一龍斎貞鏡…『山崎の合戦 抜き読み』
神田織音…『犬上軍兵衛』
神田香織…『山内一豊伝 出世の馬揃い』
田辺南北…『前座時代の思い出』
一龍斎貞山…『赤穂義士銘々伝 神崎與五郎 仮名書の詫証文』
宝井馬琴…『黒田節の由来』
《お仲入り》
【田辺一邑真打昇進披露口上】
(南北・一鶴・一邑・馬琴・貞山)
田辺一鶴…『妖怪軍団修羅場』
寿 真打昇進
田辺一邑…『中江藤樹 少年時代』
先着50名に配られた一邑先生の手ぬぐい
一邑・一鶴師弟はもちろんのこと、脇を固める馬琴・貞山・南北各師に女流は香織・織音師弟。おまけに“前講”が貞鏡さんですからね!
チラシに前座さんの名前はありませんが、用意周到に下調べしておきました!
高座には花が飾られ、真打昇進披露興行に文字通り花を添えました。
貞鏡さん
本を置いての修羅場読み。貞鏡さんの修羅場読みは新春靖国講談会以来ですが、今日は本に目を落とすことがほとんどなく、しっかり前を見据えて読み上げていました!
「たまには貞鏡さんの修羅場を聴きたいなぁ」と思っていただけに
織音さん
汲心流柔術の創始者、犬上軍兵衛永保の一席。
この読み物も昨年8月のしのばず寄席と、昨年11月のなでしこくらぶで聴いているので、安心してゆったりと聴くことができました
香織先生
実は香織先生の高座を拝見するのは初めて!
山内一豊と馬喰たちのやり取りは省略し、一豊と千代を中心にした一席に仕上がっていました
南北先生
妹弟子のお祝いに薬を倍飲んで来たという南北先生
前座時代の思い出話を中心に、神田山裕先生とのエピソードやご贔屓筋との付き合いの話を楽しく聞かせて下さいました。
貞山先生
持ち時間が20分のため、5分を真打興行の話、残りの15分で本来30分ある読み物をまとめました。
酔っ払った丑五郎のクドさは面白かったのですが、與五郎と丑五郎の掛け合いに時間を割いてしまったため、丑五郎が改心する浜松の講釈場面が端折られてしまったのは残念
あそこが一番の聴きどころだと思うんですがねぇ…
馬琴先生
学生時代に落語家を目指していた話や、下宿の向かいが五代目馬琴師の家だったという逸話は斬新でした
福島正則が豊臣秀吉から槍を献上される場面から、母里太兵衛が福島正則の家宝である槍を強奪(?)する場面まで、たっぷり楽しませていただきました
【口上】
この並びはまさに壮観!
南北先生が、「師匠の挨拶は私の真打披露の時より1分半長かった」
という愚痴が、女流弟子を溺愛する(?)一鶴先生を良く表していたような・・・
一鶴先生
竹林舎青玉先生の真打興行以来、1年半ぶりに拝見する一鶴先生。
今年の2月で“傘寿”を迎えながらもお元気な姿は変わりありません。
今夜も1年半前と同じく『妖怪軍団修羅場』でしたが、ますますパワーアップした高座に加え「東海道五十三次」を順・逆で言い立てるのも健在!
まだまだ東鶴・星之助・凌鶴・駿之介・一凜・一乃・銀冶といった二ツ目のお弟子さんが控えていますので、『100歳までガンバル』の言葉通り、ますますのご活躍を期待しています
一邑先生
万来の拍手が送られ、黒紋付で登場した一邑先生
過去2回聴いている読み物ですが、真打という立場と衣装のせいか、今までとは全く違う雰囲気でした。
シーンとした場内に、母を想って四国から近江まで薬を届けた子の心と、子に感謝しながらも突き放す母の強さと哀しさが交差し、本当に素晴しい一席となりました
終演後は一鶴一門の凌鶴・一凜・一乃・銀冶さんが笑顔で客をお見送り
心地よい夜風を受けながら日本橋亭を後にしました
神田織音…『犬上軍兵衛』
神田香織…『山内一豊伝 出世の馬揃い』
田辺南北…『前座時代の思い出』
一龍斎貞山…『赤穂義士銘々伝 神崎與五郎 仮名書の詫証文』
宝井馬琴…『黒田節の由来』
《お仲入り》
【田辺一邑真打昇進披露口上】
(南北・一鶴・一邑・馬琴・貞山)
田辺一鶴…『妖怪軍団修羅場』
寿 真打昇進
田辺一邑…『中江藤樹 少年時代』
先着50名に配られた一邑先生の手ぬぐい
一邑・一鶴師弟はもちろんのこと、脇を固める馬琴・貞山・南北各師に女流は香織・織音師弟。おまけに“前講”が貞鏡さんですからね!
チラシに前座さんの名前はありませんが、用意周到に下調べしておきました!
高座には花が飾られ、真打昇進披露興行に文字通り花を添えました。
貞鏡さん
本を置いての修羅場読み。貞鏡さんの修羅場読みは新春靖国講談会以来ですが、今日は本に目を落とすことがほとんどなく、しっかり前を見据えて読み上げていました!
「たまには貞鏡さんの修羅場を聴きたいなぁ」と思っていただけに
織音さん
汲心流柔術の創始者、犬上軍兵衛永保の一席。
この読み物も昨年8月のしのばず寄席と、昨年11月のなでしこくらぶで聴いているので、安心してゆったりと聴くことができました
香織先生
実は香織先生の高座を拝見するのは初めて!
山内一豊と馬喰たちのやり取りは省略し、一豊と千代を中心にした一席に仕上がっていました
南北先生
妹弟子のお祝いに薬を倍飲んで来たという南北先生
前座時代の思い出話を中心に、神田山裕先生とのエピソードやご贔屓筋との付き合いの話を楽しく聞かせて下さいました。
貞山先生
持ち時間が20分のため、5分を真打興行の話、残りの15分で本来30分ある読み物をまとめました。
酔っ払った丑五郎のクドさは面白かったのですが、與五郎と丑五郎の掛け合いに時間を割いてしまったため、丑五郎が改心する浜松の講釈場面が端折られてしまったのは残念
あそこが一番の聴きどころだと思うんですがねぇ…
馬琴先生
学生時代に落語家を目指していた話や、下宿の向かいが五代目馬琴師の家だったという逸話は斬新でした
福島正則が豊臣秀吉から槍を献上される場面から、母里太兵衛が福島正則の家宝である槍を強奪(?)する場面まで、たっぷり楽しませていただきました
【口上】
この並びはまさに壮観!
南北先生が、「師匠の挨拶は私の真打披露の時より1分半長かった」
という愚痴が、女流弟子を溺愛する(?)一鶴先生を良く表していたような・・・
一鶴先生
竹林舎青玉先生の真打興行以来、1年半ぶりに拝見する一鶴先生。
今年の2月で“傘寿”を迎えながらもお元気な姿は変わりありません。
今夜も1年半前と同じく『妖怪軍団修羅場』でしたが、ますますパワーアップした高座に加え「東海道五十三次」を順・逆で言い立てるのも健在!
まだまだ東鶴・星之助・凌鶴・駿之介・一凜・一乃・銀冶といった二ツ目のお弟子さんが控えていますので、『100歳までガンバル』の言葉通り、ますますのご活躍を期待しています
一邑先生
万来の拍手が送られ、黒紋付で登場した一邑先生
過去2回聴いている読み物ですが、真打という立場と衣装のせいか、今までとは全く違う雰囲気でした。
シーンとした場内に、母を想って四国から近江まで薬を届けた子の心と、子に感謝しながらも突き放す母の強さと哀しさが交差し、本当に素晴しい一席となりました
終演後は一鶴一門の凌鶴・一凜・一乃・銀冶さんが笑顔で客をお見送り
心地よい夜風を受けながら日本橋亭を後にしました
アタシはデジカメなるものを持っておらず、写真も携帯の粗い画像しか撮れません。
また、最近ではある方から「肖像権」なるものの忠告を受けました。
これらの問題がクリアできればアップしたい所ですが、当面は芸人さんの画像をアップすることは控えております。
平にご容赦願います。
ご期待に添えず申し訳ありません。
ご了承いただき、ありがとうございます。
貞鏡さんの画像は『白井街かど落語会』のHPや他の講釈師さんのブログに出ています。
是非、そちらをご覧下さい。
一邑
わざわざこのような稚拙なブログにご来訪の上、コメントまで残していただき恐縮しつつも感激しております。
改めまして、真打昇進おめでとうございます!
にぎやかな講釈師の方が多い中、一邑先生の静かで落ち着いた高座も楽しみに釈場へ足を運んでいます。
これからの益々のご活躍とご健康を祈念しております。
本当にありがとうございます。