PUNKSPRING 09 ＠ 幕張メッセ国際展示場（4/5）

　昨日が神奈川なら、今日は千葉、怒涛のライヴ漬け。
幕張はいい思い出がないので、行く前にブレーキがかかってしまう。
前にも書いたけど、Zepp とか 新木場 とか 幕張。
もっと近くにはないものか。西にでかいハコ作ってよ。

PUNKSPRING 09
2009/04/05(sun) ＠ 幕張メッセ国際展示場
　open 11:00 / start 13:00　adv 8,500yen
　SUM41/NOFX/BAD RELIGION/THE BLACKOUT/ザ・クロマニヨンズ/THE DAMNED/ENTER SHIKARI/THE FLATLINERS/
　GOOD 4 NOTHING /THE HIVES/LESS THAN JAKE/MADINA LAKE/MARKY RAMONES BLITZKRIEG/
　MINDLESS SELF INDULGENCE/MISERY SIGNALS/ORESKABAND/REDEMPTION 97/RISE AGAINST/
　RUNNER RUNNER/ザ50回転ズ/9mm Parabellum Bullet/細美武士新プロジェクト
　opening act: knotlamp
　opening act: SiM

正直しんどい、ほぼ遠征の幕張。
knotlamp 観たいし朝から頑張って移動するか。

ステージは3つ、タイムテーブルも発表になっているけど、そこそこ観れそう。
細美くん参加のおかげか、SOLD OUT!! したんだね。8,500円とか高いのに。
ま、目撃しに行ってきます。細美くん・・・、やっぱり知りたい！新しい音。

ゆるり参加といこう。

☆

入り口前で、チケット引き換えにリストバンド。
展示場に入場すると、クロークの袋購入（500円）の列。
預ける場所が一番奥。
帰りに引き取る時に、個人情報（名前と電話番号）をマジックで消してくれて感激。
「ありがとう！こういうちょっとしたことが嬉しい。」
事務的に仕事をしていたスタッフさんに伝えると、かわいい、最高の笑顔を見せてくれた。

さて、入場時に話を戻して・・・
まずグッズとか、ステージがどうか、などグルグル連れと回る。

9・10ホールはぶち抜き。
9ホールに、blue stage（左）と red stage（右）
10ホールの方ではまったりと座ったり寝たり食べたり。

11ホールには、green stage ひとつと各ブースが広がる。
タワレコ・M-ON!・MTV、それぞれ袋を配布していた。
私はMTVだけゲット。招待制ライヴの申し込みチラシが入っていた。

Marlboroブース
（体に悪そうなブースだけど、私が1年半前まで吸っていたのはマルメンライト）


アーティストグッズ売り場（開場後、こんなにもすごい列だった。オフィシャルT売り切れたそう）
※細美プロジェクトはアーティストの意向により印字されてませんの掲示


外にある飲食コーナー


11ホールにあるでかいタイムテーブル


本日のマイタイムテーブル
[予定]
　knotlamp
　ORESKABAND
　RUNNER RUNNER
　9mm Parabellum Bullet
　細美プロジェクト
　ザ・クロマニヨンズ
　THE HIVES
　GOOD 4 NOTHING
　SUM41

[実際に観た]
　ORESKABAND
　MINDLESS SELF INDULGENCE
　RISE AGAINST
　9mm Parabellum Bullet
　細美プロジェクト
　LESS THAN JAKE
　ザ・クロマニヨンズ
　THE DAMNED
　BAD RELIGION
　ザ・50回転ズ
　THE HIVES
　NOFX

しょっぱなオレスカで、すっかり楽しくなって、MINDLESS SELF INDULGENCE のパフォーマンスとエロさに圧倒され（あんぐらいでいい）、RISE AGAINST の音にやられ、9mmを知らない人だらけのなかの9mmを楽しみ、細美くんの新しい音を体感し、LESS THAN JAKEのカッコよさに怪しく飛び跳ねながら移動して、ザ・クロマニヨンズのヒロトのMCでロッケンロールで何でも吹き飛ばせという気分になり、THE DAMNEDのオヤジ達に元気をもらい、BAD RELIGION にノリながら、カレーを買って美味しく食べ、ザ・50回転ズで再びロッケンロールでゴーゴースタイルのダンスで弾け、THE HIVESの男前さに「おぉ～」となり、NOFXで、タイトに轟音ぶちかまされ、笑かされ、激踊りして終了。

お疲れ様。簡単に書くとこんな感じ。
コレじゃダメだね、おいおい書きます。

knotlamp（blue stage）・・・opening act
友達の到着を上で待つ。観て待ってれれば良かったんだけど ついつい。
彼らのTシャツを着ている人も多く、期待されているんだと感じた。
南船橋駅のホームでは、すでに彼らのバンT（RUDIESとのコラボ）着ている外人さんを観た。熱い!!!
ま、次の機会もあるでしょう。

オレスカ（green stage）
初めて生を観た。
スカのリズムに関西の女の子パワーで、ライヴ進行もうまいし楽しかった。

MINDLESS SELF INDULGENCE（red stage）
髪型が超パンク！パフォーマンスが最高でプロだなぁと思った。
もう目が離せませんもん！ストリップもどき、袖をもぎ取ったら網のインナー。
あれって、ダンサーの間で一時流行った。
タイツの股を丸く切り取って、頭から被って、脚の部分を袖にするという代物じゃないかな？
終盤には股間にマイクでゴリゴリ音出しているし、エロチックなステージは最高ですね。

＊

連れが、9mm卓郎さんも見習って、やっちゃって欲しいね。という。
いや、もっと切磋琢磨していいライヴをしていく努力は必要だけど、コレ系は想像したくない感じ。
まずはダンスのセンスを磨き、ルックス研究。
あとは沢山の女の子と遊ぶことでしょうか。
そういう伝説のロッカーみたいなことって邦楽では考えられない感じがする。
こういう中だと、どうしても、ひよっこに見えてしまう9mm。
見せ方って、どんだけいろんなことを経験して中身から出てくるもんではないかと。
　（タコライスを食べながら観てた）
　

（ここでお友達1人と遭遇、レギュラー出演ママちゃんと休憩時間に話す）

RISE AGAINST（blue stage）
9mmの前だったので横ステージ前から参加。
あの中に入りたい～と思いつつも見てたら、すげーな(笑)
蠢いているし、水はスプリンクラーのようにまかれるし。
ダイバー禁止されていても飛んでたし・・・。
音はパンクというよりもメタルチックなロックだった。このバンドの音は好き。
すっごくノッテしまい、9mm待ちの人たち、棒立ちだったのに浮いてしまった(^_^;)

9mm Parabellum Bullet（red stage）
9mmは少しだけレポをあげましょ。
そうだ、4/1フリーライヴから発売のNEWグッズの一部を購入。
もう、なんなん？！ 色のトーンが暗い・・・地味、デザイン込み入り過ぎで逆にダサっ。
ネオンカラーとか明るい感じのものは今後もないのだろうか。


S.E.で猛烈な押し。しょっぱなのかき鳴らしから「We are Innocent」だった。
9mm初めての人たちが前方の押しに慣れておらず将棋倒し。
何人もの人が転んで、不自然な足元を感じ、女性を数人起こす。
あれ 突進して訳わからなくなっていて、ただ前に行こうって気持ちで突っ込んだら・・・
もしかして、凄い勢いで踏まれたら死んじゃうんじゃないかって、とても怖くなった。
私も、靴が脱げて、そこに人の足がはまるという初めてのことを体験した。
少ない曲数、殆ど踊っていたから、メンバの様子があまりわからず。
スプリンクラーのようにペットボトルから飛び出す水を思いっきり浴びてしまったのも初めて。
そのぐちゃぐちゃも2曲ぐらいで、徐々に人が去っていき動きやすくなった。
ディスコミュのクラップは少数、トーキン前の「1・2・3・4」もちょっとしか声がなかった。
アウェーじゃないけど、アウェー的な9mmを観るのは久しぶり。
セットリストは周りのアーティストに負けないように、攻めが入っているって思った(笑)
同様に負けないようにと、卓郎さんの顔つきが引き締まっていた気がする。
滝さん変わらずやんちゃ。髭はそのまま・・・剃って下さい（希望）
トーキン前の煽りでマラカス、キレイに音が出るようになった。
卓郎さんMCで、何か言いかけて、ま、いいやと言うパターンを聞くのは何度目だろう。
英語のMCが飛び交うなか、日本語でいうということは、云々・・・
あは、覚えてね～。
しかし、昨年夏のNANO-MUGENの名言みたいなの、すっかり出なくなった。
「みんな、何かを打ち上げに来たんじゃないのか～っ!!?」
あ、フリーライヴの 「ただで帰れると思うなよ-!!!」 コレは熱かった。
「楽しみましょう！」「ありがとう！」 って何度も言った。
最後に、「またねっ！」 　卓郎さんの素はこっち。
男前な言葉を発する時にキュンとする。

セトリ 『踊れ～っ!!!』 だったわ。あ～しんど。

9mm Parabellum Bullet


細美プロジェクト（blue stage）
[Vo.細美武士/Gt.masasucks/ba.ウエノコウジ/Dr.柏倉隆史/Key.堀江博久]
細美くんの渾身の曲たち、今日は試運転なんだろう。6曲ぐらいやった。
1曲目はテナー？2曲目はテンフィ？という感じで始まった。
彼の新しい音はロックしているというJAPAN編集長・山崎さんの言葉がわかる気がした。
鍵盤が入ったことによって、重い音も弾む。
ギターは結構ゴリゴリでベースもドラムも重いのにキーボードが中和する。
ちゃんとした音源を早く聴きたい。

今日ほど、もっとやりてーって思った日はないよ。そう細美くんは言った。
何かが吹っ切れた感じのする笑顔。

ちょいとばかし余談です。
私達、9mm終わった後だったんで、red stage 横から観ていた。
手前は視界がかけてしまうけど、両脇のステージの真ん中にでかいモニタースクリーンがあるしね。
そこで確認しながら、連れが言っていたのは、ウエノコウジさん。
もちろん細美くんも観るけれど、ウエノさんの演奏やら立ち振る舞いが、かっこいいことに 2人共が気づく。
じっくり観たことはなかった。でも、40歳超えているんだね。
彼は元thee michelle gun elephantのベーシストで、現Radio Carolineのメンバ。
勝手にしやがれ・武藤昭平さんとの活動もしている（昨年から）
う～ん・・・彼の影響は大きいのかな？あらためてわかることもある。

＊

細美バンドを見ている間は元気で、終わったら急に怪我が痛くなる(笑)
自己責任だけど毎回なんて・・・ははは。
連れが9mmで怪我をして指を切る怪我、私は不可抗力に手と足首蹴られてアザ数箇所。
救護エリアに行き、絆創膏をもらおうとしたが販売だという。で、そのまんま。
そのとき救護室に倒れた女の人が運ばれていた。蒼白で反応なし。大丈夫？・・・
そしてドリンク引き換えに行く。
　

LESS THAN JAKE（red stage）
引き換えに行くときに始まった。あぁ楽しい♪
拳を挙げながらステップを踏みながら、9ホールから11ホールへ移動。

＊

そして、激込みだったアーティストグッズ売り場が空いたのでは？と購入者列に向かう。
何を買うかといったら、新社会人になった9mm友に頼まれた紫リスバン。
通販のラインナップになかったそうな・・・
4/1フリーライヴから売っているのに見てもいないし、買ってもいない私。
何か買うか？と思うが、オフィシャルTを買うお金がないので連れも同様にガマン。

その時、エルレのウブさんを見つけた。
すぐ横だったので、「ウブさん！」 と、声を掛けて、しっかと握手を交わす。
新しいバンドのことなど話をすると、ただ頷いてくれるだけだったけど、優しい目をしていた。
「F-X 行きます、楽しみにしてますよ！」と伝えたら、「え？！」って顔してた。
そっか福岡だもんね。
UNITに観に行ったお友達に言わせると、ちょっと微妙だったと。
というか、バンドのバランスが取れていないような、そんな感想を言っていた。
「強いて言えば 誰が壊してる？」と尋ねたけど、それが誰かは書けない。

Nothing's Carved In Stone
まずは、F-X、5/29(金) 千葉LOOK を皮切りに、7/15(水) 恵比寿LIQUIDROOM まで全国ツアー。

脱線したけど、グッズは金銭的問題もあり9mmリスバンとタオルのみ。
NOFXのTシャツとタオルがカッコよかった。knotlampも良かったんだけどね。

喉がカラカラだから、ドリンク交換しに。
私はBeer（いつも？）連れの彼女はオレンジジュース。

で、再び9ホールに戻り、トイレに行き次への準備万端。

ザ・クロマニヨンズ（blue stage）
バックドロップが白なんだと思う。曲が変わる度に照明で色が変わる。きれい!!!
ヒロトが全力で歌う。マーシーのギターもギンギンに伝わってくる。
ドラム（勝治さんだっけ？）の音が予想以上にカッコよくって、またまた踊りまくっていた。
体が勝手に動く。動かなきゃいらんない！

ステージは割りに見えた。
気がつけば、マーシーが赤い派手な四角いギター。
このモデル・・見たことあるって、すぐには思い出せず。調査(笑)
そうだ、Bo Diddleyのギター、Bo Diddley Model なんだ。
彼は昨年に亡くなっているけど、影響を受けたバンドは多くて、U2とかもそう。
Bo Diddleyで検索していったら、Gretsch の 2008カタログ P.19 にあった～☆これかな？
G6138 Bo Diddley


ヒロトは北のミサイルのことに触れた。
ちっちゃいミサイル飛ばしたりしてるけど。
そんなもん、もっとでかいロッケンロールで、吹き飛ばそうぜ！ぶっ壊そうぜ！
クロマニヨンズが、かっこいいのは、そんなとこだったんだ。ヒロト大好きだ！
気がつけば、上半身は裸になっていた。
ラストに「エイトビート」、盛り上がった。最高のライヴ！

THE DAMNED（red stage）
お次は、結構な年配者バンド？
スタイルがきっちりしていて、かわいらしいおじ様たち。
最後にボトムのチャックを下ろして、黒のビキニブリーフ・・・
あ、やばくない？！と思ったら、案の定お尻を出してしまった。お茶目。

BAD RELIGION（blue stage）
とっても良かった。と思う。

というのも、実は途中から「なんかお腹空いたね」ってんで時計を見ると結構な時間。
室内だと時刻の感覚もわからず。カレーを買い食べながら・・・
　
なんだか心地よくて食後に少し睡魔が襲ってくる。

ザ・50回転ズ（green stage）
めったに観ることがないから、11ホールに頑張って走ります。
（お、9mm友3人と遭遇・・・さっきも1人見かけたような気がする）
おかっぱ頭にめがねだっけ。おかしなルックスの3人組みとインプットされてる。
見るのは初めて。ロッケンロールのクロマニヨンズでノッタ感じに似てる。
ゴーゴーって感じ。世代が問われるが、そこまで古くはない。
9mm友に遭遇したが、彼女ら立ちながら寝てた。19時もすぎりゃ疲れるわ・・・。
てか、あんなにライヴ進行がうまくて、フロアの気持ちを上げてくれてるのに！
興味がないと棒立ちになる人とそうじゃない人がいるってことだ。
むちゃくちゃ楽しかった。ん、何アレ(笑) 踊りまくり。

THE HIVES（red stage）
greenが終わり、移動してきて思い出す。
あ、HIVES 観たかったんだ～メンバが若くて男前なのにぃ～（そこ？）
1曲だけ。あ、カッコよかった。悔やまれるけど、50回転ズも弾けられたからよし。

NOFX（blue stage）
幕張は遠いのでラストまでいると心配。
NOFXを3曲聴いて帰ろうと連れと決める。彼女も都内だから、そこそこ遠い。
丁度、10ホールの電気が灯って明るいところで踊りまくる。
近くで、成人男性2人 と ちびっこ（推定5歳）1人がサークル作ってる(笑)
楽しそうでニコニコになる。我々はヒートアップしてバカ踊り。
上を見上げたら、9mm滝さん発見。髭剃ろうよ（しつこい）
しかしあちらの方のライヴの音圧がすごいね。迫力あった。笑った。楽しい!!!

名残惜しいですが、振り切って帰り支度。
こういうイベントは楽しい。

＊

最寄り駅で息子に電話すると「声がガラガラじゃない？」
お、そうなん。気づかぬ本人。
轟音の中、どんだけ吠えていたのでしょう