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旺文社「英検参考書」帯広告(合格者の80%以上使う)に警告・数字に根拠なし/警告

2009-06-05 | 通達・お知らせ
教育関連の出版社です。生徒・学生なら疑うことなく購入するでしょうね。
かく言う私も、「そうなんだ」って思ってましたが…


今回、警告で済んだのは、根拠はなかったけど事実でないとも判断できない
からだそうです。



●旺文社「英検参考書」帯広告(合格者の80%以上使う)に警告・数字に
 根拠なし

                               2009年6月2日
                              公正取引委員会


 旺文社(東京都新宿区)が、自社発行の英語検定試験の参考書に
「合格者の80%以上が使っている」などの帯を付けて販売しているの
は景品表示法違反(優良誤認)に当たる恐れがあるとして、公正取引
委員会は2日、同社に警告した。


 公取委によると、警告対象となったのは「英検予想問題ドリル」など
7シリーズ45種の書籍やCD。

同社は2002年12月ごろから、店頭の商品に「英検合格者の80%
以上が使っている」などとうたった帯を付けていたが、実際には合格者
へのアンケートなどは行わず、公取委に数字の根拠を示せなかった。

●株式会社旺文社に対する警告について(公正取引委員会)
 http://www.jftc.go.jp/pressrelease/09.june/090602.pdf

●・別添写し1~3
 http://www.jftc.go.jp/pressrelease/09.june/090602betten.pdf


旺文社によると、同社も06年ごろに、「はっきりした根拠がない」と判断。
改訂をした書籍などから順に「合格者の80%」の帯の使用を見合わせる
ことに決めたが、回収はしなかった。
このため、今年4月に公取委の調査を受けるまで、書店の店頭には
「80%」の帯付きの分が並んでいたという。

●広告表示に関する公正取引委員会からの警告について(旺文社)
 http://www.obunsha.co.jp/files/document/090602.pdf




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