
今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いているが、先週に比べるとずいぶん明るくなってきた。東の地平線付近の空は赤く朝焼けに染まっていて、暗い空とのグラデュエーションが美しい。
今朝の気温は-3℃と一段と冷え込み、この冬一番の寒さになった。深々と底冷えのする寒さである。少し風が吹いているようだが、それがまた凍えるくらいに寒い。かなり寒い朝である。
今日のお昼は外で食べることにした。築地市場の海幸橋門を出て、北にまっすぐに歩いていくと晴海通りと交差する築地六丁目交差点に出る。その交差点の角にあるラーメン屋「横浜家系ラーメン 壱角家」に入店することにした。この店は、以前は牛丼チェーン店の「東京チカラめし」だったはずだが、いつの間にかラーメン屋になっていた。このラーメンチェーン店はこの1年くらいで急速に店舗を増やしていて、中央線沿線にも何店かあるようだ。
店に入ると入口右手に券売機があって、ここで食券を購入した。店内は入口左手奥に厨房があって、店の中央に配膳カウンターがあり、その周囲を囲むようにコの字形にカウンター席が18席配されている。自分が入店したときは満席だったが、やがて、席が空いたので、そのカウンター席に腰を下ろした。
食券を店員に渡してラーメンを注文する。注文したのは「チャーシュー麺並」。HPに掲載されているクーポン券を渡して、半熟味玉をトッピングしてもらった。家系ラーメンということで、「麺のかたさ」(かため・普通・やわらかめ)、「味の濃さ」(濃味・普通・薄味)、「脂の量」(多め・普通・少なめ)の調整ができる。今までの経験から「麺のかたさ」「脂の量」は普通にして、「味の濃さ」を薄味としてもらった。
毎日11時~15時はライス無料となっており、店の角に置いてある炊飯器からセルフでご飯を盛れるようになっている。炊飯器のところには大小の茶碗があり、これに自分でご飯を盛った。炊飯器の脇にはお漬物とかかれたタッパーがあって、中にはキュウリの漬け物が入っている。その横にはふりかけも用意されていて、自由にかけられるようになっている。
ご飯を盛った茶碗をカウンターテーブルに置き、更にカウンターに置かれたコップを1つ手にとって、冷水の入ったポットからコップにお冷やを注いだ。
お冷やを飲みながらラーメンを待つ。テーブルの上には「絶好調!たまねぎ」とラベルが貼ってある容器にダイスカットの生のタマネギが入っている他、「極み生姜」とラベルが貼ってある容器に刻み生姜、「勇気とパワー」とラベルが貼ってある容器におろしニンニク、「憧れ」とラベルが貼ってある容器に辛子味噌が入っている。また、「おっ酢」とラベルが貼ってある容器にお酢、「RA-油」とラベルが貼ってある容器にラー油、「会心の一撃」とラベルが貼ってある容器に唐辛子が入っている他、擂り胡麻、ブラックペッパー(あらびき)、一味唐辛子、タバスコ・ブランド・ハラペーニョソース、タバスコ・ブランド・ペッパーソースといった卓上調味料や薬味が所狭しと載っている。
ラーメンが来た。麺は中太麺で白いスープに使っている。麺の上にはチャーシューが5枚とほうれん草、ウズラの卵とトッピングの半熟味玉、ネギがのっていて、海苔が3枚添えられている。
まず、ご飯を食べる。ラーメンに添えられた海苔をスープに浸すと、ご飯を海苔で巻いて、口に放り込んだ。続いて、ほうれん草、ウズラの卵、半熟味玉をおかずにご飯を食べた。
ここでご飯が空になったので、再び、炊飯器のところに行って、ご飯をお碗に盛った。今度はご飯にふりかけをかけると、席に戻ってご飯を食べる。ふりかけをかけたご飯が無くなったところで、チャーシューをおかずにご飯を食べた。
大きなチャーシューは中くらいの厚さで、一見すると脂身は少なく、肉質系な印象を受けるが、脂身が甘いハムのような食感である。チャーシューを食べながら、ご飯を食べる。チャーシューが無くなったところで、麺をすすった。
神奈川にある中華麺専門の老舗製麺所に特注して送られて来るという麺はコシがあって食べ応えがある。スープがやや少なめなのが残念なところである。
そのスープはこってりめの豚骨醤油スープで、長時間かけて大量の豚骨を炊き込んだという豚骨スープに秘伝の醤油をあわせたとのこと。やや甘いスープは旨みがたっぷり入った濃厚な豚骨醤油スープである。
スープをレンゲですくって、ご飯が残っているお碗に注いだ。ご飯がスープに浸かるくらいのところでご飯をかき込む。ラーメン雑炊である。ご飯がサラサラと胃袋に収まっていく。かなり、腹が満腹になった。
最後に、丼に残ったスープを飲み干して完食。いや、喰った喰った。コップに残ったお冷やを飲み干して、店を出た。
午後は夕方になって新宿に出張する。
夜まで打合せで、帰宅するのがすっかり遅くなってしまった。