江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

「しょうがない」発言は安倍晋三の本音

2007年07月04日 | 連合
久間防衛大臣が辞任しましたが、反省の色は見えません。

ワシントン3日時事で、次のような配信がありました。
・米政府のジョゼフ核不拡散担当特使(前国務次官)は3日行った記者会見で、米軍による広島、長崎への原爆投下に関し「日本人数百万人の犠牲をさらに出すところだった戦争を終結させたという点で大半の歴史家の見解が一致するだろう」と述べ、改めて正当性を強調した。

原爆投下が戦争終結に役立ったという認識です。
核不拡散を主張する米国は、自分が持つ核兵器だけは「正義の核兵器」だからいいというわけです。

米国が正義の国かどうか分かりませんが、(私はそうは思いませんが)百歩譲って今もしそうだとしても、その正義が永遠だなどと信じる人は一人もいないでしょう。

こんな欺瞞に満ちた自己中心的な思想があるでしょうか。
「自由と希望と民主主義の国」アメリカはこれで世界を牛耳ろうというのです。

そしてこの思想は安倍晋三にも共通するものです。
久間発言は安倍内閣の奥底で息づいている本音が油断から飛び出したものなのです。

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