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第六回 チューニング2
ちょっと外観を変えて、クリスマス風に. . . . . . . . . . .
(見難いかもしれません。クリスマスが終了したら元に戻します)
第五回終了時点で起動時のPF使用量はかなり減ったはずです。
又、起動時のプログラム数も激減したはずです。
そこで皆さんに、もう一度お聞きします。
Windowsの通常動作は、完璧でしたか?
普段使用しているソフト(プログラム)は、正常に動作していますか?
サービス一つ一つ確認、理解して無効にしましたか?
上記項目で心当たりがある方は、もう一度第五回に戻り設定し直して下さい。『トラブル』と言う、深い深い泥沼にはまり込む可能性があります。
さて
ここからレジストリを設定していきます。
=注意=
1.最低限レジストリを理解してから実行してください(バックアップ・書き換え・新規作成の各作業を伴います)
2.これから紹介する設定値は、私のPCの話です。メモリー量、HDD、その他のPC環境によって大きく違います。
又、最終的にはbbLeanの導入を考えての設定です。皆さんのPC環境に合わないかもしれません。
3.レジストリを設定する場合、レジストリのエントリーキー名でインターネット検索し、よく理解したうえで設定してください。最悪Windowsが立ち上がらなくなります。
4.お決まりですが自己責任で、お願いします。
5.下記、設定値はすべて『16進数』で書きます。16進数でない場合『10進数』と注意書きします。
=はじめに=
これまでレジストリ値変更に伴うノートンの不具合で、確実に確認が取れている 『レジストリ名』 『不具合箇所』 を紹介しておきます。
1.デスクトップ上のファイル(アイコン)を右クリックした時、『Norton AntiVirusを使ってスキャン』の表示が2つ以上表示される。
この問題はシマンテックサポートセンターに問い合わせたところ、『原因不明』との答えだったので、自分で調べました。
-原因-
デスクトップ上の『ショートカットアイコンの矢印』をレジストリで、消去かリネームした場合発生します。
HKEY_CLASSES_ROOT→lnkfile
右ペインの IsShortcut エントリーの消失かリネーム
-対応-
①消失の場合
HKEY_CLASSES_ROOT→lnkfile
右ペインで[何も無いところを右クリック]→[新規]→[文字列値] [新しい名前#1]の所に[IsShortcut]と入力→[F5]→[レジストリエディタを終了]→[再起動]
②リネームの場合
HKEY_CLASSES_ROOT→lnkfile
右ペインの[対象エントリー]→[右クリック]→[名前の変更]→[[IsShortcut]と既存のエントリー名に書き換える→[F5]→[レジストリエディタを終了]→[再起動]
2.LiveUpdateが出来なくなる
この問題も、シマンテックサポートセンターに問い合わせたところ、『原因不明』との答えだったので、自分で調べました。
*LiveUpdateが出来ない原因はいっぱいあります。詳細は
シマンテックサポートセンター
を参照。
-原因-
8+3文字のファイル名のエントリー値を変更したときに発生します
HKEY_LOCAL_MACHINE→System→CurrentControlSet→Control→FileSystem
右ペインのNtfsDisable8dot3NameCreation値が [1]
右ペインNtfsAllowExtendedCharacterIn8dot3Name値が [0]
-対応-
①それぞれの値を既存値に直します
HKEY_LOCAL_MACHINE→System→CurrentControlSet→Control→FileSystem
右ペイン[NtfsDisable8dot3NameCreation]→[右クリック]→[修正]→値のデータ [0]
同じく右ペイン[NtfsAllowExtendedCharacterIn8dot3Name]→[修正]→値のデータ [1]→[F5]→[レジストリエディタを終了]→[再起動]
*上記トラブルに心当たりがある方は、レジストリ値を確認してください。
*上記トラブル以外にもレジストリに関するトラブルは、まだあります。確実に確認が取れた時点で書き加えます。
=本題=
今回は
第五回
(№4の②)の設定に関係する、メモリー及びCPUに関係するレジストリを設定します。
*エントリーキーがない場合作成します。
1.HKEY_LOCAL_MACHINE→SYSTEM→CurrentControlSet→Control→Session Manager→Memory Management
①カーネルメモリーを物理メモリーに常駐させる(Windowsのシステムがスワップファイルに移されるのを防ぐ)
右ペイン→[DisablePagingExecutive]→[右クリック]→[修正]→値のデータ[1]→[F5]→[レジストリエディタを終了]→[再起動]
*エントリーキーがない場合『DWORD 値』で作成
②ディスクキャッシュのサイズの設定
右ペイン→[IoPageLockLimit]→[右クリック]→[修正]→値のデータ[800000]→[F5]→[レジストリエディタを終了]→[再起動]
*エントリーキーがない場合『DWORD 値』で作成
*ここでは[8M]に設定しましたがPerformanceTestで確認しながら、設定してください
*余り上げ過ぎても、かえってパホーマンスダウンになります。各設定のバランスが大切です。
③アプリケーション起動用メモリとして確保されている4MBを開放
右ペイン→[LargeSystemCache]→[右クリック]→[修正]→値のデータ[1]→[F5]→[レジストリエディタを終了]→[再起動]
*この設定は第五回(№4の②)設定と同じです
*値のデータ[0]で[プログラム](4MB確保) 値のデータ[1]で[システムキャッシュ](4MB開放)
④CPUの二次キャッシュを正確にPCに読み込ませます
右ペイン→[SecondLevelDataCache]→[右クリック]→[修正]→値のデータ[512](10進数)→[F5]→[レジストリエディタを終了]→[再起動]
*ここでの値はCPUによって違います。各自カタログか、ネット上で確認してください。
2.HKEY_LOCAL_MACHINE→SYSTEM→CurrentControlSet→Control→Session Manager→SubSystems
①
システムリソース
のサイズを変更します
右ペイン→[Windows]→[右クリック]→[修正]→上図①の[3072]→[6144]
*設定は[3072]から初め、[256]ずつ数値を加え、最適な設定値値を探りましょう。
*余り上げ過ぎても、かえってパホーマンスダウンになります。各設定のバランスが大切です。
*下記図が完成例です
=ちょっと説明=
Windowsを動かすために必要なシステムリソースは、ソフトの起動と終了を繰り返しているとだんだんと減っていきます。
2000/XPは以前(98/ME)と比べリソースを、多めに確保しています。
ですが、最近のソフトは多くリソースを消費するようになりました。
そこで、この設定をし、システムリソースを「多く準備しておく」と、言う事です。
3.ここまでの設定をPerformanceTestを使って確認しましょう。
*設定できる項目は [1-②] [1-③] [2] です
*いろいろな組み合わせで試し、この時点でのベストパフォーマンスを出しましょう。
*ここでの値も保存します。
今回はここまでです。
では
=本日のONE POINT LESSON=
今回は第五回で紹介した
uPOPQ
の使用例を、少し説明しようと思います。
nPOPQはメールサーバ(POP3)上のメールを表示するものです。仮想メールです。
使って貰えば直ぐに、理解できると思うのですが、nPOPQを立ち上げ新着チェックすると、サーバー上に新着メールの有無を確認に行きます。
メールがあると、その内容とヘッダ情報をテキスト形式で表示してくれます。
その新着メールを受け取る事無く、内容を確認し、又、サーバー上から消去できます。勿論その内容を保存する事も可能です。
故に、ノートンの設定を変えることが可能なのです。(第五回紹介)
ここで困るのが、付属フィル及びHTMLでの送受信の対応です。これは、gooメール(無料)を利用する事で解決できます。
セキュリティー面も、WEBをにノートンが監視いるのですから、安全と言えるでしょう。(完璧ではありませんが?)
このようにアイデア次第で、いろいろな使い方ができます。
又、新たに機能を付け加えた
nPOPQ改
もあります。私はこちらを使っています。
基本的機能は同じなので、使いやすい方を使いましょう。
今、大切な事は、OSをいかに快適に、しかも安全な環境を構築するかです。
皆さんもアイデア考え、"自分流"を探してください!
では又次回お会いしましょう
Error110
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コメント
gooメール
(
Error110
)
2004-12-18 06:48:45
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