大人買い

　先日のバレエの帰り、本屋でコミック全巻を購入する！
こういうのを 【大人買い】 っていうのか・・・な。
でも 実は娘の誕生日のプレゼント（実際は弟にもらったお金で買う）

そして、買ったのは「ローゼン メイデン」PEACH-PIT 全8巻～。

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渋谷から井の頭線急行に乗り込み、座席に座り、読み始める（娘のだろ？）
キャラクター達（ドール）が、とんでもなく可愛い～♪

主人公はひきこもりの男の子 ジュン。
ネット通販で商品購入しては、ギリギリにクーリングオフして楽しむのが趣味？
・・・って、どういうお楽しみなんだ！？
ジュンのお姉ちゃん のり は、天然キャラ。
・・・って、ありがちなパターン！彼女のおかげで ストーリーもほんわかする。
ある日、その通販グッズのなかに、精巧なアンティークドールが・・・。

TBSアニメ「ローゼン メイデン」をTVで見て、コミックを欲しくなって、今回買ったのだ。

雨が降りはじめて 涼しくなった夜、これから私は 全巻読み倒すつもり。
だけど、8巻の薄さったらないぐらい薄い。こんな薄いの見たの初めてだ。
で、なんだか その終わりかたに賛否両論みたい。
まつわるいろいろな噂も聞こえてきたけど・・・。
ま、それはともかく 原作を純粋に楽しんで 読んでみよう。


うっ・・・　全巻を1日で読み終えた。
思っていたよりも、ずっとずっと遥かに切ない話だったよ。

ひきこもりのジュンのところに、学校の先生が来たとき！
外に出ようと、頑張ってみたけど、やっぱり傷は癒えていない。
自分から誘って勉強を教えてもらったのに、
その友達の励ましが、うとましくなってみたり・・・。
同じ歳ぐらいの子が近くを歩いていると、慌てて隠れてみたり。
ジュンの気持ちが、うちの子供達の気持ちと重なる。
そのあたりの心の描写が、なんとも言えなかったなぁ。
学校の先生の思い、ジュンをなんとかしてあげたいって気持ちも分かるしね。
でも、みんな待っている とか 気にするな とか お前の席も用意してある とか、
“～してやってる” ってーのは、意外とマイナスなんだよね。
難しいね、ひきこもり本人の気持ちを理解するのって。
だけど、彼自身は ドール達との生活を通じて、心の成長があった。
そこが救われる(^.^)

そのドール達が、どのこも とっても愛らしいので、別れが切なくて・・・
雛苺（ドールの名前）との別れのシーンは、どうにも たまらなくて、泣いた。
最近、ちょっとしたことで、うるうる する。こころが敏感になっているようだ。
私も寂しさを抱える？ドール達の気持ちになっていたのかも知れない。

もっともっと 成長していく ジュン や ドール達 を見てみたい。
できることならばと、願う。続編！