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e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

これぞオンデマンド - Salesforce.com

2004-07-21 | ◆ビジネス
Salesforce.comが16万1千人のユーザーを新バージョンに移行させてしまった。ASP型でないとできない技である。

自分達が顧客を新バージョンのシステムへ移行してもらえるよう四苦八苦しているのと大違いである。うらやましいことこの上ない。それにしても、ASP型サービスでありながら、顧客によるカスタマイザビリティの幅が大きく、またWeb Servicesを活用して顧客側システムとの連携が容易になっているところが、Salesforce.comの大きな特徴である。ここが、かつてのASPと、Web Services時代のASPが大きく異なる点である。

Salesforce.comだけを取れば、企業にとっては業務の一部分をサービスとして利用しているという構図だが、同じようなことが様々な業務分野で起き始めると、まさにサービス指向なIT環境が出来上がることになる。しかし、前回の記事に書いたように、どの分野をサービス化するのかという判断は、単純なものではない。




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