敵国扱いしているような国に観光目的で旅行するでしょうか？
仕事でさえも行きたくないと思ってしまうような国に、
何の楽しみを求めていくのかわかりません。
日本だからじゃなくどこの国でも同じでしょう。
旅行するならやはり楽しくて安全な場所を選びたいですよね、
それは万国共通だと思いますし日本人だけではないでしょう。

こういったニュースはちょっと偏った見方をしているようで、
日本人の旅行先選びに問題があるかのようにミスリードしかねません。
読んでいて気分のよいものではないですし、
このようなニュースをする意味もわかりません。

旅行者が減るのは嫌だし観光でお金を落としてほしいけど、
反日行為はやめませんと言われても「どんだけ厚かましいの」って
ことになります。

日本人は基本的に「サイレントクレーマー」です。
問題があっても大事にしないかわりに次から利用しないとか、
問題のありそうな場所には積極的にかかわらないという
国民性を持っています。
それが良いか悪いかは別問題として、そういうことを理解しなければ
遠のいた観光客というのは戻らないですし、
一度そういったイメージがついてしまうとなかなか回復しないものです。