ぴよ姉の気晴らし日記

ぴよ姉の気晴らしの日々(Since* 2006.4.17)

ROCK IN JAPAN FES. 2009 #2-1 @ 国営ひたち海浜公園(8/1)

2009-08-08 13:52:11 | Live・Play
 2日目のRIJF09、本来はこの日だけだったのだなぁ。
dustbox と cinemaを観られればよかったって、どんだけなの。
でも、きっと9mmもこの日だって変に確信していたのも確かなんだ、何となくだけど。

2日目、手荷物を預けるつもりはない。
お金はフレッシュひたち代に消えたものだから節約。
挙げ句の果てに、お金をおろしそびれ、ギリギリ2,000円あるぐらい(笑)
そんなんでクローク代(1,000円出し入れ自由)を出せるはずがない(苦笑)
グッズも買わない!アルコールと食事も最小限という貧乏フェスだ。
ラストに見る予定も、THE BAWDIES (Seaside Stage) なので、GRASSのある南門から出るつもり。
ツアーバスは目の前だしね。


8/1(sat)
(1)dustbox(LAKE STAGE)
  ~泉谷しげる(SOUND OF FOREST)「雨上がりの夜空に」~
(2)cinema staff(PARK STAGE)

(3)Fed MUSIC(PARK STAGE)
  GOOD 4 NOTHING(LAKE STAGE)4曲
(4)未完成VS新世界(WING TENT)
(5)a flood of circle(WING TENT)

  ~サンボマスター(LAKE STAGE)~
  ~Northern19(SOUND OF FOREST)~
  ~ASIAN KANG-FU GENERATION(GRASS STAGE)「惑星」「転がる岩に~」~
  ~片平 実(DJ BOOTH)「Discommunication/9mm Parabellum Bullet」卓郎さん飛び入り~
(6)THE BAWDIES(Seaside Stage)



この2日目の前編は、鬱陶しいほどに、2バンドにのめりこんでます。
なんで、適当に回避対応してくださいね。


(1)dustbox (LAKE STAGE)
軽く観るつもり。レイクの階段スペースはとても見やすい。
モニターは2つあったのに、今年は下手(しもて)だけになっていた。
良かった、リハーサルしているときに着けたから、のほほんと座って待つ。
おっ、リハで演奏したのは、「Broken Wings」 じゃない!?
これは本編でやらないのか。途中までしか合わせなかったけど、少し聴けただけで嬉しかった。
しかし、 あ~あ、もう!
前には行かないけど、楽曲を聴くだけでたまらない、温存しつつも思いっきり楽しむぜ~!
よっしゃ~来た~!「46924593」 で登場~!
フェスのdustはおきまりの曲になるだろうけど、それでも楽しみ。
一発目は、もちろんコレだーーー!♪セーッチャフリィー の 「Right No~wっ!」
そして、すぐさまフロントエリアはキッズ達で蠢いていた。
dustでダイブがないのも不自然な話。
で、それを遠くから客観的に観るライヴもあっていいかもしれないと思った。
ガンガン飛ばしていく気持ちのいい彼らのライヴ。
続けていつもの2曲が放たれたら、何だかこんな上にいても顔がほころんでしまうのだね。
あぁ~体が動く。それでも突っ込んではいかないと決めていた。
「Sunburst」でニヤケて、「Spacewalk」 で元気をもらう。
いつもと変わらない曲の進行だけど楽しい。
だって、ここは野外!
心地よい風が吹いてきて、周りにはいろんなスタンスで音楽を楽しむ老若男女がいる。
何も考えずに次の曲が何来たっていいって楽しんで観ていると、自然体になっていく。
流れてきたのは、ジョージさん、珍しくイントロで止まらずスムースイン。
大好き「Bitter Sweet」だよ~ん。

そして、MC。メンバ全員が一斉にペットボトルの水を飲む。
ジョージさん 「お~い!今年も来ましたよ~!みんなで決まりを守って楽しみましょう。
そうしないと折角のフェスが台無しなんで、違った方法で遊んでくださーい!」
スガさん 「ルールの中でも、ひとりひとりが自分の楽しみ方を見つけてください!」

スガさんが 「Bird of Passage」 って叫んで曲が始まった。
なぜかこの曲の前って、タイトルを言う。
ちょっと久しぶりに聴く。
レイジさんがよく見えないけど、ひたむきに叩いているんだろうなぁ。
時々モニターに映る彼らは楽しそうでもあり、野外がまぶしいからか険しい顔にも見えた。
そして、スガさんが少しセンターフロントで、踏ん張ったような姿勢になって構える。
「Hurdle Race」 しかない!
5回ぐらい繰り返してイントロをかき鳴らすスガさんだけど、何回か音を外していた。
密かに笑えてしまう。
ただ、今回は間をあけないで、連続でイントロをかき鳴らしていた。
今日のdustは、いつもより攻撃的でいて、いつもどおりに優しさや愛に満ち溢れている気がした。
このMC後にやった2曲でかなり来ていたけど、その後の 「Try My Luck」
さらに、熱く熱く演奏する彼らに釘付けになる。
そんでもって、「Stand By Me」好きだ、やっと聴けた。突っ込みたーーーい。
でも階段で見ているんだけど、リズムを自然にとってしまう。

ジョージさん
「後ろでぐるぐる回って楽しそうだな!いい感じよ!
俺ら、こんな高いところにいるけど、みんなと一緒です。
ふつうにコンビニにもいくし、タイムセールとか気にするし、庶民の代表dustboxです!
悔いの残らないように、ガッチリ遊んでください。
もやもやしたのは、こっちで発散するから!」
スガさん
「発散の仕方はいろいろあるので、今、大声で叫べーーー!!!」

そして始まったのは、「Sun which never sets」皆で歌っているのだろうか。
私も前に行きたい。一緒に大声で彼らの歌をうたいたい。
でも今日は上で観たかった。荷物あるしね

続けて、何気なく始まったけど、「Tomorrow」 ではないか。
次のPARKが気になって、少しずつ移動していくけど、PAの後ろぐらいで足を止めてしまった。
だって、凄いよ、上から見たら、サークルが4つぐらいできてた。
最初は小さな小さなサークルだったけど、どんどん輪が広がっていく。
ダイブできない彼らが違う方法で選んだのはコレだったのかな。
サークルモッシュじゃなくって(だって、モッシュも禁止、バックホーンでは、バカがたくさんいたけどね。
ついでに煽られてもいない合唱も禁止してほしいわ)、ただただ左回りしている。

そして叫ぶ! ♪Happy Ending~ じわっ。

最後にスガさんが叫んだ、こんな感じの言葉、とても沁みた。
「ありがとー!!! 世の中はどんどん便利になるけど、人の心は潰されていくー!
 自分を信じて、前に進んでいってください。」

そして 「Jupiter」。完全にノックアウト。

dustbox


8月はdustのライヴしかいかない私。
次に観れるのは越谷ロックフェスティバルという名の2マンライヴ。
キャパはキャパOVERの250人か。画伯T楽しみだね


▲泉谷しげる(SOUND OF FOREST)「雨上がりの夜空に」
dust を最後まで観て、足早に移動するんだけど、移動中に通るFORESTからは、しげるの声!
でも、歌は清志郎の「雨上がりの夜空に」
すれ違うみんなが口ずさんでいて、ジーンとした。
この雰囲気ってフェスならではだもん!
森のキッチン抜けて、少し歩いたら、「もう勘弁して~っ!!!」と、しげるのかわいらしい声。
あらばきでは聴けずだったけど、ここでちょっとだけ歌声が聴けて良かった。

フォレスト


フォレスト出てパークに向う


(2)cinema staff (PARK STAGE)
初めての park stage。
リハからスタンバっていたいところだけど、dustだったから抜けられずに少し前に到着。
お客さんの埋まり加減は、フロントセンターにいっぱい!ほぼ常連組だね。
そっちに飛んでいきた~い!
と、cinema後のactだったFedのライヴでいう“あつしスペース”から叫んだら、「来ればいいじゃん」 そう言われて、図々しくもお言葉に甘え、ノコノコとフロントセンターへ移動。
いやぁ、すみません!ペコペコしながら人を掻き分けて進みます。
最前にみんなで張り付いて観るよ!そう、宣言した奴らは前にはいなかった。
さすがにそれやったら引くでしょ?と言ったヤツが最前にいた。
人の考えていることは、案外わからないものだと、今そのときに確信する。

リハでは、「君になりたい」っていう未だ聴いたことのない新曲をやったらしい。
聴けなくて残念!
きっと西日本遠征組とか、東京の常連組とかは張り付いて観ていたんだろうなー。
だって、私はdustだったから、どう考えても無理でしょ?!←さすがにしつこいか。

さて、いよいよ登場、もちろん 「萌える傘の下」です。
つい口パクしちゃう、今日もみんな口ずさんでいる。
それぞれがポジションで準備中。
ギリに駆けつけたものだから、メンバに 『来たよ~!』 は、伝えていない。
だけど、久野君の視線に入ったらしく、見つけてくれて、ニカって笑ってくれた気がする。
そのうちに三島君がPAに向って合図の手を上げた。そして飯田君がいつものように喋ったか?

「cinema staff です 演奏を開始します」

まずは挨拶のような最初のかき鳴らし、彼らは、とても堂々としている。
マジで笑えるのは我々で、うおぉ~って叫ぶのもリアクションもド派手になっていて、
まるで、自分達が初出演するみたいな勢いが感じられてね、失笑してしまう。
彼らが何を着ていたか?
飯田君は第一ボタンまでをキッチリしめて黒シャツ、
辻君はレコ発でも着ていた水色地にピンクのロゴ、theorem T?
三島君と久野君は白地のTシャツだった気がする。

やっぱり最初の曲に選んできたのは 「チェンジアップ」 ~っ!!!
おぉ~って叫ぶ東京組。この曲が今のcinemaを伝える曲になっているから。
続けて来たのは、やばい!久々に聴けて発狂寸前の 「AMK HOLLIC」
いったい、この曲のデモをどれだけ聴いただろう。
嬉しすぎて完璧におかしかった、自分w
そして、ここ3番目に来る曲が勝負だったりするんだけど…と勝手に思っている私。うえ~?!予想を遙かに裏切られる 「第12感」 が来てしまったーーー。
この曲を歌う飯田君、甘い声が切ないですし、終わりにやる感じもしていたから、びっくり!
でもゴリゴリに2曲攻撃してきたもんで、その落差に、まんまとはめられてしまった気がした。

少しだけ余韻に浸ろうにも、三島くんのグダグダMCコーナーを迎える。
さぁ、何て言うかな?喋る前から、半分どきどきしつつ、第一声を待つ。
名古屋から来たと言って、本当は岐阜から来たcinema staff です。
わぁー正直に伝えて好感!
いつもより精悍な顔に見えるのも、ここロッキンの7,000人が収容できるPARK STAGE だからかな~と思えた。
CDやグッズの宣伝したっけか?
雨の心配をしていたけれど、きっとみんなの想いが晴れさせてくれたんですよね~
とお客さんを持ち上げる。さすがだ!貫禄がでてくるもんだー。

次に音源にない曲をやります。と三島君。
すぐに「GATE」しかないと思った。
フェスで 「GATE」 をやってくれるとは思わなかったので、また叫んでいた。
てか、私達吠えすぎでしょう。
東日本、西日本、各地から来ている。
彼らのことが大好きな、顔を知らない人だって、初ロッキン出演の彼らを見に来たはずだもん。

あがるぜ!

♪かーんちがいの~ あたりからは口パクしてしまう。
袖にいるやんちゃギタリストも口ずさんでいたよ。
音を奏でず、メンバ全員でマイクを通さず歌うところには、毎回感動する何かがある。
そして、「優しくしないで」
9mm卓郎さんの『踊れ~!』 や『歌ってくれ~ぃ!』 を彷彿させる三島君の行動に目を見張ったw
うわっ、「踊ってください!」 とかいって手拍子を煽っているぅ~!楽しい。
でも、ちょっとこの曲では違う気もするけど、ま、いっか。
彼らの楽曲はダンスミュージックではないよね?ヘドバンだよな?
若干、迷いながらも、煽りの拍手にはめっちゃのって盛り上がってゆくフロントエリア!

そして最後の曲に選んだのは、もちろん 「KARAKURI~」 でした。
前回観たときには心臓が止まりそうにもなった。
飯田君のシャウトも壮絶にここぞとばかりにPARK内に響き渡って、爽快だった~。
辻くんはステージから飛び降りて、ルールのなかで楽しむ。
ダイブはならずだったけど、良かったぜ。楽しすぎた!嬉しかった!最高だった!!

西日本チームとハイタッチとハグ、「これからどこいくの~?」 に皆返答なし。
それぞれだもんね。とにかく記念撮影しようって、誰かのデジカメに収まった。
ありがとう~♪写真送ってくれー。
フェスでは、ゆっくり話すなんて、一緒の場所へと移動して、セットチェンジの時間を共にしないと無理。
たぶん次はバラバラになるはず。
だって、私は、Fed MUSIC で、同じくPARKに留まるけど…、みんなはテナーかな?
Fedなんて聴かなそうw Fed、クソいいんだけどね。
りく君とか、グラスでテナーがやってるときじゃ集まらないと思ってそうだ。
結局、それっきり西日本チームと会うことはなかった。
残念!趣味の相違があったのかもしれないし、たまたま会えなかったのかもしれない。
その西日本チームとの交流の後に、キューミラー2名とも記念撮影する。

すぐさま、バドを買いに向かって、東京組の一部の人と乾杯をする。

ありがとう、cinema !
次はレコ発ツアー東京O-nestなので、一ヶ月後だ。
ツアーを回っていろんなとこが逞しくなって、東京に来てくれるのを待ちます。

cinema staff


どちらも泣けてしまった。もう・・・
大好き2バンドだったので、長くなりすぎ!
ということで、こちらも、 後編 へ続く。




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