新しいお墓ができ、初めて納骨する前に行う儀式があります。
それは『開眼供養』と呼ばれる儀式です。
◆開眼供養とは
仏像、仏壇、お墓などを新しく使用するとき僧侶を呼んでお経をあげてもらう儀式を指します。
開眼供養を行うことで仏像や仏壇、お墓に神仏が宿る(ご縁がつながる)とイメージしてください。
開眼供養には「心入れ(しんいれ)」「御魂入れ」「入魂式」など様々な呼び方があります。
富山県で多い浄土真宗では「おわたまし:御仏前法要、御入仏法要」などという呼び方がされます。
ちなみに、私は祖父から「心入れ(しんいれ)」と教わっていました。石材店によっても言い方が異なるようです。
◆お墓の開眼供養とは
一般的に新しくお墓を建てたり、古いお墓の大きな修理を終えたあと、ご納骨をする前に開眼供養を行います。
一般的には
赤いロウソクを灯し開眼供養を行う
↓
納骨堂に骨瓶を納める
↓
白いロウソクを灯し納骨の儀を行う
という流れになります。
場合によっては先にお骨を納骨堂に納めておき、開眼供養→納骨の儀を行うこともあります。
これはご住職の考え方によって異なるようです。
ですからご住職に「まず何をすればいいですか?」とおたずねになるといいでしょう。
いろいろご指示いただけます。
◆お供え物について
開眼供養の際にはお供え物を用意します。
ただ、今までの経験からご住職によって「何をお供えするのか」が異なります。
ですから最初にご住職に「何を用意してお供えすればいいですか?」とおたずねになって、その通りにされる事をオススメいたします。
今までの経験から
・日本酒
・海の幸、山の幸
・紅白の丸餅
・お塩
などをご用意されているのを拝見したことがあります。
(これら全てを用意しなくてはいけない、と言うわけではありません。)
またご住職に聞いたところ「石屋さんに聞いて、その通りにしられ」と言われることもあります。
そんなときは私が父や祖父から伝え聞いているものをご提案させていただいております。
◆石屋が伝え聞く『お供え物』について
・日本酒(昔は一升用意していましたが、今は小さなビンでもいいようです。)
・海の幸(寒天、昆布、スルメなど日持ちのする乾物がいいでしょう)
・山の幸(大根、ゴボウ、ニンジン、キュウリなどその時期に採れる野菜で結構です。大きいものは1本、小さいものは袋ごとで大丈夫)
昔から上記のものは外せないと聞いています。(ただし、基本的にはご住職の指示に従ってください。)
お供え物を見ると仏事というよりも神事に近いような気がします。
実際、昔は石屋が引き渡しの儀の際に神道の祝詞を読み上げていたとも聞いています。
◆大切なのは敬意を持って『あいさつ』すること。
私はこれらの儀式を『あいさつ』と考えています。
ご本尊へのあいさつ。
故人へのあいさつ。
ご先祖様へのあいさつ。
『あいさつ』には作法(型)があり、その手順を守ることで「敬意」と「礼節」を示しています。
もちろん、所作に心を込めること、丁寧に行うことも必要です。
余りにもだらしない『あいさつ』は好まれませんが、
形式ばかりの心がこもっていない『あいさつ』も気持ちいい物ではありません。
開眼の儀に際してはお供え物を準備する段階から始まっているとお考えください。
スーパーで買い物をするところから手間暇と気持ちを捧げているのです。
神仏への敬いの心。
命をつないでくれたご先祖様たちへの感謝の気持ち。
故人様へ伝えきれなかった想い。
それらを込めて準備に当たり、開眼法要、納骨の儀をお迎えくださいませ。
開眼法要の時にお墓にサラシを巻くことがあります。
それについてはこちらをご参考ください。
お墓にサラシを巻く理由。開眼供養の時に必要なもの。
富山のお墓レスキュー隊 隊長 亀山龍厳
お墓の疑問質問がありましたら、メールで受け付けております。
ブログでお答えしますね。(個人的なことは伏せて)
→ info☆e1483.com (☆マークを@に変えてください)
自己紹介はこちらです。
Facebookやっています。友達申請大歓迎です。メッセージ付きだと嬉しいです。
ホームページ いい石屋さん.com はこちら
それは『開眼供養』と呼ばれる儀式です。
◆開眼供養とは
仏像、仏壇、お墓などを新しく使用するとき僧侶を呼んでお経をあげてもらう儀式を指します。
開眼供養を行うことで仏像や仏壇、お墓に神仏が宿る(ご縁がつながる)とイメージしてください。
開眼供養には「心入れ(しんいれ)」「御魂入れ」「入魂式」など様々な呼び方があります。
富山県で多い浄土真宗では「おわたまし:御仏前法要、御入仏法要」などという呼び方がされます。
ちなみに、私は祖父から「心入れ(しんいれ)」と教わっていました。石材店によっても言い方が異なるようです。
◆お墓の開眼供養とは
一般的に新しくお墓を建てたり、古いお墓の大きな修理を終えたあと、ご納骨をする前に開眼供養を行います。
一般的には
赤いロウソクを灯し開眼供養を行う
↓
納骨堂に骨瓶を納める
↓
白いロウソクを灯し納骨の儀を行う
という流れになります。
場合によっては先にお骨を納骨堂に納めておき、開眼供養→納骨の儀を行うこともあります。
これはご住職の考え方によって異なるようです。
ですからご住職に「まず何をすればいいですか?」とおたずねになるといいでしょう。
いろいろご指示いただけます。
◆お供え物について
開眼供養の際にはお供え物を用意します。
ただ、今までの経験からご住職によって「何をお供えするのか」が異なります。
ですから最初にご住職に「何を用意してお供えすればいいですか?」とおたずねになって、その通りにされる事をオススメいたします。
今までの経験から
・日本酒
・海の幸、山の幸
・紅白の丸餅
・お塩
などをご用意されているのを拝見したことがあります。
(これら全てを用意しなくてはいけない、と言うわけではありません。)
またご住職に聞いたところ「石屋さんに聞いて、その通りにしられ」と言われることもあります。
そんなときは私が父や祖父から伝え聞いているものをご提案させていただいております。
◆石屋が伝え聞く『お供え物』について
・日本酒(昔は一升用意していましたが、今は小さなビンでもいいようです。)
・海の幸(寒天、昆布、スルメなど日持ちのする乾物がいいでしょう)
・山の幸(大根、ゴボウ、ニンジン、キュウリなどその時期に採れる野菜で結構です。大きいものは1本、小さいものは袋ごとで大丈夫)
昔から上記のものは外せないと聞いています。(ただし、基本的にはご住職の指示に従ってください。)
お供え物を見ると仏事というよりも神事に近いような気がします。
実際、昔は石屋が引き渡しの儀の際に神道の祝詞を読み上げていたとも聞いています。
◆大切なのは敬意を持って『あいさつ』すること。
私はこれらの儀式を『あいさつ』と考えています。
ご本尊へのあいさつ。
故人へのあいさつ。
ご先祖様へのあいさつ。
『あいさつ』には作法(型)があり、その手順を守ることで「敬意」と「礼節」を示しています。
もちろん、所作に心を込めること、丁寧に行うことも必要です。
余りにもだらしない『あいさつ』は好まれませんが、
形式ばかりの心がこもっていない『あいさつ』も気持ちいい物ではありません。
開眼の儀に際してはお供え物を準備する段階から始まっているとお考えください。
スーパーで買い物をするところから手間暇と気持ちを捧げているのです。
神仏への敬いの心。
命をつないでくれたご先祖様たちへの感謝の気持ち。
故人様へ伝えきれなかった想い。
それらを込めて準備に当たり、開眼法要、納骨の儀をお迎えくださいませ。
開眼法要の時にお墓にサラシを巻くことがあります。
それについてはこちらをご参考ください。
お墓にサラシを巻く理由。開眼供養の時に必要なもの。
富山のお墓レスキュー隊 隊長 亀山龍厳
お墓の疑問質問がありましたら、メールで受け付けております。
ブログでお答えしますね。(個人的なことは伏せて)
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