日本は大丈夫!?

・社会 ・内政 ・国際 ・経済 ・スポーツ

前代未聞 容疑者の妻に訴えられた 和歌山県警 巡査部長はナニを聴いたのか

2012-09-07 15:17:57 | 事件

リンク: 前代未聞 容疑者の妻に訴えられた 和歌山県警 巡査部長はナニを聴いたのか - 速報:@niftyニュース.

前代未聞 容疑者の妻に訴えられた 和歌山県警 巡査部長はナニを聴いたのか
   2012年9月7日(金)10時0分配信 日刊ゲンダイ

 警官は他人の性生活にどこまで踏み込んだのか――。あくまで「参考人」として和歌山県警の事情聴取にのぞんだ女性(31)が、取調官の男性巡査部長を「特別公務員暴行陵虐致傷」の疑いで、刑事告訴した。夫との性生活を根掘り葉掘り聴かれ、ストレス障害をわずらったというのだ。

「女性の夫は今年1月、酒に酔って飲食店の女性従業員の体を触ったとして強制わいせつ容疑で和歌山西署に逮捕されました。夫は否認し、妻の女性は2日後に参考人として出頭。その際、巡査部長から夫との性生活を執拗に聴かれたと訴えています」(捜査事情通)

 夫の事件は2月に否認のまま示談が成立。告訴は取り下げられたが、妻は聴取後にうつ状態や睡眠障害に陥り、8月に心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。ここまで女性を追い込むほど、問題の警官はどれだけエゲツないことを聴いたのか。

「普段、夫が酔ったときの様子を聴いていたが、突然『性生活について聴きたい』と切り出したのです。『どうやって始まるのか』『どんなふうにするのか』などと質問は徐々に具体性を増し、女性が嫌がると、『旦那さんのためになるから』と説得。結局、夜の営みのペースや性生活の満足度などをネチネチと事細かに聞き出したのです」(捜査事情通)

 ところが、出来上がった調書には女性が恥を忍んで語ったエピソードが、ほとんど記載されなかった。女性の代理人弁護士は「質問は口に出すのもはばかられる卑猥(ひわい)な内容です。警官は夫が逮捕されているという逆らえない状況を悪用した」とカンカンだが、県警サイドは我関せずだ。

「どの警官も、あの程度の内容はどんな参考人にも聴いているという態度で、とりわけエロい質問を浴びせたという自覚はないのです。それにしても、容疑者が取り調べで暴行や暴言を受けて告訴する前例はありますが、参考人の告訴は極めて異例。警官がどんな女性にもズケズケと性生活を聴くのが当たり前の体質なら、今回のようなケースは増えるばかりです」(捜査事情通)

 オマワリの“役得”は、もはや許されない時代である。

(日刊ゲンダイ2012年9月4日掲載)

警察で「夫との性生活しつこく聞かれた」と告訴
 
 強制わいせつ容疑で夫(49)が和歌山県警に逮捕され、参考人として事情を聴取された女性(31)が、夫との性生活についてしつこく聞かれて精神的な苦痛を受けたとして、男性巡査部長を特別公務員暴行陵虐容疑で地検に刑事告訴していたことがわかった。

 代理人の弁護士らによると、夫は1月25日、和歌山市内で酒に酔った状態で飲食店の女性店員の体を触ったとして強制わいせつ容疑で和歌山西署に逮捕された。女性は同27日、参考人として事情聴取を受けた際、巡査部長から、当日の夫の状況などのほか性生活について質問されたという。夫は2月、否認のまま店員と示談が成立し、告訴が取り下げられた。

 同県警は「内部調査の結果、取り調べは適切で問題はなかったと判断している」とした。

(2012年9月4日07時17分 読売新聞)

 

 

 


最新の画像もっと見る