emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

重版出来! 第5話

2016-05-11 16:54:13 | 2016春ドラマ
第5話 「運を使いこなせ!なるかド下手新人デビュー」

興都館社長・久慈勝(高田純次)の過去についてが分かりましたが・・・
どうも普段のバラエティ番組での高田さんの事が頭によぎって、「いつこの美談に『なんちゃって』って舌を出してオドけて見せるのか!?」なんて つい期待しながら観てしまいました
久慈は正真正銘の人格者のようですね(過去は荒れていましたが)。
最後に孫に奇声を上げていたのを見た時には、何故かホッとしてしまいました(笑)
(お孫さん、早坂ひららちゃんでしたね


誰も見てない所までいい人すぎる副編集長・五百旗頭敬(オダギリジョー)。
 ・買い物したら、お釣りは必ず募金箱。
 ・困っている人を見れば、すかさず助ける。
 ・どう見ても車が来ない場所でも、信号を守る。
しかし美和さん小料理屋の女将・ミサト(野々すみ花)によると「そんなに完璧な人じゃないわよ。いい人になろうとしているんでもない・・・ふふっ」って、どういうこと!?
五百旗頭は久慈のマネをしているだけと話していましたが・・・
久慈社長の肝入りの本「宮沢賢治詩集」を、文芸部時代に五百旗頭が担当していたのですね。

運を貯めるために「常に善い行いをする」事を久慈はポリシーとしているけど、それにはキッカケがあったのですね。
過去に、金を得るために襲った老人(火野正平)から
「運は貯められる。世の中は、足して引いてゼロになる事が出来る。生まれた時に持ってる物に差があっても、札は同じ数だけ配られている。良い事をしたら運は貯まる。悪い事をしたらすぐに運は減る。運を味方にすれば、何十倍も幸せが膨れ上がる。問題は、どこで勝ちたいかだ。自分がどうなりたいか、自分の頭で考えろ。考えて考えて、吐くほど考えて見極めろ。運を使いこなせ」(※方言を標準語に変えました)
と言われてから生まれ変わり、新しく働いていた町工場で「宮沢賢治詩集」と出会って涙し、一生懸命に勉強して大学に行き、「宮沢賢治詩集」の出版社である興都館に就職・・・
家が火事になったのを機に、ギャンブルも酒もタバコも止めて、
「もし運が貯められるのなら、私は仕事で勝ちたい。全ての運をヒットにつぎ込みたい。そのために私は運を貯め続けるのです」と
しまいには「重版出来」のために3,000万円の宝くじをなかった事にするなんて
・・・でも、過去にギャンブル中に火事で家族を失いかけたとか、そういう事があったら分からないでも・・・
いや、私には出来ないかも
家族はもちろん失いたくないし、家族が一番だけど、3,000万円も欲しい・・・・・・

五百旗頭も社長にならって、ここぞという時に勝つために運を貯めていると黒沢心(黒木華)に話している時に、後ろで編集長・和田靖樹(松重豊)が聞いている(聞かされている!?)のが可笑しかったです


今回は、漫画の話が あまり多くなかったのが、少し残念でした。
大塚シュート(中川大志)が また登場して、単行本が出来上がるまでが描かれたのは嬉しかったですけど

単行本が出来るまで・・・
設計図を基に、連載時から加筆修正があれば直していく。
カバーラフ(表紙の元になるイラスト)を描き、それを元にデザイナーさんが装丁デザインを考える。
1話ごとにインクや紙の色を変えると版を変えないといけないため、手間暇含めて1冊3千円位になってしまう。カッコいい装丁にしようと張り切りすぎて高い原価で作ってしまうと、儲けが出ない本は重版をかけてもらえない。
黒字の実績が残らないと、「あの作家は売れない」と会社にレッテルを貼られて次の単行本が出しにくくなるため、新人の単行本を作る時には絶対に重版のかかりやすい本の設計にする。
表紙は、書店で並べられた時に、目を引くものに。

表紙1枚に、かなりの神経が注がれているのですね
来店客の目を引くものにしなければいけないけど、なるべく低コストに抑える必要もあって・・・。
デザイナー・野呂ダイスケ(ヒャダイン)の
「考えて考えて、決められた予算の中で出来うる限り、最大最高の仕事をしろ。常に己に問え、自分の仕事だと胸を張れるものを世の中に送り出せているのか」
という言葉は、色んな仕事にも当てはまりそうですね。


中田伯(永山絢斗)の新人コミック賞の評価は、編集部ではAとDの真っ二つだったけど、
和田の「見た事ないもん載ってるのが、雑誌の面白さだよ!」の鶴の一声で、大賞決定
一方の東江絹(高月彩良)の方は、不穏な空気が・・・。
そして、沼田渡(ムロツヨシ)も、心中穏やかではない様子!?


今回は、色んな話を詰め込め過ぎていてテンポが悪い感がありましたが、
知らない事がたくさんあったので、とても興味深かったです。
←web拍手です。
※これまでの感想
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