遠征の日に何も・・・。でも、こちらの予定が早かった。
ガンズの東京公演、Chinese Democracy と、もはや古い感じのするタイトルアルバムのツアーだ。
かれこれ大騒ぎして観に行った前回のツアーから、案外経っていなかったことに驚く。
アクセルは元気だろうか。そこに見える姿はあの頃と変わっているけど、しぐさは当時のまま。
今夜も懐かしい思いと、今のガンズを堪能してくることにしよう。
東京ドームにライヴを観に行くのは、Billy Joel 以来。
彼も今をときめくアーティストって訳じゃないけれど、素晴らしいエンターテイメントで魅了させられたっけ。
そう思うと、マイケルを観に行っていなかったことが悔やまれてならない。
彼の曲で踊っていた世代なのに。少し後か。
さすがに12月も中旬を過ぎると寒さが身に沁みる。
東京ドーム周辺のIlluminationがたまらなく美しくて、その幻想的な空間でシンデレラにな気分を味わう。
かぼちゃの馬車がふ~っと横付けし、王子様のいる舞踏会へと運ばれる。
行ってきまーす。
およそ王子とは程遠い。
例えるなら、南部でカントリーを歌っているようなおっさんになってしまったアクセル・ローズ。
あんなにもタイトなルックスだったのに、お腹にたるみ、ぷっくり太もも、タトゥーの入った腕も太い。
前回来日で見た時よりもメタボ度が上がっている気がするよ。
あのシェイプされた、TFのKubotyのようなスパッツ(しかも白)を穿き、体を左右に揺らしおどけて踊り歌った。
時々は当時のようにバンダナを巻いて歌った。ナシのときも有れば、ハットのときもある。
少し息が上がって鯉の口みたいにパクパクになっていると、あどけない顔にさえ見える。
40を過ぎた男性を捉まえてなんですが。
当時の顔がチラチラと見え隠れするのを楽しんだ。
Welcome to the Jungle が始まっていたころは席についていない。
良番ではないが一応はアリーナのブロックに向かう。
前の方のブロックはさほど盛り上がっていない。いや、盛り上がっているけれどごく一部。
招待できたどっかの偉い人とか有名な人とか。
Rocket Queen やってくれた~最高だった。アクセル腰を回していたよ。
Street of DreamsはやっぱりPianoソロから繋いでいった。前回に聴いたものよりも安定している。
うざいほどにお色直しがあるけど、本当に端から端まで、上から下までよく動く。
前回同様にそれぞれのパートごとにソロコーナーが有って、曲に繋げて行く。それは見事!
みんなでシンガロンした Knocking on the Heavens Door、アクセルがPianoを弾き歌う November Rain
やっぱり興奮した Wings のカヴァー Living And Let Die、でもって、もちろんパイロ!どか~ん!
走る走る走る~アクセル凄いぞ、桜井さん並に動いてる、あ、ともに40代か。
それとノリが一定でない、旧曲はやっぱりあがる。
けど、チャイデモの曲、そしてカヴァーは絶対的に上がるものが多いのにも関わらず、知らないのか静か目だった。
paが近いせいかアンバランスな音が段々とバランス良くなっていった。リアルに聴こえてくる。
エンジニアの方は腕を組み、ひたむきにステージを眺めていたけど、傍らでふざけている関係者はいただけなかった。←ステージバックにカップルで写真とったりね。
見えるセトリがA4用紙に2枚並べられているのを観て、本当に3時間とかやってくれるの?と。
ムックは全く観ることもなく、あれっだけ前回は遅れまくっていたのに。
ここからレポ書いてくぞ~。
切羽詰っていて、かなり臨場感溢れるものに?(笑)
仕事をあがって、いつもなら急いでいくのに、バタバタせずに、ゆっくりと行動していたのには訳がある。
ガンズの前にオープニングアクト・ムックがいること。←前回も同じだった。
そして、まともにアクセルが開演時間にやるとは思えない。
(後に知ったのですが、大阪の京セラドームは1時間遅れての開演で日付が変わっての終演だったらしい。)
一応、開演時間は18時、開場時間は16時ということ。
ドーム前に着き、ツアーTを買おうと思っていたので先に買う。
特に音も聴こえてこないし、本人たちは着いているとは思うけど(前回の幕張の3時間待ちを思い出す)
欲しいデザインのものを手にしていたときのことだ。
(種類は5種類ほどあって、ロンTはスグに売り切れた、ウォレットチェーンもカッコよかった(4,000円))
始まった?
付近の会話の様子では、開演前にはムックは終了したみたいだという。え?ガンズが始まったの?
リアルタイム(実際には30分強遅れたわけだけど)に始まったことに、その周辺のグッズ販売にいた人たちも皆どよめいた。
音漏れが・・・そういわれると、チャイデモっぽい?
とにかく慌てて正面の21・22ゲートあたりから入場。ビール買えばよかった!何も持たずに向かう。
しょっぱなはやっぱりツアータイトル曲 「Chinese Democracy」 ほんの少しだけ移動しながら聴く。
やっとアリーナに続く通路に着いて、階段を下りながら、もう2曲目 「Welcome to the Jungle」!
ステージを観たら、そこにアクセルがいる。そして、ドームを見回すと、上の1階席、2階席に人はパラパラっとしかいない。
あの17年前のドーム公演、私もそこにいた。座席は1Fだったかの上の方の席だった。
それこそ2Fの上段まで人で埋め尽くされていて、当時の人気が凄かったことを思い出す。
あのときも長い長いセトリで楽しませてくれた。たまらなかった!感慨深い。
やはり埋められないのか・・・前回の幕張も急遽追加の武道館も埋まらなかった。
なのにドーム一回ってどういうことだったんだ?ドームでやりたかったのかな。
インタビューなどの情報をまるで得ていないので、彼のインタビューを読みたい。
東京ドーム、x-japanやジャーニーズやミスチルなんて、即完売なのに。
悲しいことに洋楽の時代じゃなく、ましてや過去のスターなんて忘れ去られてしまうのか。
でも、今聴いても 『Appetite For Destruction』 は最高だし、まったく古さを感じたりしない。
古くないどころか、下手な今のROCKよりも、ずっとずっとカッコイイのに。
アリーナに降り立って、どこ? と暗い中、ひとりぼっちになった気がした。
案内の紙を見つけて、自分のCブロックの番号へと向かっていく。
アリーナ席までダッシュして走る!係員数名に聞くけど、たどり着かない。たどり着かない・・・。
最後にブロックの場所に座っている係員に聞いて、自分の座席へ!今回はC11ブロックでPA→だった。
前方に大きい通り道があったため、思っていたよりも遥かに観やすい!
生アクセルの動きが肉眼で確認できることに、既にジワっと来ていた。
そしてC11ブロックで案内されたら、端席!やった~!!!踊るぜぃ!とにやり(^o^)丿
ステージ
―――――――――――――――――
A 1~
B 1~
―――――――――――――――――
―――――――――――――――――
C 1~ C 10 (中央にPA) C 11
※ ここから↓後方のことは分からず
ステージ↑中央にスクリーン映像が頻繁に流れる模様。
照明のセットに重なって左右に3つずつ、やや細めのスクリーンも並んでいる。
この演出用のスクリーンとは別に左右の上方に彼らを大きく写すモニターが有った。
ドラムセットのある高い段のところと中段?下段という高低差のあるステージ。
彼は左右に伸びた道どころか、この上下もマメに移動していた。
欲を言えば、PA前まで花道が伸びていたら・・・嬉しかったけど叶わず。
※前回のストーンズがその長い花道を通って後ろのステージに来て演奏をした。最高~!!!
ツアーメンバを調査。
ギターが3人?前も2人はいた気がするけど、後で前回のレポを振り返ってみよう。
[CHINESE DEMOCRACY WORLD TOUR MEMBER]
Vo. W. Axl Rose
Gt. Richard Fortus
Gt. Ron Thal
Gt. DJ Ashba
Ba. Tommy Stinson
Ds. Brian”Brain”Mantia
Ds. Frank Ferrer
Ky. Chris Pittman
バッグを置いて、着ているものを、椅子に乗っけて、よし!
本腰を入れた時には、3曲目 「It’s So Easy」 だったか、4曲目の 「Mr.Brownstone」
いきなり体温上がっていて、人格が変わるように拳を上げて(任せておけ!)のりまくる!
この後にチャイデモの曲が3曲も続いて、少し休むような感じになった。
ごめんよ、心底上がっていくにはどうしても17年前にここドームで興奮したあの楽曲達が必要なのね。
それでもオーディエンスはずっと乗りよい人もいる。私もそこそこ楽しんでいた。
しか~し、やっぱり来ると違う自分が17年前の若い自分の気持ちをもってかれたあの時の曲。
まずは大好きだった、いっぱい聴いたwingsのカヴァーから始まった「Live And Let Die」
思わず、「あぁ・・・」 と漏れてしまう。確実に怪しい!
でも、隣の男子も相当怪しかった、ノリっぱなし。結構若かったけど(笑)
で、もちろんパイロに爆発音、アクセル走り回る!走る!
音が落ち着いたところで、おどけて左右に動かして調子を取る彼が17年前とダブる。
本当にアクセルなのには間違いなくて、どれだけ心躍らされたかと・・・目が潤む。
年齢はいってしまった、この見ている私たちもね(笑)
はぁはぁ息が荒いけど、満足そうな彼の顔を見て、私達は幸せになれる。
声は確実に出ていて、前回来日したときよりもずっと出ていて、ワールドツアーに向けてトレーニングしてきたんじゃないかと思わされる。
前回もやった大好きな曲、チャイデモに収録されてから曲名が変わった。
Street Of Dreams ピアノではいる曲は結構あるのだけど、当時のガンズだったら、え?って思う曲。
そういう意味で大人のロックの部分も味わえて、凄いなと思うツアー。
この後がやばくてやばくて、私はスッカリ10代~20代になってしまったようになる。
「You Could Be Mine」、映画「T2」に使われたので知っている人もいると思う。
前回は大阪でやったんだったっけ。聴けなくて残念だったけど、ドラムが叩いてすぐに分かった。
またさっきと同じ、「あぁ・・・」 間奏のところで女性のあの時の声を入れているという噂は本当だったか真実はわからないが、音源のそこがいい。
「Rocket Queen」、とにかく聴きたかった。当然遠いけど届くように叫ぶよ。アクセルありがとう!
そしてガンガンに踊るし頭も振りまくれる 「My Michelle」 この流れは至福だった~。
満足していたら、「Sweet Child O’Mine」 どんどん畳み掛けてくる。
40代のアクセルは変わらず動くけど合間にしんどそうなのは否めない。
ときどきは引っ込んで、なにをしているのやら?そうそうお色直しが多すぎるぐらい!
だけど、今のアクセルはファッションで魅了させるタイプではないけど、それでも楽しませてもらった。
ここまでで、約1時間で、曲数は13曲。まだまだ続くことは、PAのセトリを見て分かる。
となると夜行バスの時間が22時台と、遅くないことに、あ~あって落胆して、何でこんなにもやってくれる予定なんだ!?と思ってみたり(笑)
Shackler's Revenge
I.R.S
もう古い曲なんだか新しい曲なんだかわからなくなる。
それほど古くさいと思わなかったりするし、新しいのが新鮮!って感じでもなく。
しばらくしてPianoの前でのMC
ドリンクを持ってみたり、おどける仕草はあの時のまま。
Billy Joel が弾いたPianoはグルグル回ったけど、アクセルの弾くPianoはそのまま。
この時のソロが胸を打つ。だって次にやってくれるのは、November Rain に違いないから!
あぁ・・・やはり繋がっていく。壮大に歌い上げて、一旦終わったかのようになるから拍手が沸く。
そして、再び!う~ん、名曲はやっぱり後の時代に聴いてもいい。
次に音源を持っていないけど、AC/DCのカヴァーで、Whole Lotta Rosie
会場の反応はいまひとつだけど、最高なナンバー楽しい!!かなり弾けてしまう(-_-;)
アクセルも楽しそう~♪ここから、みんなでシンガロンする曲へと・・・。
それは凄い光景だった。1・2Fの座席はスカスカのガラガラだったけど、声がドームにこだました。
こういう一体感をドームで体験することはしばしばあるけれど、背中がぞくぞくっとする快感。
元々はボブディランの曲、カヴァー曲だとは思えないほどに馴染んでいる。
ライヴのボルテージが上がっていく!というか、最初ッから全開なんだ、彼は。
Chinese Democracy の楽曲だと、どうしても盛り上がりに欠けてしまうから緩急つけていく。
Scraped
Prostitude
この曲の後にSimpsonのテーマでバンドジャム。
前回の来日のときもJamやソロで楽しませてくれたっけ。
音楽は楽しいってことを、改めて感じるひととき。
ジャンルの隔たりなく、楽しそうに演奏する彼らが見たい。
This I love
メンバ引っ込んで、Frankのドラムソロ。
黒人さんのドラムのリズムって身体から溢れてくるリズム感がリアルに伝わってくる。
すぐにわかってしまう、あまりにも有名なQUEENの曲 『We will Rock You』
叩きながらも煽ってくる彼の存在感は大きい。
Out Ta Get Me
ここだ~!とばかりに思いっきりアピールするギタリスト(笑)
みんなタトゥーが凄すぎて・・・白いタンクトップしか似合わないけど最高!
彼がソロ弾くのは誰にもなじみの曲ピンクパンサー。
何も考えなくとも、忍び足で歩くピンクパンサーが脳裏に浮かぶ。
そしてアクセルが歌い上げる 最強ソング Don't Cry
ちゃんと声が出ていた、と記憶している。この人の声のオクターブはどのぐらいあるんだろう。
無理やりだしているようなあの高い声も地声も素敵だな。
本編ラストに選んだ曲は、Nightrain
バコーン!っていう特効があったような気がする(←レポがひと月近く後ではね(笑))
最後なんだけど、明らかにPAのセトリを見ると、四分の三?!って感じなの。
時間が押し迫っていて(よりによって夜行バスの時間が早い)ヒヤヒヤ。
アンコールを待つ。
歓声、指笛、手拍子。それぞれの方法で彼らの登場を心待ちにする。
やがて始まったMadgascar
新譜の中でも前回のツアーでも披露していたから馴染んでいるほう。
聴いているんだけど、もう時間が気になってきて、荷物整理。
アウターを羽織って聴く There was a time
余裕を持って、もう出た方がいいと決断して、座席を離れた。
ドームの中を歩いているときに、へ?何故にWhoのマイジェネ!?
舞踏会で王子とのワルツ、ではなく最強のROCKを楽しんで、魔法が解ける前に飛び出した。
再び、かぼちゃの馬車が待つイルミネーションの中。
このあとにきっと大好きな Patience、ラストは Paradaise City だったろうなと、
聴けないことに寂しい思いを抱きながら、新宿へと向かった。
以下、圧巻のsetlist (私が聴けたのは26曲まで)
Guns N' Roses (2009.12.19 TOKYO DOME)
※17. Whole Lotta Rosie (AC/DC) ★LIVE FROM THE JUNGLEに収録
29. Rhinestone Cowboy (Glen Campbell)
その他、jamやsoloを含めた詳細については以下に記述
(音楽サイト情報のいくつか参考/BARKS・WE ROCK CITY他)
GUNS N’ROSES (Dec. 19, 2009 / Tokyo Dome)
(Start 18:37)
Intro
01. Chinese Democracy
02. Welcome To The Jungle
03. It's So Easy
04. Mr. Brownstone
05. Catcher in the Rye
06. Sorry
*Band Jam ( I Want You Back / JACKSON 5)
07. If The World
*Richard Fortus Solo
08. Live And Let Die (WINGS)
*Dizzy Reed Piano Solo (Ziggy Stardust/ David Bowie)
09. Street of Dreams ※前回来日時のタイトル「The Blues」
10. You Could Be Mine
11. Rocket Queen
12. My Michelle
*DJ Ashba solo
13. Sweet Child O'mine
14. Shackler's Revenge
15. I.R.S
*Axl Piano Solo
16. November Rain
17. Whole Lotta Rosie (AC/DC)
18. Knockin' On Heaven's Door
19. Scraped
20. Prostitute
*Band Jam (Simpsons Theme)
21. This I Love
*Frank Ferrer Drum Solo (We will Rock You/QUEEN)
22. Out Ta Get Me
*Ron Thal Guitar Solo (Pink Panther)
23. Don't Cry
24. Nightrain
[Encore]
25. Madagascar
26. There Was a Time
27. My Generation (Tommy Stinson vocals /THE WHO)
28. Better
29. Rhinestone Cowboy (Glen Campbell)
30. Patience
31. Nice Boys (ROSE TATTO)
32. Paradise City
(End 22:11)
ガンズの東京公演、Chinese Democracy と、もはや古い感じのするタイトルアルバムのツアーだ。
かれこれ大騒ぎして観に行った前回のツアーから、案外経っていなかったことに驚く。
アクセルは元気だろうか。そこに見える姿はあの頃と変わっているけど、しぐさは当時のまま。
今夜も懐かしい思いと、今のガンズを堪能してくることにしよう。
東京ドームにライヴを観に行くのは、Billy Joel 以来。
彼も今をときめくアーティストって訳じゃないけれど、素晴らしいエンターテイメントで魅了させられたっけ。
そう思うと、マイケルを観に行っていなかったことが悔やまれてならない。
彼の曲で踊っていた世代なのに。少し後か。
さすがに12月も中旬を過ぎると寒さが身に沁みる。
東京ドーム周辺のIlluminationがたまらなく美しくて、その幻想的な空間でシンデレラにな気分を味わう。
かぼちゃの馬車がふ~っと横付けし、王子様のいる舞踏会へと運ばれる。
行ってきまーす。
およそ王子とは程遠い。
例えるなら、南部でカントリーを歌っているようなおっさんになってしまったアクセル・ローズ。
あんなにもタイトなルックスだったのに、お腹にたるみ、ぷっくり太もも、タトゥーの入った腕も太い。
前回来日で見た時よりもメタボ度が上がっている気がするよ。
あのシェイプされた、TFのKubotyのようなスパッツ(しかも白)を穿き、体を左右に揺らしおどけて踊り歌った。
時々は当時のようにバンダナを巻いて歌った。ナシのときも有れば、ハットのときもある。
少し息が上がって鯉の口みたいにパクパクになっていると、あどけない顔にさえ見える。
40を過ぎた男性を捉まえてなんですが。
当時の顔がチラチラと見え隠れするのを楽しんだ。
Welcome to the Jungle が始まっていたころは席についていない。
良番ではないが一応はアリーナのブロックに向かう。
前の方のブロックはさほど盛り上がっていない。いや、盛り上がっているけれどごく一部。
招待できたどっかの偉い人とか有名な人とか。
Rocket Queen やってくれた~最高だった。アクセル腰を回していたよ。
Street of DreamsはやっぱりPianoソロから繋いでいった。前回に聴いたものよりも安定している。
うざいほどにお色直しがあるけど、本当に端から端まで、上から下までよく動く。
前回同様にそれぞれのパートごとにソロコーナーが有って、曲に繋げて行く。それは見事!
みんなでシンガロンした Knocking on the Heavens Door、アクセルがPianoを弾き歌う November Rain
やっぱり興奮した Wings のカヴァー Living And Let Die、でもって、もちろんパイロ!どか~ん!
走る走る走る~アクセル凄いぞ、桜井さん並に動いてる、あ、ともに40代か。
それとノリが一定でない、旧曲はやっぱりあがる。
けど、チャイデモの曲、そしてカヴァーは絶対的に上がるものが多いのにも関わらず、知らないのか静か目だった。
paが近いせいかアンバランスな音が段々とバランス良くなっていった。リアルに聴こえてくる。
エンジニアの方は腕を組み、ひたむきにステージを眺めていたけど、傍らでふざけている関係者はいただけなかった。←ステージバックにカップルで写真とったりね。
見えるセトリがA4用紙に2枚並べられているのを観て、本当に3時間とかやってくれるの?と。
ムックは全く観ることもなく、あれっだけ前回は遅れまくっていたのに。
ここからレポ書いてくぞ~。
切羽詰っていて、かなり臨場感溢れるものに?(笑)
仕事をあがって、いつもなら急いでいくのに、バタバタせずに、ゆっくりと行動していたのには訳がある。
ガンズの前にオープニングアクト・ムックがいること。←前回も同じだった。
そして、まともにアクセルが開演時間にやるとは思えない。
(後に知ったのですが、大阪の京セラドームは1時間遅れての開演で日付が変わっての終演だったらしい。)
一応、開演時間は18時、開場時間は16時ということ。
ドーム前に着き、ツアーTを買おうと思っていたので先に買う。
特に音も聴こえてこないし、本人たちは着いているとは思うけど(前回の幕張の3時間待ちを思い出す)
欲しいデザインのものを手にしていたときのことだ。
(種類は5種類ほどあって、ロンTはスグに売り切れた、ウォレットチェーンもカッコよかった(4,000円))
始まった?
付近の会話の様子では、開演前にはムックは終了したみたいだという。え?ガンズが始まったの?
リアルタイム(実際には30分強遅れたわけだけど)に始まったことに、その周辺のグッズ販売にいた人たちも皆どよめいた。
音漏れが・・・そういわれると、チャイデモっぽい?
とにかく慌てて正面の21・22ゲートあたりから入場。ビール買えばよかった!何も持たずに向かう。
しょっぱなはやっぱりツアータイトル曲 「Chinese Democracy」 ほんの少しだけ移動しながら聴く。
やっとアリーナに続く通路に着いて、階段を下りながら、もう2曲目 「Welcome to the Jungle」!
ステージを観たら、そこにアクセルがいる。そして、ドームを見回すと、上の1階席、2階席に人はパラパラっとしかいない。
あの17年前のドーム公演、私もそこにいた。座席は1Fだったかの上の方の席だった。
それこそ2Fの上段まで人で埋め尽くされていて、当時の人気が凄かったことを思い出す。
あのときも長い長いセトリで楽しませてくれた。たまらなかった!感慨深い。
やはり埋められないのか・・・前回の幕張も急遽追加の武道館も埋まらなかった。
なのにドーム一回ってどういうことだったんだ?ドームでやりたかったのかな。
インタビューなどの情報をまるで得ていないので、彼のインタビューを読みたい。
東京ドーム、x-japanやジャーニーズやミスチルなんて、即完売なのに。
悲しいことに洋楽の時代じゃなく、ましてや過去のスターなんて忘れ去られてしまうのか。
でも、今聴いても 『Appetite For Destruction』 は最高だし、まったく古さを感じたりしない。
古くないどころか、下手な今のROCKよりも、ずっとずっとカッコイイのに。
アリーナに降り立って、どこ? と暗い中、ひとりぼっちになった気がした。
案内の紙を見つけて、自分のCブロックの番号へと向かっていく。
アリーナ席までダッシュして走る!係員数名に聞くけど、たどり着かない。たどり着かない・・・。
最後にブロックの場所に座っている係員に聞いて、自分の座席へ!今回はC11ブロックでPA→だった。
前方に大きい通り道があったため、思っていたよりも遥かに観やすい!
生アクセルの動きが肉眼で確認できることに、既にジワっと来ていた。
そしてC11ブロックで案内されたら、端席!やった~!!!踊るぜぃ!とにやり(^o^)丿
ステージ
―――――――――――――――――
A 1~
B 1~
―――――――――――――――――
―――――――――――――――――
C 1~ C 10 (中央にPA) C 11
※ ここから↓後方のことは分からず
ステージ↑中央にスクリーン映像が頻繁に流れる模様。
照明のセットに重なって左右に3つずつ、やや細めのスクリーンも並んでいる。
この演出用のスクリーンとは別に左右の上方に彼らを大きく写すモニターが有った。
ドラムセットのある高い段のところと中段?下段という高低差のあるステージ。
彼は左右に伸びた道どころか、この上下もマメに移動していた。
欲を言えば、PA前まで花道が伸びていたら・・・嬉しかったけど叶わず。
※前回のストーンズがその長い花道を通って後ろのステージに来て演奏をした。最高~!!!
ツアーメンバを調査。
ギターが3人?前も2人はいた気がするけど、後で前回のレポを振り返ってみよう。
[CHINESE DEMOCRACY WORLD TOUR MEMBER]
Vo. W. Axl Rose
Gt. Richard Fortus
Gt. Ron Thal
Gt. DJ Ashba
Ba. Tommy Stinson
Ds. Brian”Brain”Mantia
Ds. Frank Ferrer
Ky. Chris Pittman
バッグを置いて、着ているものを、椅子に乗っけて、よし!
本腰を入れた時には、3曲目 「It’s So Easy」 だったか、4曲目の 「Mr.Brownstone」
いきなり体温上がっていて、人格が変わるように拳を上げて(任せておけ!)のりまくる!
この後にチャイデモの曲が3曲も続いて、少し休むような感じになった。
ごめんよ、心底上がっていくにはどうしても17年前にここドームで興奮したあの楽曲達が必要なのね。
それでもオーディエンスはずっと乗りよい人もいる。私もそこそこ楽しんでいた。
しか~し、やっぱり来ると違う自分が17年前の若い自分の気持ちをもってかれたあの時の曲。
まずは大好きだった、いっぱい聴いたwingsのカヴァーから始まった「Live And Let Die」
思わず、「あぁ・・・」 と漏れてしまう。確実に怪しい!
でも、隣の男子も相当怪しかった、ノリっぱなし。結構若かったけど(笑)
で、もちろんパイロに爆発音、アクセル走り回る!走る!
音が落ち着いたところで、おどけて左右に動かして調子を取る彼が17年前とダブる。
本当にアクセルなのには間違いなくて、どれだけ心躍らされたかと・・・目が潤む。
年齢はいってしまった、この見ている私たちもね(笑)
はぁはぁ息が荒いけど、満足そうな彼の顔を見て、私達は幸せになれる。
声は確実に出ていて、前回来日したときよりもずっと出ていて、ワールドツアーに向けてトレーニングしてきたんじゃないかと思わされる。
前回もやった大好きな曲、チャイデモに収録されてから曲名が変わった。
Street Of Dreams ピアノではいる曲は結構あるのだけど、当時のガンズだったら、え?って思う曲。
そういう意味で大人のロックの部分も味わえて、凄いなと思うツアー。
この後がやばくてやばくて、私はスッカリ10代~20代になってしまったようになる。
「You Could Be Mine」、映画「T2」に使われたので知っている人もいると思う。
前回は大阪でやったんだったっけ。聴けなくて残念だったけど、ドラムが叩いてすぐに分かった。
またさっきと同じ、「あぁ・・・」 間奏のところで女性のあの時の声を入れているという噂は本当だったか真実はわからないが、音源のそこがいい。
「Rocket Queen」、とにかく聴きたかった。当然遠いけど届くように叫ぶよ。アクセルありがとう!
そしてガンガンに踊るし頭も振りまくれる 「My Michelle」 この流れは至福だった~。
満足していたら、「Sweet Child O’Mine」 どんどん畳み掛けてくる。
40代のアクセルは変わらず動くけど合間にしんどそうなのは否めない。
ときどきは引っ込んで、なにをしているのやら?そうそうお色直しが多すぎるぐらい!
だけど、今のアクセルはファッションで魅了させるタイプではないけど、それでも楽しませてもらった。
ここまでで、約1時間で、曲数は13曲。まだまだ続くことは、PAのセトリを見て分かる。
となると夜行バスの時間が22時台と、遅くないことに、あ~あって落胆して、何でこんなにもやってくれる予定なんだ!?と思ってみたり(笑)
Shackler's Revenge
I.R.S
もう古い曲なんだか新しい曲なんだかわからなくなる。
それほど古くさいと思わなかったりするし、新しいのが新鮮!って感じでもなく。
しばらくしてPianoの前でのMC
ドリンクを持ってみたり、おどける仕草はあの時のまま。
Billy Joel が弾いたPianoはグルグル回ったけど、アクセルの弾くPianoはそのまま。
この時のソロが胸を打つ。だって次にやってくれるのは、November Rain に違いないから!
あぁ・・・やはり繋がっていく。壮大に歌い上げて、一旦終わったかのようになるから拍手が沸く。
そして、再び!う~ん、名曲はやっぱり後の時代に聴いてもいい。
次に音源を持っていないけど、AC/DCのカヴァーで、Whole Lotta Rosie
会場の反応はいまひとつだけど、最高なナンバー楽しい!!かなり弾けてしまう(-_-;)
アクセルも楽しそう~♪ここから、みんなでシンガロンする曲へと・・・。
それは凄い光景だった。1・2Fの座席はスカスカのガラガラだったけど、声がドームにこだました。
こういう一体感をドームで体験することはしばしばあるけれど、背中がぞくぞくっとする快感。
元々はボブディランの曲、カヴァー曲だとは思えないほどに馴染んでいる。
ライヴのボルテージが上がっていく!というか、最初ッから全開なんだ、彼は。
Chinese Democracy の楽曲だと、どうしても盛り上がりに欠けてしまうから緩急つけていく。
Scraped
Prostitude
この曲の後にSimpsonのテーマでバンドジャム。
前回の来日のときもJamやソロで楽しませてくれたっけ。
音楽は楽しいってことを、改めて感じるひととき。
ジャンルの隔たりなく、楽しそうに演奏する彼らが見たい。
This I love
メンバ引っ込んで、Frankのドラムソロ。
黒人さんのドラムのリズムって身体から溢れてくるリズム感がリアルに伝わってくる。
すぐにわかってしまう、あまりにも有名なQUEENの曲 『We will Rock You』
叩きながらも煽ってくる彼の存在感は大きい。
Out Ta Get Me
ここだ~!とばかりに思いっきりアピールするギタリスト(笑)
みんなタトゥーが凄すぎて・・・白いタンクトップしか似合わないけど最高!
彼がソロ弾くのは誰にもなじみの曲ピンクパンサー。
何も考えなくとも、忍び足で歩くピンクパンサーが脳裏に浮かぶ。
そしてアクセルが歌い上げる 最強ソング Don't Cry
ちゃんと声が出ていた、と記憶している。この人の声のオクターブはどのぐらいあるんだろう。
無理やりだしているようなあの高い声も地声も素敵だな。
本編ラストに選んだ曲は、Nightrain
バコーン!っていう特効があったような気がする(←レポがひと月近く後ではね(笑))
最後なんだけど、明らかにPAのセトリを見ると、四分の三?!って感じなの。
時間が押し迫っていて(よりによって夜行バスの時間が早い)ヒヤヒヤ。
アンコールを待つ。
歓声、指笛、手拍子。それぞれの方法で彼らの登場を心待ちにする。
やがて始まったMadgascar
新譜の中でも前回のツアーでも披露していたから馴染んでいるほう。
聴いているんだけど、もう時間が気になってきて、荷物整理。
アウターを羽織って聴く There was a time
余裕を持って、もう出た方がいいと決断して、座席を離れた。
ドームの中を歩いているときに、へ?何故にWhoのマイジェネ!?
舞踏会で王子とのワルツ、ではなく最強のROCKを楽しんで、魔法が解ける前に飛び出した。
再び、かぼちゃの馬車が待つイルミネーションの中。
このあとにきっと大好きな Patience、ラストは Paradaise City だったろうなと、
聴けないことに寂しい思いを抱きながら、新宿へと向かった。
以下、圧巻のsetlist (私が聴けたのは26曲まで)
Guns N' Roses (2009.12.19 TOKYO DOME)
※17. Whole Lotta Rosie (AC/DC) ★LIVE FROM THE JUNGLEに収録
29. Rhinestone Cowboy (Glen Campbell)
その他、jamやsoloを含めた詳細については以下に記述
(音楽サイト情報のいくつか参考/BARKS・WE ROCK CITY他)
GUNS N’ROSES (Dec. 19, 2009 / Tokyo Dome)
(Start 18:37)
Intro
01. Chinese Democracy
02. Welcome To The Jungle
03. It's So Easy
04. Mr. Brownstone
05. Catcher in the Rye
06. Sorry
*Band Jam ( I Want You Back / JACKSON 5)
07. If The World
*Richard Fortus Solo
08. Live And Let Die (WINGS)
*Dizzy Reed Piano Solo (Ziggy Stardust/ David Bowie)
09. Street of Dreams ※前回来日時のタイトル「The Blues」
10. You Could Be Mine
11. Rocket Queen
12. My Michelle
*DJ Ashba solo
13. Sweet Child O'mine
14. Shackler's Revenge
15. I.R.S
*Axl Piano Solo
16. November Rain
17. Whole Lotta Rosie (AC/DC)
18. Knockin' On Heaven's Door
19. Scraped
20. Prostitute
*Band Jam (Simpsons Theme)
21. This I Love
*Frank Ferrer Drum Solo (We will Rock You/QUEEN)
22. Out Ta Get Me
*Ron Thal Guitar Solo (Pink Panther)
23. Don't Cry
24. Nightrain
[Encore]
25. Madagascar
26. There Was a Time
27. My Generation (Tommy Stinson vocals /THE WHO)
28. Better
29. Rhinestone Cowboy (Glen Campbell)
30. Patience
31. Nice Boys (ROSE TATTO)
32. Paradise City
(End 22:11)