Ambivalent Blog

e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

「オフショアリング」から「ホーム・ショアリング」、あるいは「ホーム・ソーシング」

2004-12-29 | ◆ビジネス
アメリカでの新しい動き。いわゆるインドや中国への業務アウトソーシングを指す「オフショアリング」から、国内のホームワーカーに業務をアウトソースする「ホーム・ショアリング」へというトレンドが生まれつつあるらしい。

"Stay-at-home Reps Stem Offshore Outsourcing" Information Week

つまり、コールセンターをインドへアウトソースせずに、ブロードバンドを利用してホームワーカーの自宅と回線接続することで、コールセンター業務を米国内にある自宅から行わせようというものである。

そうした動きが出てきた要因として、①雇用の海外流出、②サービスレベルの低下が上げられている。また、それを実現するネットワークインフラが整いつつあるというのも当然背景にある。

「ホームショアリング」も、情報管理やサービスレベルの維持など、これはこれで課題をいくつも抱えることにはなろうが、インド系ベンダーにとっては新たな代替手段の登場となる。

日本の高齢者人口も、「ホーム・ショアリング」で活用するのも手かな。

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1 コメント

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出会い系の電話が (maida01)
2004-12-30 00:03:42
米国映画で、出会い系の電話を自宅で受ける主婦の話しがあったように思います。

家事に専念している元OLとか、引退またはリストラされた高齢者なども使えそうですね。

でも、これも現状のサラリーマンの削減案にもなりそうですね。
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