ぴよ姉の気晴らし日記

ぴよ姉の気晴らしの日々(Since* 2006.4.17)

世界バレエフェスティバル<Bプロ #2>-1 @ 東京文化会館大ホール(8/9)

2009-08-13 21:09:23 | Dance
 昨日(8/8)、プログラム発表を見てから、血が騒いで落ち着かない。
Bプロの日程までは、3日のオフが有った。
実際はリハしているでしょうけど、暑さのなかの海外遠征公演、毎回大変だと思う。
日本を楽しんでいるといいなぁ~。

そんななか、Bプロ 2日目、ダンサー達にも日焼けしている人が、ちらほら見られた。
さすがに肌も焼けるよね、小学生の夏休みみたいになってる(笑)


<Bプロ>
 8月 8日(sat)
 8月 9日(sun) ★
 8月10日(mon)
 8月11日(tue)

指揮:デヴィッド・ガーフォース
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団  
ピアノ:高岸浩子


 

今夜は気持ちが修まらない!終演後、どうにもたまらなくて走っていた。
ダンサーをひと目見たくてチャーターしたバスに乗り込むところをお見送りに!

案外、オヤジファンが、前にぐいぐい押してきて怖かった。
とはいえ、突き倒されたり、体当たりされたりは無いのですが。
かなりのおばさまが、結婚式に参列する新婦のお友達のようなスタイル。
かわいい! でも、おばさまなんだけど…。
前回も、おじさまファンが熱烈だったように記憶している。
あとは、バレエをやっているスラッとした容姿の方、単にバレエオタクの方が多かったです。
この方達と話し始めたら、夜が明けそうな勢いになりそう。
にわかの邦楽ロックにくらべ、バレエは自ら踊るし、観る方も好きだしで、うるさいね。
でも、最近のダンサーは把握できてないのが現実。
どんどん見に行けるチープな値段だったら、いい。
この文化も伸びていくんでしょうけど、今のところ万人が観るものではないみたいだ。
その点、熊哲はバレエのファン層を広げたな~貢献したと思う。


ポリーナが早々に出てきて、愛想よくあちこちに笑顔を振りまいていた。
若くて可愛い。オーストラリアバレエ団のルシンダは、サササっと横へ。
ABTの新鋭、ダニールくんは、3人ほどサインして、ごめんポーズして去っていった。
ABTといえば、アマンダ・マッケンローがとても良い人だった。
なんてチャーミングで素敵な人って。
ダンサーは舞台で魅せる表現には、個人の性格も反映される部分もなきにしもあらず。
だから、興味深いところだな~って思う。
具合が悪いときだってあるだろうし、いろいろ大変だ。
オシポアは、あ~ぁって待ちかまえている我々にちょっと不機嫌そうな顔をしてるw
どどど~と団体で誰が誰か分からなくなるぐらいの人が出てきた。
ロシアのメンツだったのか、マリアとかね。

そして、遠くから、もう笑顔だって確認できる。
シルヴィ・ギエムがニコラと一緒に出てくる。
しかも私達に手を振りながら向かってくる。

もう、この人は!
大スターなのに、このフランクさ、大好きだ!
ありがとう って、伝える事ができて良かった~
ワンピが可愛い

アニエスが一人で出てきた。相変わらずエレガントで素敵。


ひとりひとりちゃんと応えてくれる。
あ、いつのまにかマニュエル・ルグリもオレリーも。
自分、「オレリーッ!!!」 めっちゃ叫んでいるし~(笑)
マラーホフとヴィシニョーワも。
このあたりのスターはみな快く応えてくれる。
疲れているだろうに、いつもありがとう。

フィリップが出てきた~!
お願い!という想いで「フィーリップッ!」と声を掛けたら、こちらにも来てくれた。
前回、前々回と続いて対面です!
本当にいつも優しくて、最高の笑顔で大好きです!!
いやぁ~最高にいい感じの人。

そして、タマラが!ひとりひとりちゃんと顔を見て、Thank You って。
黒目がちな瞳で可愛い!!!

最後がザハロワ、ウヴァロフだったか。
でっかい二人が堂々と花道を歩いていくけど、サインなどは一切断って去ってバスに乗り込んだ。
ロシアダンサー、今回はなぜかみんな断っていた。
2006年まで出演していたステパネンコはファンに優しかったな~。
サービス精神旺盛なチャーミングでいい人だった!いろいろですよ。

そんな熱いファン達に見送られて、バスは走り去っていくわけですが、
みんなマジにガチでファンです。というかオタク入っているからw
誰が誰だか分かるし、付き添っている亭主やママや、すべてを把握している人はいったい何者?
「子供つれてきているから、すぐに帰らなきゃねー」 とか。
何回も通っているから、誰がいい人かもわかってくる。
生写真(売っているのか?)に、サインをもらっている人も。

冒頭が終演後のお見送りレポ(笑)
・・・いったい何をしているのか。



さて、演目の感想文はサラッとしよー。
出遅れたけど、大体は観られて良かった!
でも長~い!しかもフィナーレのレヴェランスも長いしね。
歩いて移動したりはしないが、真剣にみるもんで体力勝負です。


■第1部■ 15:00~16:10

序曲「戴冠式行進曲」 (ジャコモ・マイヤベーア作曲)

1.『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』
   振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
   マリアネラ・ヌニェス(英国ロイヤル・バレエ団)/ティアゴ・ソアレス(英国ロイヤル・バレエ団)


またもや、チャイコが観れず間に合わず。


2.『コッペリア』
   振付:アルテュール・サン=レオン/音楽:レオ・ドリーブ
   ヤーナ・サレンコ(ベルリン国立バレエ団)/ズデネク・コンヴァリーナ(ナショナル・バレエ・オブ・カナダ)
 

コッペリアにタッチの差で間に合わず座りながら待つ。
コッペリアの音楽、とくにパドドゥのヴァイオリンが美しくて好きだ。
まして、生オケなんですもん。


3.『アレクサンダー大王』
   振付:ロナルド・ザコヴィッチ/音楽:ハンス・ジマー
   ポリーナ・セミオノワ(ベルリン国立バレエ団)/フリーデマン・フォーゲル(シュツットガルト・バレエ団)


ステージにフリーデマンが登場しただけで華やぎます。
いきなり、やられてしまった弧の軌道、アチチュードターンダブル。
美しさにため息~。はぁー貴公子ですね。


4.『海賊』より “寝室のパ・ド・ドゥ”
   振付:マリウス・プティパ/音楽:リッカルド・ドリゴ
   シオマラ・レイエス(アメリカン・バレエ・シアター)/ホセ・カレーニョ(アメリカン・バレエ・シアター)


海賊でも滅多にガラでは観られない寝室のパ・ド・ドゥ、音がひたすら美しい。
コンラッドのホセに注目しようと思っていたけど、これって、ほぼ女性のサポートだけで見せ場ないじゃん!
寂しい~と思って、サポートを観る!シオマラをとても美しく魅せていて感心。
しかし、アクティオンだけだったから、ものたりなかったよー。
Aプロ同様、ABTコンビですが、まったく雰囲気の違う演目。


5.『白鳥の湖』より "黒鳥のパ・ド・ドゥ"
   振付:マリウス・プティパ/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
   上野水香(東京バレエ団)/デヴィッド・マッカテリ(英国ロイヤル・バレエ団)


期待したけど、ぱっとしなかった。何の違いだろう?
グランフェッテは1セットに1回のダブルで前半、後半はシングル。
男性もアラセゴンでやったと記憶していない。どうだっけ?


6.『パリの炎』
   振付:ワシリー・ワイノーネン/音楽:ボリス・アサフィエフ
   マリア・コチェトコワ(サンフランシスコ・バレエ)/ダニール・シムキン(アメリカン・バレエ・シアター)


Aプロでも喝采を浴びた二人によるもので、登場からもの凄い拍手!
ABTのニューホープ、フレッシュで元気があって良い、観てて気持ちがいい。


♪休憩20分♪

階下に降りて、タラタラと知り合いがいないかを探す。
どうやら連絡もこなかったし、今回は日にちが被っていなかったのだろう。
1人には慣れているので、それなりに過ごす。
昼はしっかり食べてきたのに、オードブルにBeerをいただく。だってフェスだし!



しかし、階段に座って飲んでいると、なにやら、あのRIJと変わらない気がしてくる。
外に少しだけ出た。喫煙所だったけど、外気に触れたい。


■第2部■ 16:30~17:35

1.『ナイト・アンド・エコー』
   振付:ジョン・ノイマイヤー音楽:イーゴリ・マルケヴィッチ
   エレーヌ・ブシェ(ハンブルク・バレエ)/ティアゴ・ボァディン(ハンブルク・バレエ)


Aプロで踊ったものと又ちがう。少し元気な作品!独特のノイマイヤーの世界。


2.『スリンガーランド・パ・ド・ドゥ』
   振付:ウィリアム・フォーサイス/音楽:ギャヴィン・ブライアーズ
   アニエス・ルテステュ(パリ・オペラ座バレエ団)/ジョゼ・マルティネス(パリ・オペラ座バレエ団)


この衣装はアニエスですか?だったら、どうしよう。困惑。
ダンスは振付があって衣装でさらに作品を際だたせる役目が有ると思うので、う~ん意図がわからない。
アニエスの衣装はスカートがシャンプーハット状。
ジョゼのは、全身タイツの方が良かろう、へんなラクダ色の上下に唐草のような模様入り。
アニエスは、どっちかというとクラシックの方がいいね。
ただ、フォーサイスなら、「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」とか。
作品がスピーディーでかっこいい方の彼女を観てみたい。
※あとでプログラムを見たら、ソフトな「イン・ザ・ミドル~」らしいわ、この作品。


3.『白鳥の湖』第3幕より
   振付:グレアム・マーフィー/音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー
   ルシンダ・ダン(オーストラリア・バレエ団)/レイチェル・ローリンズ(オーストラリア・バレエ団)/
   ロバート・カラン(オーストラリア・バレエ団)


ルシンダ、やばかっこいい~! と、今時風に言わせてもらおう。
珍しいけど、男性と二人の女性の演目。パドカトルとも違う。
これは、また違う人の振付による白鳥なのだと、後に知る。
私は多分観たことがない。←ダメじゃんw


※ 長くなってしまったので、-2 へと続く。




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