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□２００４年９月２２日、我が家は、東京井の頭から、軽井沢追分へ、移住しました。
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□我が家が、軽井沢移住に向けて動き出したのが、２００２年。土地探しと同時に、工務店探し、そして、設計士探しも始めていました。最初は、ネット上や書籍で、設計士情報を収集し、大まかなイメージ作りをしていました。
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□情報収集の結果、２００２年当初から抱いていたイメージは、以下のようなものでした。
●設計：工務店設計部門ではなく、別個に、設計士に依頼
●施工：地元の工務店に依頼
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□なぜ、『工務店設計部門ではなく、別個に、設計士に依頼』という方針に至ったのか。
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□まずは、男のロマンがあったと思います。工務店とは別の、１級建築士、建築家、設計士、まあ名前は何でもいいですけど、そういう専門家に設計を頼んでみたい、そんな願望があったのは事実だと思います。いろいろな建築関連書籍も読んできましたし。
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□次に、工務店設計部門ではなく、別個に、設計士に依頼した方が、より我が家のニーズを充たしてくれそうな予感、個性を反映してくれそうな期待感、センスのいい仕事をしてくれそうなイメージがあったのだと思います。
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□又、設計士に対しては、設計だけでなく、監理（設計内容及び施工計画通りに施工が進められているか監督し、チェックすること）まで依頼するつもりでした。行政書士という仕事柄、一般的に、施工トラブルが少なくないことを知っていたからです。
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□監理の実効性を考えると、工務店設計部門ではなく、別個に、設計士に依頼した方がベターなのではないかと考えていました。
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□そんな中、当時は、友人と飲む機会があると、家づくりについての経験談やアドバイスをもらっていたんですけど、事情通の友人から、『設計は、外部の設計士ではなく、工務店設計部門に頼んだ方がよいのでは』という情報をいただきました。
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□彼曰く、万一、何らかのトラブルが発生した場合、外部の設計士だと、設計側と施工側で責任のなすりつけ合いになりやすいと言うのです。
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□『なるほど』と思いました。
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□そこで、自分の方針と、彼のアドバイスなどを基に、結局、以下のようにしてみました。
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□お世話になる予定の工務店に、ネットワークの中から、外部の設計士を紹介してもらう作戦です。
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□工務店に紹介をお願いする際、以下のような方を希望しました。
＜１＞工法・断熱、とりわけソーラーサーキットに通じている方
＜２＞軽井沢町（追分）の四季に通じていて、設計実績のある方
＜３＞顧客の希望を大事にしながらも、ある程度提案力のある方
＜４＞軽井沢にて、当該工務店と設計施工でタッグを組んだことがあり、経験上、薦められる方
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□その後、上記条件と我が家のニーズを充たす、設計士の紹介を受け、お会いして、相性も良かったので、お願いすることにしました。
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□さいわい、薪ストーブユーザーでもある設計士だったので、我が家の薪ストーブを中心とした家づくりも、スムーズに進めることができました。
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□当初は、設計コンペなどもいいな～と思っていたものの、結局、最初に会った設計士で決まってしまったのは、自分としても意外でした。出会いを大切に。
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□おかげさまで、よい設計士と出会うことができたと思っています。
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