友達が来た！

日本から、絵描きの友人が来た。
こんなベルギーの田舎まで来てくれるとは。
なんとありがたいことよ！

てなワケで、遊びほうけていたので、ブログをサボってました。
記憶を遡り、ご紹介していきます。


22日。
キノコ好きの彼女。
あのベニテングタケが生えていた所へ連れて行った。
前日の雨のせいもあり、ほとんどのベニちゃんがへにょへにょになっていた。
が、奥の方に枯葉の下で雨をしのいでいた、キレイなベニちゃん達を発見。

何も気にせず手馴れた様子で、林の中へバキバキ・ザクザク入っていき
おもむろにビニールシートを取り出し、膝をついてスケッチを始めた彼女。

あんた、すごいよ。

いやいや、彼女のすごさはこんなもんじゃぁ、なかった。
それはあとの、お楽しみ。




あちこちに、まだ残っていたベニテングタケ。
こんなに赤くてキレイなのは初めて、という彼女。
ああ、よかった。
彼女曰く、雨に濡れるとこの白い模様（？）が取れちゃうんだとか。




彼女はスケッチ、私は写真。
どちらも時間が必要なので、同じ趣味じゃない人と一緒の時はなかなか出来ない。
でもこのコンビだと、大丈夫。


キノコ探索の後、ベルギー名物フリッツをご賞味いただく。
太めのフライドポテトである。
ベルギーではこれが、日本でいう白飯のようなもの。
ほとんどの料理にてんこ盛りで付いてくる。
さすが、食いしん坊の彼女。
「ポテトの味が違う！」と、その旨さに気が付いた。
そうなんです。ここのじゃがいもは、旨いんです！


さて、この中途半端な田舎町、一体どこへ連れて行けばいいのやら。
正直、スケッチに向いた観光名所などありゃしない。

と、こないだカメラのクラスで行った、ベギン会修道院へ。
今はギャラリーとして使われ、若い才能を見出す場となっている。

　　　　　　　　


もう見慣れてしまったこの街の風景も、彼女にとっては見るもの全てが新鮮なようす。
そうだ、私も当初はそうだった。
感動は、薄れてしまうものなんだよな。
いかんなぁ。


お料理好きの彼女に、晩御飯はおまかせ！
これが、滞在中タダメシの条件である（笑）。
この日のメニューは白身魚のムニエル・キノコクリームソースかけ。
美味しい♪

普段、私の不味い料理を食べている相方にとって
この数日間は、夢のような晩飯時となることであろう！