フィガロの昼寝

クラシック音楽、カメラ、携帯電話、鉄道等について徒然なるままに綴っていくブログ

バーンスタイン没後20年

2010年12月31日 22時56分27秒 | クラシック音楽
大晦日って事で、今日は、大掃除をしていました。
トイレも綺麗にしたので、ベッピンさんじゃじゃくて、イケメンになれるかな?
植村花菜は、子供の頃からトイレを綺麗にしていたのでベッピンさんになりましたね。
今頃、紅白歌合戦で歌っているのでしょうか?

そうそう、今年は、バーンスタイン没後20年の年でもありました。
バーンスタインと言えば、指揮者として有名なだけじゃなく、作曲家としても有名でした。
多くの人が知っている、ミュージカル『ウェストサイド物語』は、バーンスタイン作曲なのです。
今回は、現代版『ロメオとジュリエット』と言える『ウェストサイド物語』を取り上げるのではなく、年末に相応しいバーンスタイン指揮のベートーヴェンの第9と取り上げます。


今回はジャケットの裏面もアップします。


1989年のクリスマスに行われたベルリンの壁崩壊を記念して開かれた演奏会のライブ録音です。
バーンスタインが没する前年の録音で、CDの発売は没年です。
ジャケット裏面でもわかる通り、バイエルン放送交響楽団をメインに西ドイツ、東ドイツ、アメリカ、イギリス、フランス、ソ連のオーケストラケメンバーからなる混成オーケストラです。
これらの国は、ベルリンの壁崩壊の主役である東西ドイツと第二次世界大戦ヨーロッパ戦線で死闘と繰り広げた主要国です。
ベルリンの壁崩壊の数年前、ベルリン壁と固く閉ざされていたブランデンブルク門(ジャケット表面の写真)を見に行きましたが、私が生きている間に固く閉ざされていたブランデンブルク門が開くとは思ってもいませんでした。
演奏で特に特徴的なのは、第4楽章の歌詞の「Freude」が「Freiheit」に置き換えられている事です。
何故、「Freiheit」なのかは、当時の政治情勢・世界情勢を知っていれば自ずと分かる事なので解説は省略します。

早いもので、ベルリンの壁崩壊から21年、バーンスタインが亡くなって20年が経つのですね。




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